昨日3年生でも研究授業が行われました。同日同中身で3クラスで公開されましたが、私は3時間目の1組を参観させていただきました。
驚いたことに、3年漢文のところで「白文」にチャレンジしていました。
「人無遠慮、必有近憂。」何となく『遠慮』の語源であることは、予想に難くありませんが、これに返り点や送り仮名を付けるとすると・・・
高校時代に戻り、ちょっとお考え下さい。
答えは
書き下し文(漢字仮名交じり文)に直すと、
「人にして遠く慮(おもんぱか)りなければ、必ず近くに憂ひあり。」となるのでしょうか?
『孔子の言葉で、「目先の事にとらわれて先の先まで考慮しなければ、必ず身近な所から禍(わざわい)が起こって来るものだ」と。の意味でしょうか。』
これをどう読み、どう返り点や送り仮名を付け、どう書き下すのか?それを、各班ごとに『学び合い』にてチャレンジした1時間でした。
難しい中身ではありますが、漢詩・漢文をすらすら読めたときの快感ってありましたよね。文責:真船