最新更新日:2024/05/24
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第1ステージ キーワードは『仲間づくり』

7月 全校集会

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 7月になりました。先週中体連の壮行会が開催され、凛凛しい3年生の姿と1,2年生の熱い応援に感激しました。2日には野球部の中体連が始まりましたが、18対5で快勝し、さい先よいスタートを切ってくれました。9日以降本格的に始まります。今までの練習の成果を存分に発揮してほしいと思います。
 さて今日は中体連に望む姿勢として先日読んだ宮本武蔵について話をしようと思います。きっとみんなも聞いたことのある名前だと思います。「バガボンド」という名前の漫画にもなっている人ですね。宮本武蔵は江戸時代が始まるころ岡山県で生まれました。徳川家康や豊臣秀吉らが活躍していた頃です。二刀を用いることで有名で水墨画も描きました。13歳で最初の決闘を行い、29歳であの有名な巌流島で佐々木小次郎と決闘をしています。数々の決闘をするが一度も負けたことはないといいます。その後行方が知れなくなりましたが約30年後、熊本で洞穴にこもって座禅修行をするようになり、死の直前60歳ぐらいで『五輪書』を書くことになります。この本の中で二つ興味のある部分があったので今日はその話をしようと思います。
 まず一つめは『平常心』ということです。心に意識したり、執着したりすることがなく、自然に身体も手も足も動いていくとき、その名人の心は無心であり、平常心といいます。修練に修練を重ね、合理的で美しい動作で次々とポーズを決めていくと満足感で一杯になっていき、一層動作がリズムに乗ってきます。スポーツ選手が実力以上の成績を上げるのはこんな時です。武蔵の”平常心”は、何時でもすぐこの状態に持っていけるようにしておくことです。体の姿勢として顔はうつむかず、あおむかず、まげず目を動かさず、額にしわを寄せず、眉の間にに皺をよせず、目の玉を動かさないようにして、瞬きをしないような気持ちで、相手に対する必要があるということである。
 もう一つは目には「観」の目と「見」の目があるということです。「見」の目はどちらかというと自分の好きなことはよく見える。関心のないものは目に入らない傾向があります。それに対して「観」の目は心で聞くということです。心は臍下丹田にある。おへその下あたりの場所になるようですが、この丹田で相手の気の動きを聞く。聞くのであるから見る必要はない。内なる心で相手の動きを感じてみることが「観」であるそうです。こうしたことから身近な動きにはとらわれず、それを離してみることが最も大切である。敵の太刀の動きを知るが、動きに惑わされることがない様にするのが大事だそうです。
 さあ、どっしり構え心の目で相手を見てしっかり戦ってきてください。みんなの健闘を期待しています。

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