心の奥に触れて(1年)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 主人公のおおかみは一本橋の上で、うさぎやたぬき、きつねなど自分より体の小さい動物達に、「おれが先にわたるんだ。どけろ、どけろ」と意地悪をします。ある日、一本橋に体の大きなくまがやってきます。おおかみは慌ててくまに道を譲ろうとするのですが、くまは「こうすればいいのさ」と言って、おおかみを抱き上げ反対側にそっと移動してあげます。 子ども達は、抱き上げられて、そっと移動してもらったときの、おおかみの気持ちを考えていました。 「うれしいって きもち。」 「うれしい。ありがとう。」 と、一人一人感じたことを伝えていました。すると、一人の子が、 「こんどは、うさぎさんたちにも やさしく するからね。」 と発言を付け足しました。教材に書いてある言葉ではありません。自分で考えたものです。 登場人物の気持ちを考えながら、無意識に自分の気持ちを重ね、伝えるところが、道徳科のおもしろいところ。その子の心の奥にある、温かい気持ちに触れた気がして、とてもうれしかったです。これからも週に一度の道徳科を丁寧に積み重ねていきます。 |
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