登場人物になりきって考えました(1・2年)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 主人公のおおかみは一本橋の上で、うさぎやたぬき、きつねなど自分より体の小さい動物達に、「おれが先にわたるんだ。どけろ、どけろ。」と意地悪をします。ある日、一本橋に体の大きなくまがやってきます。おおかみは慌ててくまに道を譲ろうとするのですが、くまは「こうすればいいのさ。」と言って、おおかみを抱き上げ反対側にそっと下ろしてあげます。 今日は、校長先生がくま役になってくれました。おおかみ役の子ども達は、抱き上げられて、そっと下ろしてもらった後に感じたことをおおかみの気持ちになって伝えていました。 「くまさん。ありがとう。やさしくしてくれてうれしかったよ。」 「こんどは、うさぎさんたちにも やさしく するからね。」 その場で即興的に感じたことを伝えるので、子ども達は演じながらも自分の思いを自然と伝えることができます。これを「役割演技」と言います。 登場人物の気持ちを考えることは、低学年にとってはなかなか難しいものです。こんな温かい気持ちを言葉にできるようになったのも、4月から毎週1回の道徳科を積み重ねてきたからこそだと思います。 子ども達の「心の根」がしっかりと育っていることを感じました。 |
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