携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【半田・有脇小】情報モラルの学習

 6年生ともなると、社会科や総合的な学習の時間にインターネットを使う機会が多くなる。手軽に知りたい情報を入手することができ、また映像も豊富でわかりやすい。しかし、その情報をうのみにしたり、コピー機能を安易に使って編集したりする児童も見られ、今一度情報モラルについて確認する必要性を感じた。
 そこで、7月7日にコンピュータ教室にて、情報モラルを学ぶためのサイトを利用して学習した。事前に、「情報モラルクイズ」(インターネット編・メール編)に挑戦させ、その答えを確かめよう、という目的意識をもたせて行った。自分が正しいと思い込んでいたことが、実は情報モラルに反することだったことを知って、驚きの声を上げながらの授業となった。特に、著作権に関するモラルやコンピュータウィルスに関するモラルで、間違った知識をもっていた児童が多かったため、全体指導の場面で特に取り上げて指導した。
 また、知識としてはわかっているが、実際にチェーンメールを送ってしまったり、相手の気持ちを害する言葉をメールに使ってしまったりすることもあるため、具体例を挙げながら全体指導を行った。
 情報モラルを学ぶサイトは、アニメを使いながらわかりやすく個人で学習を進めることができるものが多く、経験の多少による個人差に対応できてよかった。しかし、それだけでは情報モラルの知識を得ることはできても、実際に児童に起こりうる場面に対応できる術を身に付けたことにはならない。やはり、具体例をあげながら、担任が全体指導を行うことは必要であると感じた。
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【北名古屋・鴨田小】インターネット・携帯電話の約束

 本校では、各教科の調べ学習や総合的な学習の時間にインターネットを多く利用しています。5・6年生では、家庭でもインターネットを利用する児童が増えています。学校では、サイトに制限があり、危険性を感じることはあまりありませんが、ゲーム性のあるものやおもしろそうな映像にはすぐに接続しようとするなど、児童にインターネットに潜む危険性への認識が浅いと感じることが多くあります。そこで、家庭での利用も考え、1年生から6年生まで「インターネットの約束」の時間を設け、年間を通して計画的に情報モラルの指導をしています。
 さらに、最近では携帯電話でインターネットを利用する児童が増え、携帯電話でのマナーや危険性を指導する必要を感じ、まず保護者から知ってもらおうと「安心ネットインストラクター」による携帯電話の講座を実施しました。携帯電話の利点・欠点から始まり、ペアレンタルコントロール(注意・見守り・指導)について話をしていただきました。学校でも、さらに正しい情報を判断する力と正しい使い方を身に付けさせていこうと考えています。
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【知立・知立南小】モラルをまもってインターネット

 小学2年生の児童にインターネットを使うことがあるか調べたところ、半分以上の児童が利用していました。中には、保護者がいなくても、自分だけでゲームをしたり、いろいろなサイトを見たりしている児童がいる実態もわかりました。しかし、インターネットを使うときに、気をつけていることがあるという児童はあまりいませんでした。
 そこで、2年生では、「さるおくんとまなぼう」という低学年向けのサイトを利用して、知的所有権・個人情報漏洩・セキュリティ・有害情報などについて学習しました。
 知的所有権については、友だちが作ったキャラクターを勝手にまねしてポスターを描いてしまったために、まねした人もされた人も嫌な思いをすることを学びました。また、セキュリティでは、自転車の鍵の番号が人に伝わったために自転車を盗まれてしまったという身近な例から、生活の中で注意すべきことを学び、さらにネットを利用する上でのパスワードの大切さについて知ることができました。
 「今まで気にしなかったけど、これからは気をつけてコンピュータを使いたいです。」「パスワードは、人に話してはだめだとわかりました。」といった反省がたくさん聞かれました。

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【北名古屋・天神中】情報モラル実践教室

 全校生徒、職員、保護者(希望者)を対象に「情報モラル実践教室」を実施しました。講師として、NTTドコモの方をお招きしました。
 前半は、携帯電話にまつわるトラブルをドラマやスライドを使ってわかりやすく説明していただきました。中学生は、ちょうど携帯電話を持ち始める頃の年代であるため、携帯電話の怖さ、危険さを知るよい機会になりました。また、生徒の感想の中に「親に携帯を買ってほしいと言っていましたが、もう少し大人になって、よいことと悪いことの区別がはっきりできるようになってからでもいいなと思いました」とあるように、携帯に対する意識の変化が見られました。最後に、トラブルから身を守る機能について教えていただきました。後半は、保護者と職員を対象にフィルタリングサービスについて話をしていただきました。携帯電話を使ったインターネットの利用について、生徒と保護者の意識の違いに着目し、「ホワイトリスト方式」や「ブラックリスト方式」といったフィルタリングサービスや、時間帯でインターネットの利用を制限する方法もあることを教えていただきました。
 今回の実践を機会に、生徒、保護者、職員の携帯電話に対する意識が変化し、携帯電話によるトラブルに巻き込まれないようにしていけたらと考えています。今後も、こういった学習の機会を定期的にもちたいと思っています。
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【岩倉・岩倉東小】「事例で学ぶNetモラル」を教材にした授業実践

 岩倉市立岩倉東小学校では、5年生を対象に情報モラルの授業を行った。
 授業前にクラスで簡単なアンケートを行った。全員がインターネットを使ったことがあり、3分の2の子どもたちは、家でもインターネットを使っていると答えた。インターネットは、子どもたちにとって身近な存在になっていることと、使用頻度も増えていることも分かった。
 本時は、事例で学ぶNetモラルの「わたしのWebページ」について学習した。映像クリップを見て、ホームページに載せてあるものを勝手にコピーして使ってしまうことと著作権について、気をつけることやこういうときにはどうすればよかったかなどをクラスで話し合った。映像クリップを見ながら、子どもたちから「だめだよ。」「えー」「それはちょっと」などつぶやきの声が多く出た。
・インターネット上にある写真やイラストは、無断で使ってはいけない。
・人が作ったイラストや人の写真を使うときにはそれぞれ許可を得る必要がある。
・総合的な学習の時間や社会の調べ学習では、イラストや文章を使うときは、ホームページの名前やホームページのアドレスを書くこと。
・ほかの人が作ったイラストやほかの人がとった写真は勝手に使われないように法律で保護されている。
の4点をまとめとした。
 情報教育年間計画にそったNetモラルの授業を通して、インターネットを使い、楽しむことはいいことだが、気をつけないといけないことがたくさんあることを今後も伝えていきたい。

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【瀬戸・陶原小】 「ネチケット」の学習

 インターネットがどの家庭にも普及し、児童も普通に利用する時代となった。また、小学校高学年では携帯電話を持つ児童の割合が年々増えつつある。インターネットや携帯電話に関わる問題は今や中・高生に限ったものではなく、小学校高学年においても深刻な問題となりつつある。便利さの反面,様々な問題点があることを知らずに利用していくと,気づかないまま危険に近づいてしまっていることがある。
 6年生では、携帯電話やインターネットの利用について実態調査を行い、その結果に基づいて、ネットモラルに関する学習を計画している。今回6年生ではネットを使う上での注意やモラルについて、「ネチケット」というテーマで学習をした。「ネチケット」として「個人情報は漏らさない」「ネット上の嘘の内容に注意」「ウィルスの感染に注意」「ユーザーIDやパスワードは教えない」「携帯ばかりに頼らない」等の内容をクイズ形式で楽しみながら学習していった。児童達は分かっているつもりになっていたが、ウィルスの感染問題やユーザーIDやパスワードの悪用にまでは考えが及ばなかったようである。また、ケータイ依存症と呼ばれる問題はどんなことなのかにも関心を示していた。
 2学期にはNTTドコモの「ケータイ安全教室」を実施し、携帯電話利用のマナー、利用上の問題点等について学習を深める予定である。
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【春日井・西藤山台小】コミュニケーションの達人になろう

 5年生「道徳」の授業での実践です。クラスの児童の実態を受け、メールの送受信を疑似体験する中で、文字だけによるコミュニケーションの難しさや言葉のはたらきの大切さを考えさせることをねらいました。
 携帯メールなど文字だけによるコミュニケーション手段は、表情や声を伴わないために、ともすると正確に思いが伝わらないことがあります。「言葉を省きすぎたメール」と「感情的で攻撃的なメール」を資料として取り扱うことで、そうしたデメリットを子どもたちにとらえさせました。さらに、それらを適切に修正したり、うまく返信文を作ったりすることを通して、相手を傷つけない思いやりのあるコミュニケーションについて考えました。
 話し合い活動の中で、もっとよいメールの文面を作ろうという姿勢や班内の意見をうまくくみ取りながらまとめていこうとする姿勢がよく見られ、子どもたちは意欲的に授業に参加できていました。子どもたちが作り上げた文面を見ると、思いやりのある返信が作られており、言葉のはたらきの大切さを知ることができたと思います。

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【小牧・北里中】サイバー犯罪対策講習会

 7月20日(火)愛知県警察の方をお招きし「サイバー犯罪対策講習会」を行いました。夏休みを目前に、子どもたちが携帯電話やインターネットを使う上で被害者や加害者にならぬよう、1時間のお話をいただきました。
 著作権を侵害したとして、約19億円の損害賠償が請求された事例や、オンラインゲームでのトラブル、出会い系サイトを利用したときのトラブルなどを具体的に挙げて説明していただきました。生徒は事例の紹介を通して、携帯電話やパソコンを考えなしに使うと、思いもしないような事態が起こりうるということを痛感したようです。
 教員ではなく、警察の方が話してくださることで、生徒は普段より緊張感を持って講習会に参加していたように思います。中学生がサイバー犯罪に巻き込まれることのないよう、健全な夏休みを過ごしてほしいと願っています。
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【岡崎・六ツ美北部小】メールの利用

 5年生の保健の授業で、不安や悩みの対処について学習しました。そこで「人に相談する」という意見が出ました。そして、相談の仕方について、直接言う、電話、手紙、メールの中でどれがよいかという話になり、Web教材「事例で学ぶNetモラル」の中から「メールの利用」について授業を行いました。
 子どもたちは、「直接言えないことも、手紙やメールなら言える」「連絡などがとても簡単にできる」とメールの良さを学ぶとともに、それだけではないことも知りました。授業の感想では、「文章だと上手に伝えられないと、かえって相手を傷つけてしまうかもしれない」「相手の顔が見えないから相手が嫌がっていてもそれに気が付けない」などメールの不便さや怖さも実感することができました。
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【刈谷・依佐美中】保護者・生徒を対象にした情報モラル向上の取り組み

 依佐美中学校では、数年おきに保護者を対象とした「ケータイ安全教室」を実施しています。近年、携帯電話を媒体とした犯罪に子供たちが巻き込まれる事件が増えています。また、携帯電話を持つことで犯罪の加害者になってしまうこともあります。「うちの子に限って…」という思い込みを廃して、実際にどのようなトラブルが身の回りで起きているのかを、具体例をもとに保護者に伝えています。
 また、2年生を対象に「正しい情報の活用の仕方」を技術科の授業で実施しました。本校の生徒も2年生になると携帯電話の所有率が高くなっており、自分のプロフやブログを開設している生徒も少なからずいます。安易に情報を公開することがどのようなトラブルを生むかを、グループでの話し合いを通して考えました。また、着うたなどのダウンロードについても、「タダでできるならその方が良い」と考えている生徒も多くおり、著作権の侵害によって多額の賠償請求をされる可能性があることも学習しました。
 授業後には、「何の気なしに自分のことを公開していたけど、不特定多数の人が見ていると思うとやっぱり怖いと思った」「着うたなんかはタダが当たり前と思っていたけど人の作品なんだから勝手に使うのは泥棒と同じだということが分かった」という感想を持つ生徒が多く見られました。
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【弥富・弥生小】情報モラル教室で学んだこと

 ケータイを安全・安心に使うために守らなければならないマナー・ルールについて、KDDIの協力のもと、5・6年生を対象に「情報モラル教室」を行いました。
 小学校6年生の一人の少年がはじめてケータイを持ったうれしさから、ゲームやメールにはまり、数日後高額な請求がきたり、知らない人からメールがきたりしたというトラブルの紹介から始まりました。図書室や映画館ではなぜ電話をかけてはいけないのか、自転車に乗りながらケータイを使うとどんな危険があるのかなど、分かりやすく説明をしていただきました。
 特に、なぜ本屋さんで読みたいところだけ写真をとってはいけないのかという点については「肖像権」のことも合わせながら丁寧に説明をしていただき、子ども達も熱心に聞き入っていました。また、メールのルールとマナーでは、チェーンメールの実態の話を聞きました。知らないメールに安易に返信をしてしまうと、相手にメールアドレスが分かってしまうということを聞き、気を付けなければいけないことを再認識しました。
 今回の話を聞いて、「情報モラル」について真剣に考える機会になればと思っています。
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【岡崎・下山小】「個人情報を守る」の授業を行いました。

 子どもが家にいる時間の増える夏休み。不審な電話などの危険も増えると考えられます。そこで、下山小学校の3・4年生は、Web教材「事例で学ぶNetモラル」を活用し、「個人情報を守る」の授業を行いました。
 子どもに迷惑電話について知っているかと尋ねると、半数は「知らない。」とのことでした。映像クリップを見て、個人情報にはどのようなものがあるのかを考えました。名前や電話番号などの個人情報を教えてしまうと大変なことになることがあることを、映像を通して子どもたちは学ぶことができました。最後に個人情報を守るためには、どうすればよいのかを話し合う中で、子どもたちからは「知らない人には個人情報を教えない。」「大人に代わってもらう。」「知らない電話番号には出ない。」など、個人情報を守ろうとする意見がでました。

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【南知多・豊浜中】保護者を交えた情報モラル教育

 本校では、6月23日(木)に、全校を挙げて情報モラル教育に取り組みました。
 5時間目は、望ましい生活習慣や友人関係にスポットをあて、情報モラルに関わる道徳の授業を全クラスで行いました。授業は、携帯電話などをどのように取り扱うのがよいか考えるよい機会となりました。また、保護者にも参観を呼びかけ、家庭の理解や協力を得る機会としました。
 6時間目は、愛知県警察本部のサイバー犯罪対策室から講師の先生をお招きし、講演会を行いました。携帯電話を使う際に、被害が想定される場面での対処の方法を、DVDの動画などを交えながらわかりやすく教えていただきました。

 以下は生徒の感想の一部です。
・フィルタリングなんてなくていいのにと思っていましたが、DVDを見て、フィルタリ ングの必要性に気がつきました。
・講師の人の話を聞いて、携帯電話一つでとても怖いことが起こることがわかりました。変なメールや変なサイトには絶対関わらないようにしたいです。

 今後も生徒の身近な問題として情報モラル教育に取り組んでいきたいと考えています。

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【岡崎・北野小】 「4年 肖像権について」

 毎年年度始めに、全家庭に向けて、学校新聞などに子供たちの写真などを掲載してよいかどうかを尋ねるプリントを学校から出し、承諾を取っている。そのプリントを配布しているとき子供たちの中から「どうして写真を載せるのに許可がいるのか」という疑問が出された。そこで、「事例で学ぶNETモラル」の中の「一枚の写真」という題材を使い、肖像権について学習した。
 他人が写っている写真を使うのに許可が必要であるという意識が全くなかった子供たちにとって、無断で写真を使われ悲しい思いをする女の子の映像が映し出されたときには驚いていた。と同時に、女の子のつらい気持ちを考え、どうしたらよいかということを考えるよい機会となった。

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【岡崎・竜南中】情報モラル実践

 約4割の生徒が携帯電話を所有し、多くの家庭でインターネット環境が整っている。授業の初めに携帯電話の良く使う機能についてのアンケートを行うと7割の生徒がメールを利用するということがわかった。そこで、岡崎市教育ネットワークのNETモラルチェックシートを活用して、安全に携帯電話を活用できているか調べた。その後、生徒たちがサイバー犯罪に巻き込まれないためにネットモラルについて学ばせた。岡崎市教育ネットワークのNETモラルを利用して自分の興味のある「携帯電話のメール」や「掲示板の利用」、「インターネットの安全な利用」についてのクリップを閲覧して学習を行った。


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【小牧・桃ヶ丘小】責任ある発信と受信

 本校では、情報モラル授業の重要性を全職員で共通理解した上で、道徳の年間カリキュラムの中に組み入れ指導しています。
 今回は、5年生の各クラスでの実践の中から、映像資料を利用した、情報発信・情報受信についての授業についての報告です。本校5年生では、携帯電話の所持率はまだ1割程度ですが、今後利用者が増えることは確実であろうと思われます。そのため、責任ある発信、受信について考えさせる必要性があると考え、身近なものとして実感しやすい映像資料「春野家ケータイ物語」を使用しました。携帯電話やインターネットに限らず、「自分が何か人に伝えるときには」「自分が誰かから何かを伝えられるときには」という観点で授業を行い、その中でインターネットの特性と合わせて考えさせる場面をもうけました。
 授業を終えて児童からは、「人に何かを伝えるときには、自分で責任をもてる内容でないといけない」とか、「人から言われたことをすぐに信じてはいけない」とか、「インターネットの世界では、情報があっという間に広がってしまうから気をつけなければいけない」といった感想が出されました。
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【あま市立正則小】 「ネット社会を歩く(Eメールを発信しよう)」

 1学期、本校6年生はネット社会の情報モラルについて学習しました。まず、電子黒板で提示した教材により、コンピュータウイルスやチェーンメールなど、Eメールを送受信するときに注意することを話し合いました。児童は、「メールの送受信だけで、いろいろな問題が起こるのがわかった」「ちょっとしたいたずらのつもりが、取り返しのつかないことになるので、メールは怖い」などの感想をもちました。
 次に、Eメールの作成について学びました。コンピュータを利用したメールは、多くの人に一斉に送信でき、とても便利なツールですが、送信文は相手に不愉快な思いを与えない表現に心がけ、前文(書き出し)、本文、末文というわかりやすい形式にしなければならないことを知りました。
 最後に、校内用のメールシステムを利用して、実際にEメールを送受信しました。児童は、アルファベットでの入力に戸惑いつつも、「送信したメールが、とても速く相手に届いたのでびっくりした」「友達からたくさんメールが届いたので、返信するのが大変だった」と、Eメールを楽しんでいました。この授業は、公開授業であったため、保護者の方も熱心に参観していました。
 この学習を通して、児童たちはメールのルールやマナーに対する意識を高めることができました。
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【一宮・浅野小】情報モラル授業(怪しいメール・添付ファイル)

 子どもたちは家庭でパソコンに触れる機会を多く持っている。また、携帯電話を所持するようになり、メールに触れる機会が増え始めている。そこで、メールに潜む危険について考えてみることにした。
 本時は、情報モラル教育推進の手引きに掲載されている「あやしいメール・添付ファイル」の授業モデルの流れに沿い、授業を進めた。実際に経験したことがなかったり、昨年度、携帯電話講座で学んだりしていて、予想する段階で、ウィルスや架空請求の話が出てきていた。擬似体験版を操作するときには、「本当にクリックしていいの?」「登録していいの?」などの言葉が聞かれた。クリックして出てくる様子に、驚きの表情を見せたり、納得顔をしたりしていた。最後に、怪しいメールにある添付ファイルはクリックしない、または何かあったら大人に相談することを確認した。
 今後も、情報モラルに関する授業を継続的に行い、情報モラルのルールやマナーの向上を図りたいと考えている。

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【犬山市・城東中】安全教室を実施しました。

 インターネットや携帯電話で思わぬトラブルや犯罪に巻き込まれないために安全教室を実施しました。

 1年生で、「インターネット」や「携帯電話」を使用して起こったトラブルや犯罪に巻き込まれないための道徳授業を実施しました。日本ネットワークセキュリティ協会が制作した「小中学校のためのインターネット安全教室」のVTRを見て、使用するときのマナーやルール、危険性などをクイズを解きながら分かりやすく学習しました。
 生徒の感想には、「特に今必要だとは感じていないが、持ったときには気をつけて利用したい。」「良い面と悪い面を見極めて利用していきたい。」「必要なとき以外、使わないようにしたいと思った。」「ブログなどに個人情報をむやみ載せないようにしたい。」など携帯電話はまだ早いと感じている生徒がいる反面、携帯電話のルールをしっかり守って使っていきたいという生徒の感想も多くありました。
 インターネットや携帯電話が当たり前のように生活に入り込んでいる現在、本校では正しい使い方をこれからも継続的に指導していくことで、今後生徒がトラブルや犯罪に巻き込まれないようにしていきたいと思います。

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【豊橋・津田小】「個人情報を守るためにはどうしたらよいか」について学習しました。

 本校5年ろ組では,情報モラル学習ソフト「Netモラル」を利用して,「個人情報を守るためにはどうしたらよいか」について学習しました。
 普段,本学級の子どもたちの会話を聞いていると,会話の中に多くの個人情報が含まれていることに気づかされます。また,高学年になり,通信機器を自分で扱う機会が増えることも予想されます。そこで,今回総合的な学習の時間に個人情報の扱い方と大切さについて学習することを考えました。
 はじめに映像資料を視聴しました。内容は,保護者が留守中に,突然,警察を名のる男の人から電話がかかってきて,「友だちが交通事故にあったので,あなたの知っている友だちの連絡先を教えてほしい」と言われて教えてしまい,その後友だちの家に不審な電話がかかってくるというものでした。
 次に,映像資料をもとに二つの点について話し合いました。
 一つ目は,『個人情報には,どのようなものがあるか』についてです。
子どもたちからは,「名前」「住所」「体重,身長」「パスワード」「生年月日」「暗証番号」「血液型」などがあがりました。予想よりも「個人情報」について知っている子が多かったのですが,「どうして体重,身長,血液型も個人情報なの?」といった意見も出されました。そこで,体重,身長,血液型だけではあまり重要な個人情報ではないが,「名前」などの他の「個人情報」が合わさると重要な「個人情報」になり得ることを学習しました。
 二つ目は,『もし警察と名のる人から電話があったらどうするか。』についてです。
子どもからは,「お母さんがいないときには電話にでない」「おかしいと思ったら電話を切る」「教えない」「だれが交通事故にあったのかを詳しく聞く」などの意見が出され,子どもたちなりに個人情報の扱いに注意しまうという気持ちになったことがわかりました。
 今後も情報の取り扱い方について正しい知識を持ち,的確な判断ができるように計画にもとづいた学習が必要であると感じました。

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