携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【県立豊野高等学校】教科「情報」での取組

 本校では、第1学年の2学期に教科「情報」の中で、情報モラルの授業を実施しています。おもな内容は次のとおりです。
(1) 電子メールの実習では、メールサーバを教室内に設置してメールの送受信をしながら、メールのマナーや個人情報の保護、チェーンメールやスパムメール・架空請求への対処法、コンピュータウィルスへの対応等を学習します。
(2) 警察庁の情報セキュリティ対策ビデオを視聴して、サイバー犯罪の恐ろしさを知り、ネット社会に生きる者として常に新しい犯罪が身近にあることを意識しなければいけないことを学習します。
(3)著作権についてクイズ形式で、著作権を守る意義とどのような場合に著作権法違反になるかを学習します。
 さらに、生徒は「ケーススタディ情報モラル」(第一学習社)の副教材を購入していて、随時情報の授業で使用したり、実社会で困ったことがあった場合に利用できるようにしています。

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【県立豊田南高等学校】教科「情報」における取組

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 教科「情報」の中での取組例を紹介します。
(1)ビデオ教材の利用
 携帯電話の利用モラルに関するビデオを見せ、その感想をお互いに確認して授業を展開しています。携帯電話は身近なものなので、多くの生徒が興味・関心をもってしっかりと取り組んでいます。
(2)「チェックシート」の活用
 約20項目に「1:該当する」「0:該当しない」「2:わからない」の3択で答えるものです。およそ5分で終わり、集計結果を即時フィードバックして確認をしました。この中で、迷惑メールへの返信はしないことや、不審なメールの中にあるリンクはクリックしないことなどは、意識が高いとわかりました。それに対して、ファイアーウォールや修正パッチの適応など、あまり聞き慣れないものには、わからないと答えた生徒が多いとわかり、これらをより意識させていくきっかけとなっています。

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【県立豊田高等学校】「著作権Q&A100」

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 「著作権Q&A100」と題し、本校二年生を対象に高校生として知っているべき知識を確認できるような問題を100問作成しました。
 はじめに情報Bの授業において、著作権に関する知識を確認し、難しい用語の説明では具体的な例を数多く示し理解しやすいように工夫しました。その中で、CDやDVDの作成に関する例では、生徒も関心が強く真剣な表情で説明に耳を傾けている姿が印象的でした。
 次に、○×で解答できる問題を100問解かせました。「テーマパークのお城を背景に撮影した写真をブログに載せたことは著作権に違反するか」など身近な問題のため、生徒は楽しみながら知識の確認をしていました。
 今後、生徒は冬休み課題としてもう一度問題を解きます。繰り返し問題に触れることにより、知識が定着することを期待しています。

【県立豊橋南高等学校】保護者会を利用した取組

 本校では,普通教科「情報」の授業を一年生で実施しており、生徒には日ごろからインターネットのさまざまな危険性について警告を発しています。しかし、現実に起こった問題やトラブルへの対処に遅滞が生じることは許されないので、やはり保護者の理解と協力が必要になります。
 現実に起こっていることと対処の方法についての具体例はたくさんありますが、すべてを紹介することはできません。そこで、機会をとらえて啓発活動を進めるために、11月11日,12日,13日の保護者会でも愛知県教育委員会発行のパレット等の資料を配付するとともに、家庭でもできることを一緒に考えてみました。

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【県立豊橋西高等学校】情報活用コースでの取組

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 平成21年10月16日(金)に豊橋創造大学の今井正文教授をお招きし、本校情報活用コース3年生20名に対して、「情報とモラル」をテーマに講義をしていただきました。
 情報化社会においてインターネットを上手に利用するには、ハードウェア・ソフトウェアに対する理解が必要です。つまり、電子メール、Webページ、ファイル転送、ストリーミング、IP電話、リモートログインなどがあり、生活、遊び、仕事、学習にどのように生かすかが情報化社会を生き抜く「カギ」です。
 現在、ネット社会における課題は、不正アクセスや未成年のネットアクセス問題、詐欺行為、ファイル共有ソフト問題、サイバーテロ、情報規制、閲覧など多岐に渡ります。プロフでの犯罪は、殺人、殺人未遂まで発展しています。面と向かって話せないことを記述しない、個人情報や写真をむやみに公開しないなどの注意が必要であるなど、具体例を示されながら分りやすく説明してくださいました。


【愛知県立豊橋工業高等学校】サイバー犯罪防止教育

 本校では、ほぼ100%の生徒が携帯電話をもっています。しかし、携帯電話の中に潜む、インターネット上の諸問題を意識せずに安易な使い方をする場合があるので、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。携帯電話は大変便利な器機ですが、インターネットへの接続がボタン1つで簡単にできることから、掲示板やブログ等の書き込みによって個人情報が流出したり、トラブルに巻き込まれ、被害に遭ったり、加害者にも成りうるという危険性があります。
 そこで、平成19年度から愛知県警察本部の「サイバー犯罪対策室」の方に依頼して、1・2年生を対象に講演会を実施しています。 また、4月当初に「サイバー犯罪に注意を!」プリントを教室に掲示し、携帯電話やインターネットでのトラブルに巻き込まれないよう啓発活動を行っています。

【県立豊丘高等学校】「情報B」と「総合的な学習の時間」の授業におけるモラル教育

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 本校では、1年時に情報Bの授業で、情報社会においてモラルある人間として行動するために必要な知識を学習します。個人情報の保護、知的所有権の尊重、インターネットの匿名性などについて学び、知識がないためにモラルに反した行動をとってしまう危険性を理解させます。 
 また、3年時の「総合的な学習の時間」の「情報講座」では、1年間かけて情報社会におけるモラルやセキュリティについて探究学習を行います。これらの授業を通して、社会の変化や技術の革新によりモラルのあり方が変化することを知り、将来にわたって自ら学び、適切な行動がとれる人間の育成を目指しています。

【県立福江高等学校】情報モラル向上の取組

 情報モラルの授業に入る前に、生徒がどれぐらい携帯電話とコンピュータを使用しているか、またどのような目的で使用しているか等について簡単なアンケートをとっています。その結果、使用時間や利用目的、個人情報に注意をしているか等について、個人差がかなりあることがわかりました。
 そこでまずはじめに、プロフを取りあげ、どこに危険があるのか、個人情報に関する注意点等を説明しました。そして、さらにワンクリック詐欺、なりすまし、チェーンメール等にふれ、注意すべきことがたくさんあることや、インターネット上に出た情報は回収が不可能であることを説明しました。

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【県立武豊高等学校】「サイバー犯罪防止講話」

 武豊高校では、6月1日に3学年合同LTとして「サイバー犯罪防止講話」を実施しました。愛知県警察本部サイバー犯罪対策室の河合宏一氏に、「サイバー犯罪の現状と対策」と題してご講演をいただきました。特にインターネットの利用について、プロフ・ブログへの個人情報掲載、掲示板の書き込みや迷惑メール、出会い系サイトなどについて、具体的な事例を通して利便性の裏に潜むさまざまな危険と対応の仕方を学ぶことができました。
 インターネットや携帯電話を有効活用するためにも、どんなことが法律に触れるのかしっかりしたルールを身に付け、また、ルールに触れなくても「人の嫌がることはしない」というマナーを守る心を授業などさまざまな場面を通して、育てていきたいと考えています。

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【県立尾西高等学校】情報モラル向上の取組

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 平成21年12月7日(月)全校生徒対象の人権教室において「情報モラルの向上」をテーマに、講義及びビデオ視聴を実施しました。
講義では、「インターネット上のトラブルや犯罪、誹謗・中傷について」と題し、インターネットで発生しやすいトラブルの内容を示し、具体的な事例を分かりやすく説明して理解を深めました。また、講義の中で質問を投げかけることで、生徒個々に考える機会をもてるように行いました。
 後半は、携帯電話での掲示板の使い方に関してのビデオを視聴させて、注意すべき点や人の気持ちを思いやる心の大切さを学ばせました。  
今後も、本校教育活動のさまざまな場面で「情報モラルの向上」に関する取組を行いたいと思います。

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【県立半田農業高等学校】科目「農業情報処理」における情報モラルの取組

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 本校は、科目「農業情報処理」のなかで“情報モラル”の授業を行いました。

 12月7日(月)生物工学科2年生の科目「農業情報処理」のなかで、情報モラルの授業を行いました。「情報化社会の光と影」を題目とし、その影の部分である情報化の問題点についてアンケートを活用し学習しました。主な内容は、次のとおりです。
(1)ネチケット 
(2)ネット上の情報の信頼度 
(3)電子メール 
(4)ホームページ・ブログ等の活用方法 
(5)個人情報 
アンケートは上記に関する内容で、二者択一式の設問形式で75問の出題です。結果は、正答率クラス平均73点、男子生徒71点、女子生徒76点でした。
 この取組によって、インターネットの常識と安全な使い方について学び、認識を深めることができました。


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【県立木曽川高等学校】情報モラル向上の取組

 今年度の本校の情報モラル向上の取組は、以下のとおりです。

1.警察庁情報技術犯罪対策課企画制作のDVD等の活用
 普通科1年生の教科情報および商業科1年生の情報の授業において、警察庁情報技術犯罪対策課の企画制作によるDVDやNPO法人POLICEチャンネルのサイバー犯罪ビデオ等を活用して、サイバー犯罪と情報モラルについて考えさせています。

2.外部講師による講話
 全校生徒を対象として、平成21年12月9日(水)に愛知県警察本部生活安全総務課サイバー犯罪対策室より講師を招いて、「インターネットによるいじめの現状および高校生が被害者となったインターネット犯罪」について迷惑メール・犯罪メール・出会い系メールなどの具体的な事例や対処方法について講演をしていただきました。

【県立一宮興道高等学校】知識・判断力の育成

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 本校ではまず夏休みの教科「情報」の課題として、各自が新聞の中から気になった情報倫理に関する記事を3点選び、「その記事に対する意見・感想を各100字程度にまとめる」ことを求めています。この取組を通して生徒一人一人に「情報社会の影の面」についての問題意識を高めています。
 2学期に入り、コンピュータウィルス・スパイウェア・オークション詐欺・フィッシング詐欺・クラッキング等のネット犯罪について理解を深めたうえで、ウェブページの作成を体験します。個人情報・肖像権・プライバシー権、そして著作権についても、テキストやDVDで具体例を交え、より深く理解できるように努めています。生徒たちがサイバー犯罪やインターネットを介したトラブルを未然に防止できるよう、知識・判断力の育成に取り組んでいます。

【春日井・南城中】出会い系サイトに潜む危険

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 本年度9月に、携帯電話についての講話を、外部より講師を招いて実施する予定でしたが、インフルエンザの影響で中止になってしまいました。来年度、全校生徒を対象に、実施する予定です。
 今年度の取り組みとしては、5月22日(金)2年生学年集会で、「出会い系サイトに潜む危険」をテーマに、学年職員が講話を行いました。中学生や高校生が巻き込まれた事件や、警察の啓発資料についての説明を聞いたりしました。事後には、「(出会い系に)関わりたくない」「出会い系サイトは怖い」などの感想も聞かれ、出会い系サイトに潜む危険性が改めて認識できたようです。

【岡崎・城南小】ネットのモラルに関するビデオ教材を使った授業

 6年生の児童の家庭では、保護者を伴わないで自由にインターネットを使える児童が半数を超えていました。携帯電話、パソコンでインターネットが使える環境は、年を経るごとに増えています。そこで、ネットのモラルに関するビデオ教材を使って、インターネットの怖さについて学習しました。「そんなの当たり前じゃん」という声も聞かれましたが、インターネットは誰が見ているのか分かりません。悪意を持った大人からの誘いがかかってくることも考えられます。気軽に個人情報を発信してしまう恐ろしさ、インターネット詐欺について、ビデオ教材を通して学ぶことができました。
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【犬山・羽黒小】愛知県警サイバー犯罪対策室の講座

 愛知県警サイバー犯罪対策室より講師を迎えて、サイバー犯罪の実情やその予防に向けての講座を開きました。インターネットができる環境がある家庭が多く,児童の携帯電話所持率がだんだんと上がっている実態があり,ネットに関わるトラブルはいつ起こっても不思議ではない状態です。今回の話の中で,メールによるいじめやオンラインゲームでのトラブルなど具体的な事例を聞くことができました。トラブルに巻き込まれないための姿勢やトラブルが起きた時の対処法を知るとともに加害者にも被害者にもならないよう気を付けていくことの大切さを知ることができました。
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【設楽・田峯小】掲示板の利点と利用するときの注意点

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 田峯小学校では、掲示板の利点と利用するときの注意点について学習しました。掲示板に学校の様子や出来事、相談など書き込んだり、誰かの書き込みを読んだりすることを通して、交流を広げるという良さとともに、無責任な書き込みをすると人を傷つけたり取り返しのつかない誤解を招いてしまうことにつながるということを知りました。授業後の子どもの感想にからは、「書き込まれる人の気持ちになって、書き込む内容を考えたい。」「人が嫌がることや悪口は書かない。」「携帯電話やインターネットは便利だけどいろんな問題があるんだなと思った。」「書き込む内容にきちんと責任が持てるようにしたい。」など、掲示板利用について深く考えることができたことが分かりました。 

【稲沢・大里中】保護者を対象に「ケータイ安全教室」

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 大里中学校では,11月16日に学校保健委員会を開き,全校生徒と職員・希望された保護者を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。事前に携帯電話の所有率や使用時間・使用目的等をアンケート調査しておき,それを参考にして携帯電話会社の講師の方に「ケータイを安全に使おう」というテーマで,トラブルの原因や防御法,加害者にならないための知識,正しいケータイの使い方を教えていただきました。ケータイ安全教室の内容は,生徒のアンケートの集計結果とともに「保健だより」に掲載し,全校生徒及び保護者に啓蒙をはかりました。日々進化するIT機器の正しい使い方について,毎年の講演を計画しています。

【一宮・今伊勢西小】意識実態調査をもとにした授業

 インターネットや携帯電話は、現在ではどの家庭でも身近にある情報ツールとなっています。携帯電話やネットを使う上でのモラルを学ぶため、中学生の携帯電話に対する意識実態調査などから考えを深めました。中学3年になると、一日に30通以上メールする生徒が2割以上いて、就寝時間も午前1時以降の人も何人かいる、といった事実に驚いていました。また、チェーンメールを受け取った人数の多さにも驚いていました。そうした調査結果を見た後、「携帯を学校に持ってくることをどう思うか」とのアンケートをしたところ、「授業や勉強を怠けて携帯で遊んでしまうからいけない」といった答えが多く、「携帯は勉強の妨げになる余計なもの」と多くの児童が考えていることが分かりました。一方で、「いろいろな時に連絡を取るためにはあった方がいい」といった意見も多くありました。
 携帯電話やネットはとても便利なものですが一方で大変危険な所もあり、それらをしっかり知って使うことが大切だということを学びました。
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【みよし・天王小】情報支援講師と担任と共に授業

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 携帯電話のメールのやりとりのマナーと、掲示板やプロフにおける個人情報の取り扱い方について学習しました。
 本校では、どのクラスも定期的に市の教育委員会から情報支援講師が派遣され、担任と共に授業を行っています。今回6年1組では、携帯電話のメールのやり取りのマナーと、掲示板やプロフにおける個人情報の取り扱い方について学習しました。
 まず、学習用のドラマを視聴した子どもたちは、用意したワークシートに「メールのやり取りだけでは実際の思いが伝わらないことがあるんだね。」とか「他の子のメールアドレスを勝手に他の人に教えると迷惑メールやいじめメールにつながることがあるんだ。」と、具体的な感想を書くことができました。6年生になり、親から携帯電話を買い与えられた、多くの子どもたちにとって、身近な問題として、メールのマナーが深く伝わりました。
 また、掲示板やプロフに関して、うっかり自分の個人情報をのせてしまうと「見知らぬ人から会いたいというメールがきて怖い。」とか、他人が自分のふりをしてプロフを作ると「まったく知らないところで自分の経歴や考え方が間違って伝わって、それが犯罪にまきこまれることにつながるから恐ろしい」と、一つの軽はずみの行動が取り返しのつかない結果をまねくことを理解しました。
 その後、子どもたちは校内イントラネットでつながっている模擬掲示板に書き込みをして、文字だけのやりとりについて体験をしました。文字だけの情報のやりとりの利便性と危険性について知り、大人でも使いこなすことは難しいということも納得していました。
 今回の授業を通して、携帯電話やインターネットはかっこよくてあこがれるものであるけれども、それを使いこなすことは難しく、家族や教師に相談をして安全に使い、人を傷つけるツールには使用しないことを学ぶことができました。
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