携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【春日井・牛山小】授業において、有効であった取り組み

 ― 親子のためのネット社会の歩き方 ―

 5年生66名中20名の児童が自分専用の携帯電話を所有している。また、自宅でインターネットを使ってネットを利用している児童も16名いる。そんな児童に「ネット社会の歩き方」を利用し子供同士話し合いをさせながらネット社会で注意すること、ネット社会で生きていく上で大切なことに気づかせることができた。
 「不幸のメールが届いたらどうするか」という話し合いでは、「大人の人にメールが届いたことを知らせる」「送らず削除する」「とりあえず送る」等の意見が出され、全体の話し合いを通して、発信してしまうと自分もその時点で加害者になってしまうことに気づくことができた。
 また「ブログに悪口を書き込んだり、悪口を送信したりすることについて」の話し合いでは「人を傷つけてしまう」「自殺するかもしれないので人の命にかかわる」「直接会って気持ちを伝える」「一度送ってしまうと仲直りしてもそのことが他の人には伝わらない」などの意見が出て直接顔の見える関係を大切にしていくことが大切なことに気づくことができた。
 社会科では「情報化した社会とわたしたちの生活」国語科では「ゆるやかにつながるインターネット」と情報を取り扱った授業があり、子供たちの興味関心も高く、本時の目標である「情報社会と情報モラルの正しいあり方について考える」ことが十分達成されたと考えられる。
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県教委