羽田中学校では,3年間を見通した「情報モラル学年別指導計画」を作成して,情報モラル教育に取り組んでいます。取り組み期間が浅く,まだまだ試行の段階ではありますが,実践をする中で修正を加えて進めています。昨今,問題になっている“ケータイ”については,所有率の低い1年生の段階から積極的に取り上げ,身近な問題として考えさせています。「春野家ケータイ物語」を活用した授業では,登場人物の行動を確認しながら,その裏側にある心情を考え,望ましい行動について話し合いました。グループごとに,行動が引き起こす結果とその回避策を考え,発表しました。授業後,「これからケータイを持つようになったら,自分も気をつけたい」という声が多く聞かれました。