本日、一宮市総合体育大会が終わりました。１年前からここでの優勝を自分たちの夢として、たくさんの悔しい思いとちいさな手応えを積み重ねながら練習してきました。
準決勝。相手の攻撃は想定内の中、失点は抑えることはできました。しかし、なかなか得点が決まりません。先行していた得点も逆転され、我慢の時間。その中でもミスが目立ち、思ったように点差は縮まらず、前半終了間際のシュートもカウントされず終了しました。
狙い目と守り方を再度確認した後半。DFがいい形で機能し、相手のミスも目立ち、１点、また１点と点差を縮めていきます。相手の運動量が落ちてきたところを狙って守る、走るを繰り返し最大3点差をつけたところで、退場。苦しい中、人数差を感じさせないDFと集中力で点差を守りきる姿は本当に素晴らしかったです。結果は１点差。相手にとっても最後の夏という意地を感じる試合でした。ただ、昨日渡した新しいユニフォームは決勝でしか着ないと決めた、萩原の３年生たちの意地の１点差ともいえると思います。
迎えた決勝。相戦力も傾向もイメージできている何度も試合をしたことがある相手。やられても仕方ないこと、やられたくないことを割り切った作戦を考えていました。しかし、ある程度の時間は守れても、最後の一手で守りきれません。ポストを使って得点を返すも、失点が上回り点差は開いていきます。しかし、選手たちは攻める姿勢を崩そうとはしませんでした。１点でも多くチームとして得点をする、１点でもチームの失点を減らす、そんなチームの時間を楽しんでいるようでした。最後まで、コートの端から端まで走り続ける選手たち、ベンチから励ます選手たち、最後までかっこいい姿をありがとう。結果は準優勝。１年前からは見違える程のハンドボールを見せられたかなと思います。後輩たちにも、これだけできるようになる、そんな証明ができたのではないでしょうか。

次は西尾張大会。これまで積み上げてきたものがどこまで通用するのか、楽しみな挑戦です。１球でも１試合でも多く、このメンバーでハンドボールができるよう、１日１日を無駄なく大切にしてほしいと思います。突然の最後に後悔しないように。

保護者の皆様、連日、早朝からありがとうございました。選手たちは逞しく、強く成長してくれました、それも皆様のあたたかいご支援のおかげだと思っております。試合を見られた方々にハンドボールというスポーツのおもしろさ、そしてそれに夢中になる選手たちの本気さが伝わっていればと思います。次なる大会への挑戦を、選手たちとともに楽しんでください。改めまして、ご支援ご協力本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。