今日の献立は、ご飯・牛乳・けんちん汁・さばのカレー揚げ・黄金和え でした。
栄養豊富な魚の中でも、さばのもつ栄養素は体によい成分がいっぱいです。
たんぱく質や、鉄分などのミネラルはもちろん、脂肪分には、血液をサラサラにして、脳の活動を活発にするといわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。「魚を食べると頭がよくなる」と歌われるのは、この成分の働きを示しています。ただし、ちょっと弱点もあります。それは「腐りやすい」こと。最近は冷凍技術が進歩して、お店で買うさばが腐っていることはありませんが、自己消化酵素の働きで鮮度が落ちやすいため、昔は「さばの生き腐れ」と言われていました。市場ですばやく取引しようとあせるあまり、数を正確に数えなかったことから、数をごまかすことを意味する「さばを読む」という言葉が生まれたといわれています。
今日の給食はカレー味のサクサクの衣で、魚が苦手な子もおいしく食べることができました。