五目きしめん・牛乳・五平もち・おひたし
○ こんだてメモ
五平もちは、この地域の郷土料理です。
つぶしたご飯を串焼きにして、みそをつけたもので、江戸時代中期ごろから、山村に暮らす人々によって作られてきました。
米が貴重だった時代、「ハレの日」の食べ物として、お祭りや行事、お客様をもてなすときなどに食べられてきました。形は、小判型のほか、大判型、団子型など、地域によってさまざまです。この地域の郷土料理を大切に受け継いでゆきたいですね。
給食室では、五平もちを天板に並べて焼いたり、たれを作って、焼きあがった五平もちをひとつひとつたれにつけて数えたり…と大変な作業でした。でも、苦労の甲斐があって、子どもたちの評判は上々。
「おいし〜い!」
「また食べたい!」
と、おみそをほっぺにつけた、かわいい笑顔がいっぱいでした。