最新更新日:2024/06/27
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★なかよく、人に親切な子 ★かんがえて、進んで勉強する子 ★しごとに、精を出す子 ★まけない、強い体の子

10・14(土) 運動会のご参観ありがとうございました【校長室より】

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 本日、運動会をご参観いただき、誠にありがとうございました。子どもたち全員が一同に集まって運動会を行うことができ、うれしく思っております。
 運動会スローガン「パワー オブ スマイル」のもと、中島っ子全員が輝いた一日でした。運動会を無事に終えることができたのも、日頃からの保護者の皆様のお支えがあってこそだと思います。

 ご家庭で「運動会、がんばったね」などの温かい一言をお子さんにかけていただけると、子どもたちのさらなる成長につながると思います。

 今後とも本校の教育活動にご理解とご支援をよろしくお願いします。


 一宮市立中島小学校
  校長 栗本孝弘

10・6(金) 日々の研修の積み重ね【校長室より】

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 子どもが学校で過ごす大半の時間は、「授業」です。

 この「授業」において、子どもたちの学力を高めるため、先生方は、日々授業法研究を行っています。

 子どもたちの学力向上のために、どのような授業を展開すればよいか、日々の教材研究のみでなく、教員相互で授業を見合い、良い点や改善点を話し合い、今後の授業力向上に努めています。

9・29(金) 予測困難な未来を生きる【校長室より】

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7/18付毎日新聞朝刊『余録』を以下に紹介します。
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 漫画「ドラえもん」には、のび太君が宿題をためこみ、助けも求める話がたびたび出てくる。未来の時間から何人ものドラえもんを連れてきて集団で宿題に取り組む「ドラえもんだらけ」の回や、勉強を怠った時間を「むだ時間とりもどしポンプ」で回復する回などがコミック本にある。
 奇想天外な手段で助けられるのび太君には、子どもたちの思いが投影されている。では、この新技術は子どもたちの目にどう映っているか。チャットGPTなど、生成AIの台頭である。生成AIは利用者との対話を通じて文章、画像などの作品を編み出す。
 文部科学省は今月、学校での活用に関する指針を公表した。夏休みの課題については、生成AIによる作品をそのまま提出することは「評価基準によっては不正」になると指導するよう求めた。
 教育への生成AIの活用を巡っては、創造力や判断力育成への影響も懸念する声がある。指針は、特に小学校段階での活用に慎重な対応を促した。ドラえもんの頼みのような課題の丸投げがダメなのは当然だろう。
 一方で指針は、リポートなどを作る際の補充に活用し、参考資料として添付させるようなことは一案だとも認めた。生成AIが社会に与える影響や利便性も無視できないだけに、手探りの状況が浮かぶ。
 のび太君を助けつつ、頼り切ることへの苦言も忘れないのがドラえもんの友情だ。自分で考え判断する力と、技術を活用する力をどう両立させるか。教育現場に課せられた、難しい宿題である。
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 子どもたちが大人になり、生きていく社会はどうなっているのでしょうか。今日のような生成AIの台頭は、20年ぐらい前には、想像もしていないものであったと思います。これからを生きる人には、思考力、判断力、創造力が必要だと言われています。学校教育においても、育成すべき力を意識し、その力を育てていけるよう進めていかなければと強く思っています。

9・22(金) 次に生かす【校長室より】

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 9月は、スポーツ界において世界的な大会が多く開催されています。その中でラグビーW杯について、次のような記事がありました。
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(前半省略)
 巨人を苦しめた。ラグビーワールドカップ(W杯)の日本代表。12−34は善戦である。相手は過去に日本が10回挑み、一度も勝てなかったラグビー発祥国。今回も日本大敗の下馬評もなくはなかったが、踏ん張った。試合中、予想以上の手ごわさにイングランドの選手が動揺しているように見えたのはこちらの身びいきばかりではなかろう。とりわけ前半のスクラムは巨人をしのいだ印象さえある。
(中略)
 60−7。1987年の第1回W杯で日本が大敗したイングランド戦のスコアを思う。数字の語呂合わせで「無情な」と読むのは苦しいか。今回のスコアは「オイッチニサンシ」と読む。世界の頂点を目指す日本代表。近道はない。それは長い旅路を歩む地道な掛け声なのだと思うことにしよう。1次リーグはなお続く。
【9/20付中日新聞朝刊『中日春秋』より引用】
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 スポーツ競技には、勝敗が必ずあります。勝てば嬉しいし、負ければ悔しく思うのは当然です。競い合うことで成長するのは確かです。私は、負けた時にどう考え行動するかが大切であると思います。負けたことを相手のせいにするのではなく、負けた要因を振り返り、解決のためにどうすればよいのか考え、行動に移していくことが重要なのです。

 日本代表の選手たちは、大会を迎えるまでに想像を超える練習をしてきたことでしょう。きっと選手たちはイングランド戦の負けを冷静に受け止め、次の試合に生かすにはどうすればよいか考えて備えていると思います。

 来週のサモア戦も応援したいと思います。

9・15(金) 目標達成に向けて【校長室より】

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 プロ野球セ・リーグで阪神タイガースが優勝をしました。実に18年ぶりで地元大阪は大変盛り上がっている様子をニュースで知りました。
 岡田監督は、シーズンに入る前に今季のスローガンを掲げました。

『A・R・E(アレ)』

 一見よくわからないスローガンだと思いませんか。「アレ」は岡田監督が「優勝」を「アレ」に言い換えることをヒントにそれぞれのアルファベットに意味を持たせたそうです。

A:Aim(明確な目標)
R:Respect(野球や先輩方への尊敬)
E:Empower(更にパワーアップ)

 岡田監督は選手が「優勝」を意識しすぎないように「優勝」を「アレ」に置き換えて言い始めたそうです。

 このスローガンの要素はどれも大切なことで、学校教育にも置き換えられるのではと思います。つまり、
「学習や生活に明確な目標をもち、身の回りの人(友だち、家族、先生)を大切にし、学力や人間関係力をさらに高める」

 明確な目標設定が大きな目的に向かう道標になります。そして周りの人を大切にすることは自分自身も大切にするのだと思います。

9・8(金) 夏休み自由研究作品展から【校長室より】

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 今週は、自由研究作品展を行いました。
 さまざまなテーマの下、研究を進めた成果をみることができました。
・知りたいことを本やインターネットなどで調べた研究
・家族旅行で出かけた先のことについて調べた研究
・疑問に思ったことを実験や観察などを通して調べた研究
 どの作品も力作で、私も「なるほど」と思う作品が多くありました。
 自由研究の取り組みは「子どもの興味関心のあることを学ぶ」ことで学ぶ意欲を高めることができると考えます。学びの原動力は「知りたい」「分かりたい」という学習意欲なのです。
 自由研究を通して、中島っ子は、多くの学びを得たことに嬉しく思いました。
 ご家庭でのご協力ありがとうございました。

8・25(金) 夏休みもあと1週間【校長室より】

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長い夏休みも残り1週間となりました。
中島っ子の皆さん、元気に過ごしていますか?
9月1日(金)からは、いよいよ2学期の始まりです。
2学期は、運動会や校外学習、6年生の人は修学旅行があります。
友だちとたくさん学び合って、楽しい学校生活にしたいですね。

そのためには、健康な生活を送ることが大切です。
今日から「早ね早起き朝ごはん」を心がけるとともに、熱中症に気をつけながら、適度な運動をして体力をつけましょう。

体の健康と同時に心の健康も大切です。

今、もし、何か心配なことがあったら、おうちの人など近くの人に相談しましょうね。

君は君のままでいい(文部科学省 厚生労働省)

<swa:ContentLink type="doc" item="225125">8月 文部科学大臣からのメッセージ</swa:ContentLink>

7・20(木) 1学期が終わりました【校長室より】

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〈保護者の皆様へ〉
 本日で1学期が終わりました。保護者の皆様には、多大なご支援をいただき誠にありがとうございました。子どもたちに大きな怪我などなく、元気に過ごすことができたこと、とても嬉しく思っています。

 明日から夏休み。42日間をご家庭で過ごすことになります。学校生活では得られない多くの経験をしてもらえたらと思います。

 そのためには健康で元気であることが一番です。

 ぜひ「早ね早起き朝ごはん」を守っていただきたいと思います。生活リズムの乱れが健康にはよくないと思います。
 
 また、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを活用したゲームやSNSをやり過ぎないように、日頃からお子さんに声掛けをお願いします。ルールをご家庭で作り、守ることは、健やかな成長のために大切なことです。

 長い休みだからこそ、「親子で一緒に」「ご家族で一緒に」体験できることを考えられてはいかがでしょうか。

 今年から出校日は8月3日(木)のみです。ご家庭での学びはお子さんを大きく成長させると思います。

 健康に留意し、事故から身を守り、楽しい夏休みにしていただきますようお願いします。

  一宮市立中島小学校
   校長 栗本孝弘

7・7(金) 自立をめざして【校長室より】

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 本日、特別支援学級のなかよし学級の子どもたちが、七夕発表会を行いました。日頃の学習の成果を伝える場として、毎年、この時期に行われています。

 願い事の発表、歌、器楽演奏、ダンスなど、子どもたちは生き生きとした表情で取り組んでいました。きっと家庭でも個別練習をしたことでしょう。発表当日は、大成功でした。見ている私もたくさんエネルギーをもらいました。

 子どもたちにとって自分が努力してきたことを見てもらい、称賛を受けることによって、次への成長につながると思います。これからも、小さなことをひとつずつ積み重ねて大きな成長に結び付けていってほしいと願っています。小さな積み重ねが自立への近道だと思います。

7・3(水) かわいい訪問者

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学校朝礼のあと、なかよし学級の皆さんが校長室へ。

今週の金曜日に行われる発表会への招待状を届けに来てくれました。

6・30(金) 情報を生かす力【校長室より】

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 チャットGPTをご存じでしょうか。最近、よく耳にすると思います。生成AIを活用して会話形式で答えてくれるアプリ。そのアプリを各界で活用しようという動きがあります。教育界においてもどのように活用するべきか検討している動きがあります。

 6/22付の朝日新聞朝刊の1面に『生成AI文科省が指針案』というリード文で文部科学省が提示した「利用ガイドライン案」が紹介されていました。

☆適切な活用方法として
『班の考えをまとめる活動の途中、足りない視点を見つけるために使う』
★不適切な活用方法として
『生成AIの性質や限界について学習せずに自由に使わせる』
『詩・俳句の創作、芸術活動などの場面で最初から安易に使わせる』

 今、学校現場で必要な教育は、情報の真偽を確かめる習慣付けといった、情報を活用する能力を育てることをより一層充実させることだと思います。そして多面的・多角的な見方ができる能力の育成が必要であると思います。

 生成AIを適切に活用することで、私たちの生活の質はよりよい方向へ向かうはずです。しかし、不適切な活用をすれば・・・。

 これからを生きる子どもたちに身に付けさせるべき力は何かを常に考えながら学校教育を進めていきたいと思います。

6・23(金) 言葉かけの大切さ【校長室より】

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「宿題を提出することができてえらいね。立派ですよ。でも文字が雑だから今度からはもう少し丁寧に書いて出してね」

 この言葉かけは、私自身、担任の時によく口にしていたように思い出されます。
上の言葉かけには、二つの要素が含まれています。

○「提出することができていいね」と褒める・認める内容、
●「文字が雑だ」と修正を促す内容

 この二つが同時に伝えられているのです。二つの矛盾することが同時に伝えられると子どもは混乱します。

 言葉かけとして「褒める・認める時」「修正してほしいことを伝える時」は、別々にした方がよいのです。

 良かれと思って発する言葉について、受け取る相手がどのように感じるのか想像して言葉かけをすることが大切です。相手も自分も大切な存在であることを常に意識していれば、お互いがよりよい関係になっていくと思います。

6・16(金) 規則正しい生活の大切さ【校長室より】

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 小児脳科学者である成田奈緒子さんは、発達障害児の臨床経験35年のベテラン医師です。その先生が著書『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社2023/3/15第1刷)の中で、発達障害と診断されるかどうかわからない子どもたち「発達障害もどき」が多数いると述べています。

 落ち着きがない、多動である、他害行為があるなどなど・・・。

 一見、先天性の脳障害に起因する発達障害と同じような症候を示す子が近年増えています。発達障害かどうかは生育歴をしっかりたどる必要があります。

 0〜5歳までの脳の発達において「動物として生きていくためのスキルの獲得」が優先されます。生活の中で五感を繰り返し刺激して脳を発達させ、自然界で生き延びる力を獲得するのです。この時期に生活リズムが乱れ、電子機器を多用すると、この原始的な脳の発達が遅れ、脳機能のバランスが崩れるのだそうです。

 小学校に入学する頃には、原始的な脳機能が発達していなければいけないのに、家庭環境が影響して十分な発達がなされていないことで「発達障害もどき」なる子が存在しているのだそうです。

 しかしながら脳は発達し続けています。幼い頃に悪影響があったとしても、その後の環境次第で脳が発達し、成長していくのです(脳の可塑性)
 ですのでこれからの小学校時代に、どのような支援をすればよいのかを考え、実践することが重要です。

 本書では、「睡眠」の大切さ、そして生活リズムを整えることが大切であると述べています。具体的には次の3つの具体策だそうです。

★「朝日を浴びる」
★「十分に眠る」
★「規則正しい時間に食べる」

 成田先生は、ごく当たり前のことを述べています。しかしながら、この「当たり前」すらできていないことが問題なのです。

「早ね、早起き、朝ごはん」はどれも大切ですが、まずは「早起き」をするように心がけるとよいと思います。

 規則正しい生活が健全な脳機能発達を促します。

6・15(木) かわいい訪問者【校長室より】

今朝は、1年生の子が校長室に来てくれました。

生活科の勉強で、私に質問に来てくれたのです。

・金庫には何が入っているのですか?
・棚には何が入っていますか?
・校長室の写真は誰ですか?
・校長先生の一番大変なお仕事は何ですか?

習いたてのひらがなで、しっかりメモをとることができましたね。

教室に帰ったら、学級のみんなに伝えてくださいね。
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6・9(金) 生き物の学習を通して【校長室より】

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 6月9日(金)講師の方をお招きして、5年生を対象に「メダカ教室」を行いました。

 5年生の理科では「メダカのたんじょう」という学習をします。今回は、メダカをきっかけに水生生物の学習を通して生態系について学びました。

 講師の先生の魅力あるお話に子どもたちは生き物の世界に引き込まれている様でした。
 
 生き物は環境に合わせて進化、退化をくり返すことや、生き物が絶滅すると生態系が壊され、環境悪化につながることを子どもたちは学びました。

 学校では、専門の講師の先生をお招きして子どもたちの学びがさらに広がるように教育活動を計画実施しています。

 来月は、4年生を対象に「川の生き物」と題して出前授業をしていただき予定です。

6・2(金) 地域で育つ【校長室より】

 6月1日(木)に2年生の子どもたちが町探検に出かけました。

 これは、生活科の学習で、自分たちの身近にあるものを自分の目で見て感じ取り、それぞれが気づいたことを友だち同士で確かめ合いながらまとめる学習を行います。

 今年は、郵便局、カーテン屋さん、新聞販売店、あられ製造工場に見学に行きました。見学時間がお仕事中にも関わらず、快く子どもたちの学習のために受け入れてくださり、誠にありがとうございます。

 「子どもは地域で育つ」と言われます。子どもたちを温かく受け入れ、接していただける地域の方々のおかげで多くの学びをすることができました。ありがとうございます。

 今回の町探検で子どもたちは多くの「気づき」を得たと思います。この学びを次に生かし、子どもたちがさらに成長できるよう支援していきます。
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6・2(金) 様々な気づき・・・【校長室より】

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本日、1年生が学校探検をしました。

ペアや3人組をつくって、校内を探検です。

校長室にもやってきました。

「教室にないものってあるのかなあ・・・」

多くの気づきをしました。この後の学習が楽しみです。

5・27(土) 聞く・聴く・きく・・・【校長室より】

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 学校公開に多くの保護者の方にご参観いただき、誠にありがとうございます。

 ところで、「聞く」と「聴く」違いは何でしょうか?

 チャットGPTで検索してみると・・・
【「聞く」は耳に入った音を認識すること、「聴く」は、注意深く聞くこと、理解しようと努めることを意味します。つまり「聴く」は「聞く」の進化版とも言えます。一方「聞く」は、単に音を聞き、気に止めなくてもよい場合に使用します。】

 確かにその通りだと思います。

 では、「聞く」と「聴く」どちらが難しいのでしょうか?

 臨床心理士の東畑開人(とうはた かいと)さんは、著書『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書)の中で「聞く」方がずっと難しいと述べています。

 何だかおかしいと思いませんか?臨床心理学では「聴く」という言葉の方がよく使われています。「心の声を聴く」ことが専門家だと・・・。

 私は「聴く」ことがより専門的で難しいと思っていました。

 東畑さんは、
「心の奥底に触れるよりも、懸命に訴えられていることをそのまま受け取るほうがずっと難しい」
と述べています。続けて、今の世の中は「聞く」の不全にあるとも述べています。

 では、相手の声を「聞く」ためにどうすればよいのでしょうか?

 東畑さんは自分の声を「聞いてもらう」ことが必要であると述べています。「聞く」は「聞いてもらう」に支えられているというのです。

 本著書には、小手先の聞く技術や小手先の聞いてもらう技術が紹介されています。ぜひご一読されてはいかがでしょうか。

5・19(金) 言葉で正しく・・・【校長室より】

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 10代の子どもたちは、SNSなどのやりとりで、独特な省略語をよく使います。

「り」:了解
「告る」:告白する
「きまZ」:気まずい
「ディスる」:ディスリスペクト(侮辱)する
「しんどw」:しんどくなるほど素晴らしい

 上の5つのうち、皆さんはどれくらいご存じでしょうか?

「しんどw」は、本来、「骨が折れる・つらい」という意味ですが、「しんどくなるほど素晴らしい」といったポジティブな意味で使われているそうです。

 このような省略語を単純に否定するのはよくないと思います。言語は、時代により変化していくのが必然だからです。

 では、「良い省略語」「悪い省略語」の線引きは何でしょうか。

 宇都宮大学工学部の堀尾佳以さんは、「人を傷つけるような省略語も少なからずあり、それらは悪い省略語に分類されるかもしれません。例えば、『ディスる』や『BBA(ババア)』など。本来の意味が相手に伝わらないようにするために使用しているのだと思います」と述べています。

 また、NPO法人ハートフルコミュニケーションの代表理事の菅原裕子さんは、次のように述べています。
「重要なのは、その言葉が正しく伝わるかどうか。親しい友人同士では意味が伝わっており、悪い省略語とはいえないでしょう。一方、省略語を知らない人がいるかもしれない場で使い、一部だけで盛り上がってしまうと、他の人たちが疎外されたような気持ちになることもあります。そういった場での言葉遣いには配慮すべきです。伝わらない相手に使うと悪い省略語になってしまうと思います。」

 良い省略語と悪い省略語を線引きするとしたら・・・
「人を傷つけるような差別的な意味を含んでいないか」
「相手との共通言語になっているかどうか」
 この二つではないでしょうか。

 省略語の使用を頭ごなしに否定するのではなく、伝える相手の人権を大切にすることが最も大切であることを教え伝えていくことが大切であると思います。

【5/1付 朝日新聞朝刊EduAより参照】

5・12(金) 努力なしでは報われない・・・【校長室より】

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5/1付 中日新聞朝刊「中日春秋」を以下に紹介します。
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「カップ・オブ・コーヒー」直訳すればコーヒーのカップだが、野球界の独特の言い方で米大リーグでよく使われる。いい意味ではない。

 下部組織のマイナーリーグから大リーガーに昇格したものの、振るわず、またたく間にマイナーに逆戻りする選手のこと。栄光の期間がコーヒー1杯を飲むほどに短いという意味なのだろう。

 ありがたくない「カップ・オブ・コーヒー」になることさえ、その選手にとっては大きな目標だったはずだ。なにせ十三年間、大リーグでの出場はなく、マイナーリーグのチームを転々として過ごした。ピッツバーグ・パイレーツのドリュー・マジ内野手。三十三歳。引退を考えても不思議ではない年齢と言える。

 その夢がかなった。二十六日の大リーグの試合。代打で初出場を果たした。初打席に向かうオールドルーキーにファンが一斉に立ち上がり、大きな拍手を送る。年棒は低く、生活の苦しいマイナー暮らし。それでも、あきらめず、夢を追い続けたことへの敬意なのだろう。

 良い当たりのファールを打ったが、三振に終わる。それでも拍手が鳴りやまない。試合後、「人生でこれ以上幸せな三振はなかった」と語っていた。

 努力すれば報われるとはいいにくい時代かもしれない。が、努力をしなければ、報われないのは本当だろう。数えきれぬほど、コーヒーを楽しめる時間を期待する。
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 大リーガーになる夢を追い続け、苦しい下積み生活を続けてきた選手が、最後の最後でつかんだ「幸せ」であったのでしょう。

 大リーグで成功をおさめるのはほんの一握りの選手。どんなに練習し、努力を重ね続けても夢がかなわないことがあるのは、現実です。

 だからと言って、努力もせず、あきらめてしまっては、人としての成長はないと思います。

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