最新更新日:2024/08/23
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★なかよく、人に親切な子 ★かんがえて、進んで勉強する子 ★しごとに、精を出す子 ★まけない、強い体の子

7・22(金)1学期間ありがとうございました【校長室より】

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〈保護者のみなさまへ〉
 1学期の間、保護者の皆様には、多大なるご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 
 昨日と本日は、午前中、学習教室への送迎ありがとうございました。また、7月25日、26日の野外教育活動の急な中止に大変ご迷惑をおかけしました。別日にて野外教育活動を実施することができるようになりました。5年生の保護者のみなさまには、本日、メールにてお伝えしました。詳しいことは、8月4日の全校出校日に文書にてお伝えします。

 さて、長い夏休みが始まりました。ご家族皆さんが、健康な生活、交通事故や水の事故にあわない生活、新型コロナウイルス感染症予防のための生活、熱中症予防のための生活を心がけていただき、お子さんにとって有意義で充実した夏休みになるよう心から祈っています。

 また、長い休みだからこそできることをお子さんと一緒に挑戦していただけたらと思います。
 
 8月4日、8月18日の全校出校日、そして9月1日の始業式には、
元気いっぱい、笑顔いっぱいな中島っ子と会えることを
楽しみにしています。


一宮市立中島小学校長 
 栗本 孝弘

7・20(水)終業式でのお話【校長室より】

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 本日は1学期の終業式を行いました。オンラインで次のような話をしました。
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 1学期は、大きな事故や病気をする人がなく、どの子も元気に学校生活を送ることができました。また、新しい生活様式を徹底した生活を送ることができました。みなさん一人一人がとてもよく頑張りました。
 今年も「元気!笑顔!思いやり!」いっぱいの人を目指そうというキャッチフレーズで1学期を過ごしてきましたね。みなさん一人一人で振り返ってください。
 今の振り返りを大切にしてほしいと思います。

 さて、校長先生からは次の3つのことを夏休み中に守ってほしいと思います。
(1)規則正しい生活をしましょう。
 「早寝早起き朝ごはん」を心がけましょう。
(2)交通安全を守り、水の事故に気をつけよう。
 飛び出しは絶対にしません。また、川や海など水の事故に気をつけます。
(3)外出するときに守りましょう。
 出かけるときは防犯ブザー等を持ち、「どこへ、だれと、何時ごろ帰るのか」をおうちの人に伝えてから出かけましょう。

 42日間の夏休みです。校長先生の3つのお願いを守って、楽しい休みを過ごしてください。
 8月4日と18日の全校出校日、9月1日の始業式には、元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。

 これでお話を終わります。
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 長い休みだからこそできることを親子で何かチャレンジされると、子どもにとっても大人にとっても有意義な夏休みになると思います。

7・15(金)ふわふわ言葉【校長室より】

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 6月27日から7月10日まで保健委員会が中心となって「ふわふわ言葉週間」という活動が行われ、「ふわふわ言葉カレンダー」を全校の子どもたちが記録しました。優しい言葉をたくさん使う2週間となりました。保護者の皆さんには、多くのご協力をいただき、ありがとうございます。

 この2週間、子どもたちは、ふわふわ言葉を意識して使うことで様々な気付きをしたと思います。そんなお子さんに向けて「おうちの人から一言」を書いてもらいました。とてもうれしい内容ばかりであったので以下にその一部を紹介します。
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・本当にたくさんいい言葉を言ってもらえてうれしかったよ〜。ありがとう。♡

・●●(子の名前)が言われてうれしかったり、温かい気持ちになったりする言葉は、どんどん、たくさん使えるとすごくいいね。魔法の言葉はたくさん使ってよしだよ。いつもありがとね。だいすきだよ。

・優しい言葉を使うと自分も相手も優しい気持ちになるので、これからもふわふわ言葉を心がけてください。

・素敵な言葉を使う2週間だったので、これからも「ふわふわ言葉」を使ってほしいです。家族みんなで「ふわふわ言葉」を心がけましょう!

・妹に対して、「ありがとう」と言っていました。お片付けをしてもらった際、自然と「ありがとう」と伝えることができていたと思います。
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 紹介した文はほんの一部です。他にも温かいメッセージをくれた保護者の方が多くいました。ありがとうございます。

 暴力的な言葉は固く、そんな言葉のぶつかり合いは、壊れるだけで何も残りません。残るとしたら冷たく嫌な気持ちだけです。しかし、温かくふわふわした言葉は柔らかく、その言葉のぶつかり合いは、壊れることなく温かい雰囲気を作り出し、お互いに気持ちよくなります。

 大人も子どもも「ふわふわ言葉」を使うことを意識していきたいです。

7・8(金)マルトリ【校長室より】

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 「マルトリートメント(以下:マルトリ)」という言葉、ご存知ですか?
 「マル」は悪い、「トリートメント」は扱い。つまり、マルトリは「大人から子どもへの避けるべき扱い」という意味です。虐待より広い意味をもつ言葉です。

 最新の脳科学から、このマルトリを考えてみましょう。
 赤ちゃんの頃の脳は300グラムぐらいで、大人になると1400グラムぐらいになります。脳の発達において成熟を迎えるのは、実は30歳前後だそうです。もう少し詳しく言えば、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きを担っている前頭前野が成熟するのが、30歳前後なのです。だから、小学生の脳は、発達途上であるのです。この発達途上の時期に、言葉や身体の暴力を与えること、つまり、マルトリを受けると、脳に悪影響を与えてしまうのです。夫婦喧嘩をしているところを目撃しているだけでも脳にかなり悪い影響があるとも言われています。

 マルトリを受けた子の脳は、かなりのダメージを負っています。しかし、脳は修復機能があるのだそうです。ですので、これまでの子育ての中で、もし、マルトリがあったとしても大丈夫です。
 修復できます。
 修復するポイントは、

「見つめ合い」

「触れ合い」

「語り合い」だそうです。

 この3つを心がけることで子どもの脳は、健全に発達するのだそうです。子育てに正解はありません。子どもを肯定し、認め、励ますことを心がけることが大切なのです。

7・1(金)環境問題を考える【校長室より】

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 6月27日付毎日新聞朝刊の余録に次のような記事がありました。
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 米アウトドアメーカー「パタゴニア」で製品開発を担当するウィットマイヤさんは、工場を訪れて考え込んだ。向こう側の壁が見えないほど広いフロアで機械が24時間稼働している。電源は近くの石炭火力発電所だ。

 フリースやシャツに欠かせない化学繊維は、1990年代からペットボトルなどのリサイクル素材を使っている。その分、原料である石油の消費を減らしたつもりだったが、製品に加工する過程で多くの温室効果ガスを排出していた。

 同社は環境対策で先進的な姿勢が評価されたことも追い風に、成長を続けた。だが、販売数量が伸びればそれだけ資源を使い、ゴミも出る。そうしたジレンマに見て見ぬふりを決め込めば、エコを装って利益を上げる「グリーンウォッシュ」とみなされかねない。

 大量生産・廃棄はアパレル産業の宿痾(しゅくあ)である。低価格化で使い捨ての風潮が一段と強まった。国内では毎日、大型トラック130台分の衣服が捨てられる。

 環境に詳しい弁護士ら専門家の視点でこうした問題を論じる動画が、パタゴニアのウェブサイトで公開された。冒頭のエピソードも描かれている。タイトルを「クローゼットの中の怪物」という。怪物とはタンスに眠る大量の衣服か、消費社会に生きる私たち自身か。

 環境に負荷を与えずには成り立たない日々の暮らしである。そうした自覚と節度を欠けば、いよいよ持続可能ではなくなる。ウィットマイヤさんは言う。「必要ないのに買わないで。そんなにいらないでしょ」
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 「地球温暖化」という言葉が叫ばれて久しいです。近年では、異常気象により、多くの被害が出るようになりました。「気候危機」といっても過言ではないと思います。気候危機の要因のひとつに、環境破壊があることは明らかです。

 今を生きる私たちがどんなことに気をつけて、どのように生活していくのか本気で考える必要があります。持続可能な社会の実現に向けて、学校教育で培う力は重要であると思います。

7・1(金)七夕会へのお誘い【校長室より】

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 今朝、なかよし学級のみなさんが、校長室を訪れ、七夕会への招待状を持ってきてくれました。

 この時期、なかよし学級では、日頃の学びの成果を歌や器楽演奏、ダンスを通して発表しています。

 当日、おうちの方や先生方の前で発表することで多くの学びがあります。

 私も毎年、楽しみな会です。

6・27(月)今日は梅雨明け【校長室より】

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 本日、気象台から関東甲信地方、東海地方、九州南部の梅雨明けが発表されました。各地とも平年より早い梅雨明けで、梅雨の期間は史上最短を更新しているそうです。

 今日、暑さ指数が「危険」のレベルであったため、外遊びや運動場での運動を中止しました。

 今週は、厳しい暑さが続くそうです。学校では、明日以降も熱中症対策をしていきます。

 登下校の際は、マスクを外すように子どもたちに話していますが、ご家庭におきましてもお子さんにマスクを外して登下校するよう声掛けをしていただけると助かります。
(マスクを外した時は、会話を控えるように話してください)

6・24(金)背負う重みは人それぞれ【校長室より】

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 6月17日(金)中日新聞朝刊の中日春秋に次のような掲載がありました。
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 石垣りんさんの詩『ランドセル』。
 新1年生に語りかけるように
〈あなたはちいさい肩に/はじめて/何かを背負う〉と始める。
〈机に向かってひらく教科書/それは級友全部と同じ持ちもの/なかには/同じことが書かれているけれど/読み上げる声の千差万別/入学のその翌日から/ほんの少しずつ/あなたたちのランドセルの重みは/違ってくるのだ〉。

 重みが違ってくるのは、子どもも年相応に何かを背負いながら生きていくためだろうか。

〜中略〜

 先の詩はこう続く。

〈手を貸すことの出来ない/その重み/かわいい1年生よ。〉
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 小学校6年間で、子どもたちは様々な経験をします。楽しい経験やうれしい経験、時には悲しくてつらい経験をするかもしれません。しかし、どんな経験もその子にとって貴重なことなのです。保護者の方や教員など周りの大人は、そんな子どもを見守り、寄り添い、支えていくことが必要だと思います。

『一人一人が背負う重みは違う』大人も子供も同じだと思いませんか?

石垣りんさんに関することは、以下のHPをご覧ください。

NHKアーカイブス「人・物・録」

6・23(木)かわいい来室者【校長室より】

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 今日は、1年生の生活科の学習の一環で、学校探検がありました。

 子どもたちは、以前に学校探検をした時、いろいろな気付きをし、たくさんの疑問を抱きました。

 今日は、その疑問を解決するために、グループになって質問をするためにやってきました。

 校長室への来てくれた子たちは、たくさんの質問を私にしてくれました。

「校長室にある写真は何が映っているのですか?」
「校長室にある金庫には何が入っているのですか?」
「校長先生のお仕事は何ですか?」
などなど・・・。

 校長室の他にも、職員室や保健室、図書館などの「はてな」を解決するためにグループごとで探検します。

生活科の学習を通して、様々な気づきをすることの大切さや疑問を解決する喜びを学びます。
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6・17(金)子どもの声を聴く【校長室より】

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 今週は、『児童個人面談』が行われました。

 今回は、自宅に持ち帰って回答した「えがおアンケート」をもとに、お話を聴きました。

 学校生活を送る中で、子どもたちは様々な体験をします。勉強することはもちろんですが、同じ年の子や年齢の違う子たちと接する中で、多くの学びをします。 

 楽しい時間を過ごすこともあれば、辛くて悲しい時間を過ごすこともあるでしょう。子どもたちは、自分たちの世界をめいっぱい頑張って生きています。時には、一人では、解決できないこともきっと起きていると思います。そんな時、学校で一番身近にいる大人である教員と話せることは、とても大切であると思います。これからも子ども一人一人に寄り添うことを大切にしていきたいと考えています。

6・10(金)失敗することの大切さ【校長室より】

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「失敗」:方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。(デジタル大辞泉より)

 失敗するより成功する方がうれしいと思う人が大多数でしょう。しかし、だからと言って、物事が失敗せずにすべてうまく進むかといえば、そうではないことは誰もが理解しているはずです。

 「失敗は成功の基」ということわざがあるように、失敗したときに、その要因や原因をつきとめ、改善すれば、むしろ成功へのきっかけとなるのです。

 学校では、子どもたちは多くの仲間と勉強や運動、遊びをともにする中で、失敗体験や成功体験をします。失敗したからといってくじけずに対処する強い心を育てていきたいと考えています。子どもが失敗しないように先回りして対策をとるばかりでは、子どもは大きく成長できないのではないでしょうか。

 教室では、失敗しても大丈夫なんだという気持ちを大切にした指導を心がけたいと思います。

6・3(金)家庭教育はすべての教育の原点【校長室より】

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 時代や社会が変わり「家族のかたち」も変化してきました。三世代家族が急減し、一人で暮らす人も増えています。以前は「核家族」という言葉が流行した時もありました。

 昭和の時代、気に入らないことがあれば怒鳴り散らし、ちゃぶ台をひっくり返して家族に鉄拳を振るう「昭和の頑固おやじ」がいました。ドラマ「寺内貫太郎」で表現された父親像がまさにそうでした。貫太郎のモデルは『寺内貫太郎一家』の脚本を書いた向田邦子さんの父親がモデルだそうです。向田さんの随筆には、寡黙で、時に理不尽に怒るが、心の底では家族を温かく見守る「一家の大黒柱」としての威厳をもった父親が描かれていたそうです。

 時が移り、「家族のかたち」は、大きく変わりました。様々な価値観があり、多様性を重んじる社会になりつつあります。しかし、忘れていけないのは、子どもへの教育において「家庭教育はすべての教育の原点」であるということです。そして、家庭と学校が連携することが大切です。
【参考資料:2022年5月26日付 教育新聞愛知県版】

5・28(土)マスクの着用【校長室より】

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 政府からマスクの着用について通知がありました。
 学校において、子どもたちが安全安心に過ごすことができるよう、次のようにしていきます。

○屋外において、気温が高く、暑さ指数(WBGT)が高い場合、熱中症が心配されるので、マスクを外す。(人との距離をとり、会話を控える)
○登下校中、熱中症が心配される場合、マスクを外し、会話を控えめにする。
○体育の授業中は、基本はマスクを外す。
○教室内では、これまで同様、マスクを着用する。

 ご家庭におきましても、お子さんにマスクを外してもよいタイミングをお話しください。また、熱中症対策として、室内にいて、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をするようにお話しください。

(もちろん、学校では、教職員が子どもたちの状況をみて声かけをします)

 学校生活で配慮すべきことについては、以下をご覧ください。
  ↓
<swa:ContentLink type="doc" item="205694">5/27付 学校生活において配慮すべきこと【日課】</swa:ContentLink>

5・28(土)学校公開【校長室より】

 今週は、水曜日から学校公開を行っています。
 一宮市内の新型コロナ新規感染者数がなかなか減少しない中での公開でしたので、参観人数を制限するなど、保護者の皆様には多くのご負担をおかけしました。

 廊下からの参観でしたが、大変静かにご参観いただき、子どもたちの授業中の様子を見ていただくことができたのではないかと思います。

 今後もできることをできる限り行なっていきたいと考えています。
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5・20(金)予想どおりに・・・【校長室より】

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 朝日新聞の天声人語に掲載されていた記事の一部を紹介します。
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 行動経済学者のダン・アリエリーさんが著書『予想どおりに不合理』で、こう問いかけている。
 あなたの娘が学校で赤鉛筆を必要としている。あなたは職場の備品を持ち帰ることができますか。できると答えた人には次の問いがある。
 職場に赤鉛筆がなかった。しかし、そこには小銭の入った箱があり、開けっ放しになっている。10セントほど失敬し、売店で赤鉛筆を買うことができますか。 
 さすがにそれはまずいと言う人は多いのではないか。不正行為は現金から一歩離れた時にやりやすくなると、アリエリーさんは指摘する。
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 望ましい行動を促すための一押しを行動経済学でナッジ(肘でつつく意)というそうです。公共のトイレに「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます」と貼り紙があるのも、その一種と思われます。

この記事を読んでダン・アリエリーさんの著書を読んでみようと思いました。

5・20(金)学び合い【校長室より】

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 今日は、2年生の学級で授業研究を行いました。
 本校では、子どもたちの学力向上をめざし、先生方が日々教材研究を深め授業実践をしています。
 授業をお互いに見合い、意見を交流することで教員一人一人の授業力向上を目指しています。

 中島小の教職員は、常に子どもを中心にすえた教育を実践しようと取り組んでいます。

 本校の目指す教育については、学校紹介にあるグランドデザインをご覧ください。

5・13(金)体験活動の大切さ【校長室より】

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 10日(火)にサツマイモの苗植えを行いました。

 本校では、「人とのふれあい」「自然とのふれあい」「本とのふれあい」を大切にして、子どもたちの豊かな心を育む教育活動を行なっています。

 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年を組み、それぞれがペアを組んで1年を通じていろいろな活動をしています。「人とのふれあい」の一つです。年上の子が年下の子に優しく教える姿は見ていて微笑ましいものです。ペアによっては、年下の子が積極的に年上の子をリードするところもありました。

 ある子が、私に「先生、苗を植えるところにアリがいるよ。どうしよう。植えていいのかなあ」と話しに来ました。見に行くと、とても小さなアリが2,3匹いました。私は「大丈夫だよ。苗を植えていいよ」と話しました。

 また、別の子は「サツマイモの苗って、ほうれん草みたい」と言っていました。大人からすれば、ほうれん草とサツマイモの苗は、別物と分かっていますが、その子は、緑の葉物はすべてほうれん草だと思い込んでいたのでしょう。

 本やインターネット上の情報だけからの知識に頼るのではなく、直接、自然に触れて体験する、つまり五感をフルに活用して行うことはとても大切だと思います。

5・6(金)教える・伝える【校長室より】

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 中日新聞朝刊の中日春秋に次のような掲載がありましたので載せます。
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「語録」にこんな言葉があった。
「指導者が仕事をするには忍耐が必要だ。私は子どもの頃にそれを学んだ」
 子どもの頃の出来事とはこんな話らしい。
 その人は数学が得意で、友だちの勉強を見てあげていたが、相手はなかなか理解しない。気づいたそうだ。教える側は辛抱強く、相手の理解を待つしかないのだと。
 その人とは、八十歳で亡くなったサッカー元日本代表監督イビチャ・オシムさんである。含蓄ある言葉で選手を鍛え、鼓舞した名指導者だった。日本サッカーの恩人の一人だろう。

【中略】

 理解しない相手をどう導くか。オシムさんの言葉が磨かれ、魔法のような力を持つようになった背景かもしれない。民族が対立した旧ユーゴスラビア。そこで代表監督を務めるには対立を超え、選手を団結させる魅力ある言葉が必要だったのだろう。

 「人生はこれからも続く。サッカーでもそうだろう。試合に負けるのは人生の終わりではない」。苦難にも絶望しないで。

 東日本大震災の後、日本に向けたメッセージにそんな言葉があった。日本人に伝え、教えたのはサッカーだけではなかった。
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 相手に伝える・教えることは、とても難しいものです。使う言葉一つで相手の受け取り方や感じ方が違ってくるのです。

 「伝える・教える」とは、相手に理解してもらうことなのです。自分よがりな言葉遣いや態度では、「伝える・教える」ことはできないと思います。

4・28(木)今年は50年目【校長室より】

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 今年は、沖縄が本土に復帰して50年という節目を迎えます。
 1972年5月15日に沖縄がアメリカ統治下から日本へ返還されました。
 1972年以前は、沖縄の人が本土へ来るにも、パスポートが必要だったことを今の人は知っているでしょうか?
 小中学生はもちろん、私を含め保護者の方も知らないことが多いのではないでしょうか。沖縄返還から50年という節目に、今一度、日本がたどった歴史を学び直す必要があると思います。

 NHKでは、様々な視点からの番組が放映されるそうです。以下を参考にしてください。

『沖縄復帰50年 集中放送&イベントスタート!』

『沖縄本土復帰50年 つなぐ未来へ』


4・22(金)命をいただく!感謝!!【校長室より】

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 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が4月11日より放映されています。ご存じですか?
 沖縄に生まれ育ったおいしいもの大好きな女の子が、大人になり、沖縄料理人として活躍するお話です。先週のお話の一場面を紹介します。
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 沖縄の山原(やんばる)地区で父母と兄姉妹の6人で生活する主人公の暢子。キビ畑などで生計を立てる家族。豚も2頭飼っており、家族全員が大切に育てています。
 ある日、東京からきた民俗学者の親子を夕食に招待します。食卓には父が作ったソバや沖縄を代表する豚肉料理がならんでいます。東京から来た民俗学者は、尋ねます。

民俗学者「沖縄では、豚肉をどこで買うんですか?」

父「豚肉は、普段は近所が潰した時にお裾分けしてもらいます」

末っ子の妹「じゃあ、この豚肉って・・・」

家族の中でも、兄は、とても大切にしていたので、兄は家族に言います。

兄「え?え?あきさみよ−。俺のアババ(飼っていた豚の名前)を食べないで」

父はアババを潰したことを謝った上で話します。

父「生きている者は、他の生きているものを食べないと生きていけない。人間も同じさ。頂きますとは命を頂くこと。きちんと感謝をしながらきれいにたべてあげる。それが人の道、筋を通すということさ」

母「残さず食べてあげようね。大切な命を頂いているんだから」

兄「暢子、食べるよ」

その後、家族と東京からの父子は、しんみりとしながらもおいしく豚肉を食べました。
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 今は、スーパーなどで食材を調達することができる時代です。お刺身を魚だと知らない子、または魚とは知っていても、お刺身が泳いでいると思っている子もいるという笑い話のような話もあると聞きます。身の回りにある食材が、「生きているものの命」であることを実感できない現実があります。
 「いただきます」とは、「命をいただくこと」であることを大人が子どもたちに教えていくことが大切であると思います。

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