最新更新日:2024/07/04
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★なかよく、人に親切な子 ★かんがえて、進んで勉強する子 ★しごとに、精を出す子 ★まけない、強い体の子

5・20(金)予想どおりに・・・【校長室より】

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 朝日新聞の天声人語に掲載されていた記事の一部を紹介します。
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 行動経済学者のダン・アリエリーさんが著書『予想どおりに不合理』で、こう問いかけている。
 あなたの娘が学校で赤鉛筆を必要としている。あなたは職場の備品を持ち帰ることができますか。できると答えた人には次の問いがある。
 職場に赤鉛筆がなかった。しかし、そこには小銭の入った箱があり、開けっ放しになっている。10セントほど失敬し、売店で赤鉛筆を買うことができますか。 
 さすがにそれはまずいと言う人は多いのではないか。不正行為は現金から一歩離れた時にやりやすくなると、アリエリーさんは指摘する。
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 望ましい行動を促すための一押しを行動経済学でナッジ(肘でつつく意)というそうです。公共のトイレに「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます」と貼り紙があるのも、その一種と思われます。

この記事を読んでダン・アリエリーさんの著書を読んでみようと思いました。

5・20(金)学び合い【校長室より】

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 今日は、2年生の学級で授業研究を行いました。
 本校では、子どもたちの学力向上をめざし、先生方が日々教材研究を深め授業実践をしています。
 授業をお互いに見合い、意見を交流することで教員一人一人の授業力向上を目指しています。

 中島小の教職員は、常に子どもを中心にすえた教育を実践しようと取り組んでいます。

 本校の目指す教育については、学校紹介にあるグランドデザインをご覧ください。

5・13(金)体験活動の大切さ【校長室より】

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 10日(火)にサツマイモの苗植えを行いました。

 本校では、「人とのふれあい」「自然とのふれあい」「本とのふれあい」を大切にして、子どもたちの豊かな心を育む教育活動を行なっています。

 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年を組み、それぞれがペアを組んで1年を通じていろいろな活動をしています。「人とのふれあい」の一つです。年上の子が年下の子に優しく教える姿は見ていて微笑ましいものです。ペアによっては、年下の子が積極的に年上の子をリードするところもありました。

 ある子が、私に「先生、苗を植えるところにアリがいるよ。どうしよう。植えていいのかなあ」と話しに来ました。見に行くと、とても小さなアリが2,3匹いました。私は「大丈夫だよ。苗を植えていいよ」と話しました。

 また、別の子は「サツマイモの苗って、ほうれん草みたい」と言っていました。大人からすれば、ほうれん草とサツマイモの苗は、別物と分かっていますが、その子は、緑の葉物はすべてほうれん草だと思い込んでいたのでしょう。

 本やインターネット上の情報だけからの知識に頼るのではなく、直接、自然に触れて体験する、つまり五感をフルに活用して行うことはとても大切だと思います。

5・6(金)教える・伝える【校長室より】

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 中日新聞朝刊の中日春秋に次のような掲載がありましたので載せます。
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「語録」にこんな言葉があった。
「指導者が仕事をするには忍耐が必要だ。私は子どもの頃にそれを学んだ」
 子どもの頃の出来事とはこんな話らしい。
 その人は数学が得意で、友だちの勉強を見てあげていたが、相手はなかなか理解しない。気づいたそうだ。教える側は辛抱強く、相手の理解を待つしかないのだと。
 その人とは、八十歳で亡くなったサッカー元日本代表監督イビチャ・オシムさんである。含蓄ある言葉で選手を鍛え、鼓舞した名指導者だった。日本サッカーの恩人の一人だろう。

【中略】

 理解しない相手をどう導くか。オシムさんの言葉が磨かれ、魔法のような力を持つようになった背景かもしれない。民族が対立した旧ユーゴスラビア。そこで代表監督を務めるには対立を超え、選手を団結させる魅力ある言葉が必要だったのだろう。

 「人生はこれからも続く。サッカーでもそうだろう。試合に負けるのは人生の終わりではない」。苦難にも絶望しないで。

 東日本大震災の後、日本に向けたメッセージにそんな言葉があった。日本人に伝え、教えたのはサッカーだけではなかった。
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 相手に伝える・教えることは、とても難しいものです。使う言葉一つで相手の受け取り方や感じ方が違ってくるのです。

 「伝える・教える」とは、相手に理解してもらうことなのです。自分よがりな言葉遣いや態度では、「伝える・教える」ことはできないと思います。

4・28(木)今年は50年目【校長室より】

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 今年は、沖縄が本土に復帰して50年という節目を迎えます。
 1972年5月15日に沖縄がアメリカ統治下から日本へ返還されました。
 1972年以前は、沖縄の人が本土へ来るにも、パスポートが必要だったことを今の人は知っているでしょうか?
 小中学生はもちろん、私を含め保護者の方も知らないことが多いのではないでしょうか。沖縄返還から50年という節目に、今一度、日本がたどった歴史を学び直す必要があると思います。

 NHKでは、様々な視点からの番組が放映されるそうです。以下を参考にしてください。

『沖縄復帰50年 集中放送&イベントスタート!』

『沖縄本土復帰50年 つなぐ未来へ』


4・22(金)命をいただく!感謝!!【校長室より】

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 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が4月11日より放映されています。ご存じですか?
 沖縄に生まれ育ったおいしいもの大好きな女の子が、大人になり、沖縄料理人として活躍するお話です。先週のお話の一場面を紹介します。
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 沖縄の山原(やんばる)地区で父母と兄姉妹の6人で生活する主人公の暢子。キビ畑などで生計を立てる家族。豚も2頭飼っており、家族全員が大切に育てています。
 ある日、東京からきた民俗学者の親子を夕食に招待します。食卓には父が作ったソバや沖縄を代表する豚肉料理がならんでいます。東京から来た民俗学者は、尋ねます。

民俗学者「沖縄では、豚肉をどこで買うんですか?」

父「豚肉は、普段は近所が潰した時にお裾分けしてもらいます」

末っ子の妹「じゃあ、この豚肉って・・・」

家族の中でも、兄は、とても大切にしていたので、兄は家族に言います。

兄「え?え?あきさみよ−。俺のアババ(飼っていた豚の名前)を食べないで」

父はアババを潰したことを謝った上で話します。

父「生きている者は、他の生きているものを食べないと生きていけない。人間も同じさ。頂きますとは命を頂くこと。きちんと感謝をしながらきれいにたべてあげる。それが人の道、筋を通すということさ」

母「残さず食べてあげようね。大切な命を頂いているんだから」

兄「暢子、食べるよ」

その後、家族と東京からの父子は、しんみりとしながらもおいしく豚肉を食べました。
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 今は、スーパーなどで食材を調達することができる時代です。お刺身を魚だと知らない子、または魚とは知っていても、お刺身が泳いでいると思っている子もいるという笑い話のような話もあると聞きます。身の回りにある食材が、「生きているものの命」であることを実感できない現実があります。
 「いただきます」とは、「命をいただくこと」であることを大人が子どもたちに教えていくことが大切であると思います。

4・15(金)人間関係づくりの場を大切に・・・【校長室より】

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 新1年生を新たに仲間に迎えて1週間が経ちます。
 今週は、6年生の子がメッセージを添えたメダルを手造りして1年生の子に渡しました。
 そして、1年生を迎える会をオンラインで行いました。画面越しではありましたが、どの学年も新1年生の子への温かいメッセージが伝わる内容でした。

 本校では、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年となり、一人一人が互いにペアを組み、年間を通してペア活動をしています。年齢の違う者同士が触れ合い、交流することで多くの学びがあります。「人とのふれあい」は、成長する上でとても大切になります。

 今後も「人とのふれあい」を大切にした活動を取り組んでいきたいと考えています。

4・8(金)肯定的にとらえる【校長室より】

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 自己肯定感という言葉を聞いた方もいると思います。最近よく耳にする言葉です。自己肯定感の意味を検索すると「自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情」とあります。つまりは「自分を肯定する感覚」といってもよいと思います。

 入学式で、保護者の方に私からお願いしたことの一つに「お子さんを肯定的にとらえてください」があります。誰しも自分のことを否定されると嫌な思いをするものです。物事を見る際、否定から入るより肯定から入るとうまく進むものです。時に否定することも必要であるかもしれません。しかしながら、「まずは肯定から」を意識することをお勧めします。

 お子さんの自己肯定感を高めるには『周囲が肯定的に接すること』が何より大切になります。できていることや頑張っていることを認め、その後、少し頑張れば改善できる内容を提案していくとよいと思います。子どもであっても一人の人格を持った人間です。間違えても人格否定だけはしないようにしたいです。

4・7(木)始業式のお話から【校長室より】

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 本日、新任式および始業式を行いました。
 330名の子どもたちの元気な姿を見ることができ、うれしく思いました。
 以下に始業式で話したことの概略をのせます。
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 1年生のみなさん、にゅうがくおめでとうございます。そして2年生から6年生の皆さん進級おめでとうございます。今朝は、「何組になるのかな?担任の先生は誰かな?」など「どきどきワクワク」の気持ちがいっぱいだったと思います。この「どきどきワクワク」の気持ちを大切にしてください。
 さて、今年も「元気!笑顔!思いやり!」を合言葉に学校生活を送りましょう。
「元気いっぱい」だと、ちょっと苦しい時があっても乗り越えることができます。
「笑顔いっぱい」だと、気持ちが楽しくなり、楽しくなると笑顔も増えます。
「思いやりいっぱい」だと、友だちと仲良くできます。

 みなさんにお願いです。友だちのことを思いやる優しい言葉遣いや行動をしてください。自分が友だちにされて「嫌だなあ」と思うことはしないようにしましょう。
 「いじめ」は絶対に許しません。優しい言葉かけや友だちを思いやる行動をすれば、「いじめ」は起こりにくくなります。
 この中島小学校を、優しさと思いやりにあふれる学校に皆さんと先生方全員でしていきましょう。困ったことがあったら、必ず先生やおうちの人に相談してください。

 最後に「元気!笑顔!思いやり!」を合言葉にみんなで頑張っていきましょう。
 また、自分の命を大切にした行動をしてください。
 具体的には、交通安全を守ることです。交差点では左右の確認をしてください。自転車に乗るときはヘルメットをかぶってください。
 さらに、不審な人に出会ったら大声を出して近くの家に逃げ込んでください。
 自分の命も友だちの命も大切にすることを強く意識し、行動してください。

 これで校長先生のお話を終わります。
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4・6(水)お子さんのご入学おめでとうございます【校長室より】

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4月6日、無事に入学式を挙行することができました。

私の話を良い姿勢で聴くことができる新1年生の姿をみて、うれしく思うと同時に、これからの学校生活での成長が楽しみになりました。

式辞でも話しましたが「元気いっぱい、笑顔いっぱい、思いやりいっぱい」の1年生になれるように、中島小学校の全教職員の力を結集し、子どもたちの健やかな成長のために努力していきます。

今後、ご不明な点や心配なことがありましたら、何でもご相談ください。
よろしくお願いします。

4・1(金)本年度もよろしくお願いします【校長室より】

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 本日より令和4年度が始まります。

 昨年度より引き続き、中島小学校の校長としてお世話になります栗本孝弘です。

 明るく元気な中島っ子や、いつも温かくご支援してくださる保護者の方や地域の方々に囲まれた中島小学校はとても素敵な学校です。そんな学校の校長として引き続き務めることに日々喜びを感じています。

 さて、今回の異動で8名の教職員が本校に新しく赴任しました。全教職員で中島っ子の声に耳を傾けながら、教育活動を進めていきます。

【令和4年度のキャッチフレーズ】
「元気!笑顔!思いやり!」

 中島っ子一人一人にとって『助け合い、居場所のある学校』『学ぶ楽しさを実感できる学校』となるように学校運営を進めていきます。
 何より『安心・安全な居場所』となるような学校づくりに努めていきます。

 引き続きコロナ禍での教育活動となりますが、最大限できることを工夫して進めてまいりますので、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

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一宮市立中島小学校
校長 纐纈 葉子
〒491-0362
愛知県一宮市萩原町西宮重字中光堂850番地
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