最新更新日:2024/07/05
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★なかよく、人に親切な子 ★かんがえて、進んで勉強する子 ★しごとに、精を出す子 ★まけない、強い体の子

5・13(金)体験活動の大切さ【校長室より】

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 10日(火)にサツマイモの苗植えを行いました。

 本校では、「人とのふれあい」「自然とのふれあい」「本とのふれあい」を大切にして、子どもたちの豊かな心を育む教育活動を行なっています。

 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年を組み、それぞれがペアを組んで1年を通じていろいろな活動をしています。「人とのふれあい」の一つです。年上の子が年下の子に優しく教える姿は見ていて微笑ましいものです。ペアによっては、年下の子が積極的に年上の子をリードするところもありました。

 ある子が、私に「先生、苗を植えるところにアリがいるよ。どうしよう。植えていいのかなあ」と話しに来ました。見に行くと、とても小さなアリが2,3匹いました。私は「大丈夫だよ。苗を植えていいよ」と話しました。

 また、別の子は「サツマイモの苗って、ほうれん草みたい」と言っていました。大人からすれば、ほうれん草とサツマイモの苗は、別物と分かっていますが、その子は、緑の葉物はすべてほうれん草だと思い込んでいたのでしょう。

 本やインターネット上の情報だけからの知識に頼るのではなく、直接、自然に触れて体験する、つまり五感をフルに活用して行うことはとても大切だと思います。

5・6(金)教える・伝える【校長室より】

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 中日新聞朝刊の中日春秋に次のような掲載がありましたので載せます。
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「語録」にこんな言葉があった。
「指導者が仕事をするには忍耐が必要だ。私は子どもの頃にそれを学んだ」
 子どもの頃の出来事とはこんな話らしい。
 その人は数学が得意で、友だちの勉強を見てあげていたが、相手はなかなか理解しない。気づいたそうだ。教える側は辛抱強く、相手の理解を待つしかないのだと。
 その人とは、八十歳で亡くなったサッカー元日本代表監督イビチャ・オシムさんである。含蓄ある言葉で選手を鍛え、鼓舞した名指導者だった。日本サッカーの恩人の一人だろう。

【中略】

 理解しない相手をどう導くか。オシムさんの言葉が磨かれ、魔法のような力を持つようになった背景かもしれない。民族が対立した旧ユーゴスラビア。そこで代表監督を務めるには対立を超え、選手を団結させる魅力ある言葉が必要だったのだろう。

 「人生はこれからも続く。サッカーでもそうだろう。試合に負けるのは人生の終わりではない」。苦難にも絶望しないで。

 東日本大震災の後、日本に向けたメッセージにそんな言葉があった。日本人に伝え、教えたのはサッカーだけではなかった。
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 相手に伝える・教えることは、とても難しいものです。使う言葉一つで相手の受け取り方や感じ方が違ってくるのです。

 「伝える・教える」とは、相手に理解してもらうことなのです。自分よがりな言葉遣いや態度では、「伝える・教える」ことはできないと思います。

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一宮市立中島小学校
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