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最新更新日:2024/07/05 |
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5・6(金)教える・伝える【校長室より】![]() ![]() *********************************** 「語録」にこんな言葉があった。 「指導者が仕事をするには忍耐が必要だ。私は子どもの頃にそれを学んだ」 子どもの頃の出来事とはこんな話らしい。 その人は数学が得意で、友だちの勉強を見てあげていたが、相手はなかなか理解しない。気づいたそうだ。教える側は辛抱強く、相手の理解を待つしかないのだと。 その人とは、八十歳で亡くなったサッカー元日本代表監督イビチャ・オシムさんである。含蓄ある言葉で選手を鍛え、鼓舞した名指導者だった。日本サッカーの恩人の一人だろう。 【中略】 理解しない相手をどう導くか。オシムさんの言葉が磨かれ、魔法のような力を持つようになった背景かもしれない。民族が対立した旧ユーゴスラビア。そこで代表監督を務めるには対立を超え、選手を団結させる魅力ある言葉が必要だったのだろう。 「人生はこれからも続く。サッカーでもそうだろう。試合に負けるのは人生の終わりではない」。苦難にも絶望しないで。 東日本大震災の後、日本に向けたメッセージにそんな言葉があった。日本人に伝え、教えたのはサッカーだけではなかった。 *********************************** 相手に伝える・教えることは、とても難しいものです。使う言葉一つで相手の受け取り方や感じ方が違ってくるのです。 「伝える・教える」とは、相手に理解してもらうことなのです。自分よがりな言葉遣いや態度では、「伝える・教える」ことはできないと思います。 |
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