2月9日 気象学![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 授業の終わり頃に、先生から「昨日の今頃何か降ったね?」との質問がありました。雹とか霰とか雪という答えが生徒の皆さんから出ました。正解は氷の塊の霰だったのですが、おもむろに先生が、「霰を教室で作ってみせましょう」と実験を始められました。仕組みはごく単純で、過冷却の水をつくり、そこに小さな氷の塊を凝結核として入れることでできあがります。突然、小さな氷が大きくなり、重くなって空から降ってくる。これが霰なんですね。生徒の皆さんが教卓の周りに集まり、じっとビーカーを覗き込みます。そこに小さな氷の塊を入れると・・・・「次の時間に、ビデオで紹介するね」で授業は終わりました。過冷却の水を作るには、時間が短すぎ、十分に冷えていなかったことが失敗の原因だったようです。「予備実験では成功していたのに。次の時間こそは」と、密かにリベンジを誓ってみえました。 |
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