通常登校となった6月第1週が終わりました。今週は第2の始業式と位置づけ、子どもたちを温かくそして、少しでも心配や不安を軽減して迎えられるよう心がけることとしました。さまざまに協力いただきましたご家庭や地域の皆様に感謝申し上げます。
以前に「情報と知識を知恵に変えていくことが大切」という文章を目にしました。学習指導要領が改訂され、主体的で対話的で深い学びの視点からの授業改善の大切さが言われています。適切な情報を選択し、正しい知識を身に付け、それらを知恵に変え、自分の生活を創造していくことは、まさに「主体的で対話的で深い学び」なのではないかと考えます。
学校再開に当たり、教師側からルールの押しつけにならないよう、学校全体の基本ラインを確認したうえで、子どもたちにコロナウィルスに対する正しい知識と予防について学習をさせ、それらを踏まえて、どうしたら自分も友達も楽しく安全に生活ができるか考えさせ、みんなで守っていくための知恵を出し合わせることを大切にしました。それぞれの発達段階に応じて考え、行動できる姿が見られたことをうれしく思います。しかし、実際の子どもたちの様子を見て、改善せねばならないことは今後も含め、さまざまあります。そこで、木曜日には、教職員で子どもたちの様子を報告し合い、全体で共通して指導に当たることや今後の指導について協議や確認をしました。
「withコロナ」という言葉も聞かれるように、感染予防に努める生活はまだまだ続きそうです。教職員で連携して指導ができるよう、こまめに打ち合わせや情報交換をしていく場を持っていこうと思います。
今週は子どもたちも疲れたことと思います。土日曜日は休養を意識していただき、来週も元気で過ごせるようにお願いしたいと思います。ご家庭の皆様も、どうぞご自愛ください。