最新更新日:2024/09/27 | |
7月22日(金) 有意義な夏休みに
この1学期は、コロナ感染の影響で学級閉鎖を行うなど、保護者の方に心配をおかけしましたが、大きな事件や事故もなく、7月20日(木)に1学期の終業式を迎えることができました。保護者の皆さまのご協力に感謝申し上げます。
終業式では、子どもたちに、この式を「70日間を振り返って自分の状況を知り、次のより高い目標を設定する機会にしてほしい」という話をしました。また、夏休みに向けて次のよう話をしました。 <夏休みを前に、二つ話をしたいと思います。 先日、岸田総理大臣が、参議院議員選挙後のインタビューで、今の日本の状況を「戦後最大級の難局にある」と答えていました。生徒の皆さんは、今の日本がどうして危機的な状況にあるのか、簡単に説明できるでしょうか。 新聞活用で、新聞を日頃から気を付けて読んでいる人も多いので、2月から続くロシアのウクライナ進攻、円安、コロナの影響などの事実から説明できる人も多くいると思います。身の回りが、大きく変化しています。世の中で起こる様々な出来事や変化に、無関心であっては、正しい情報を得て、自分で考え、判断すること、行動することはできません。 夏休み中は、少し時間があります。世の中の様々な出来事や変化に、普段以上に関心をもって、自分なりの意見が持てるように調べ、考えてみてほしいと思います。。 二つ目の話をします。今月の初めに、女性で初めて将棋のプロ棋士になるため、編入試験に挑戦する、里見香菜さんについて、新聞やテレビで取り上げられていました。 将棋についてのことは、先生は詳しくありませんが、里見さんは、女流棋士として女流王座など4つのタイトルを保持する実力がありますが、日本将棋連盟に所属するプロ棋士ではありません。女性でそのプロ棋士になった人は、今までに一人もいないほど、女性がプロ棋士になるのは難しいそうです。 里見さんは、難しい編入試験に挑戦し、プロ棋士を目指します。そして挑戦する理由を、「自分がどこまでやれるかを知りたい」挑戦することを決めたのも、「より後悔しないような選択をした」とインタビューで答えています。 今の自分に満足することなく、さらに難しいことに挑戦し続ける。そんな気持ちが伝わってくる言葉だと思います。 明日から夏休みになります。何か新しいことに挑戦する良い機会でもあります。簡単なことへの挑戦でも十分だと思います。挑戦する何かを決めて、休み中にぜひ取り組んでみてください。大きな成長につながると先生は思います。 夏休みを迎えるにあたり、二つ話をしました。最後に、病気やけが、交通事故、水の事故などに遭うことなく、2学期、全員元気に迎えられる、そんな夏休みにしてください。> コロナ感染症の感染拡大が続いていますが、基本的な対策をしっかりと行い、有意義な夏休みにしてほしいと思います。 |
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