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暫定基準値を上回る放射性物質が検出された食べものはどうすればいい?

福島原発の事故により、各地のホウレンソウやカキナ、原乳などから暫定基準値を上回る放射性物質が検出され、出荷制限されました。風評被害にあわないよう、正しく理解したいものです。産経新聞の記事を参考にしました。
Q1 なぜ葉ものの野菜から検出されるの?
A1 放射性物質は風で運ばれて付着するため、ホウレンソウのように表面積が大きいものほど付着しやすいです。キャベツやハクサイは表面の葉には付くが内側には付着しにくいため、表面の葉をはがすとよいです。
Q2 ジャガイモなど根菜類は大丈夫?
A2 土の中に入っている根菜類は、土が放射性物質の付着から守ってくれています。雨などから放射性物質が土中に入ったとしても、根菜が吸収するのはごく微量で人体に影響はありません。
Q3 野菜を食べるときに注意することは?
A3 日本分析センター(千葉)は「検出された数値は人体に影響を与えることはない」とした上で、「野菜を水で洗えば付着している放射性物質が半減し、煮れば3分の1まで取り除くことができます。ただ、煮汁は放射性物質が含まれるので飲むのはなるべくなら避けたほうがいい」と説明しています。
Q4 肉や魚は大丈夫?
A4 家畜は放射性物質を含む水分を大量に取ることで放射性物質を体内に蓄積するため、直接付着している野菜などと比べて検出値は小さくなります。魚も海水や食物連鎖の中で放射性物質を取り込むが、間接的な摂取となるので量は少ないです。
Q5 牛乳や鶏卵は?
A5 乳牛が水分から放射性物質を体内に取り込んだ場合は、多くが尿や原乳として体外に排出されます。水分を多く含む牛乳のほうが肉より影響が大きいといえます。卵の場合は産むまでに時間があるので、含まれる放射性物質の数値は減ると考えられます。
Q6 肉や魚からは検出されていない?
A6 これまで検出の報告はありません。もっとも20日に野菜から暫定基準値を超える放射性物質が検出された栃木、群馬両県、東京都(検出は千葉県産の野菜)では肉や魚の検査をしていません。検査は影響の出やすい露地植えの葉物野菜や原乳、主要な産品など、自治体ごとに優先順位を決めているためです。
Q7 食べたら体内に蓄積されないの?
A7 仮に体内に入っても放射性ヨウ素は8日間で放射線量が半減し、16日後には4分の1まで減少します。放射性セシウムも多くは体外に排出されるため長く体内に蓄積されるとは考えにくいです。
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