6年生 お帰りなさい現地では、仕事をしている人にインタビューをしながら、仕事に対する意識を高めてくることができたようです。この経験をしっかりとまとめ、今後の学習に生かしていって欲しいと思います。 6年生 元気に出発しました今回の修学旅行は、働いている人にインタビューしたり、表情や仕事ぶりを観察したりすることを第1の目標とし、友達との和を深めることも大きな目標としています。 存分に楽しんで、充実した1日を送ってきて欲しいと思います。 おもしろ理科教室芳山小学校の子どもたちはみんな知っています。 それは、全校生みんなが見ている前で実験を行ったり(スクリーンに実験の様子を映し出しました)、理科の授業で使う草花を採ってきたり、実験道具を作ってきたりしてくれているからです。 今日は、突然、2校時の休み時間に、児童昇降口で理科教室が行われました。 子どもたちは、この教室で、校長先生が作った簡単なおもちゃで遊びながら、動くおもちゃの楽しさを味わいました。もしかすると、縁日のような気分だったかもしれません。 きっと、校長先生は、「夏休み中に、おもちゃの作り方を自分で調べ、試行錯誤しながら作って遊ぶきっかけになればいいなあ」と考えていたのかもしれません。 昇降口にいつでも手に取ることができるようにおもちゃが展示されています。どうぞ、実際に遊んで、おもちゃの仕組みに驚いてください。 合奏部 初舞台今年、合奏部が課題曲として演奏したのは、レハール作曲の「メリーウィドウ・セレクション」。華やかであり、しっとりと聞かせながら、ユーモラスな部分で最後をしめるコンクールでは、よく演奏される曲です。 3月11日の震災の影響が大きく、活動もなかなか思うようにできないことがありましたが、短期間で曲を演奏することができるようになりました。これは、この曲の魅力であり、子どもたちが演奏することを楽しむことができたからです。 なかなか手強い曲で、十分魅力を伝えるためには、もう少し時間がかかりそうですが、みんなでの演奏を楽しんでいきます。 第2回 ちりとり隊普段の清掃ではなかなか手の回らないところを、丹念に時間をかけて水拭きしてくださいました。校舎が綺麗になったのは言うまでもなく、線量を測定してみると、低い値がより低くなっていることに驚きます。 次回は、体育館の拭き掃除を予定しているようです。「ちりとり隊」に参加したいという声が聞こえてきますので、全家庭に案内を差し上げます。ご協力お願いします。 新しい国語の授業 2講師として、 慶應義塾大学教 鹿毛雅治先 福島大学人間発達文化学類 吉永紀子先生 福島大学人間発達文化学類 佐藤光男先生 の3名の先生方がいらしてくださいました。本当に、贅沢な授業研究会です。 教師は、この単元では「感想を書くこと」を言語活動中核として構成し、指導に取り組んできました。子どもたちは、「感想語」の根拠となる叙述をもとに自分の考えを発表したり、友達の意見を聞いたりしながら、スイミーが自分と同じ赤い魚に出会って、何とか一緒に遊ぼうと考えている場面の感想をもつことができました。 「ぼくは、そんなふうに思わなかったけれど、スイミーってすごい魚だな」 「スイミーって、かっこいいよ」 ここでは、子どもたちがどのようにして感想を抱くことができたのか記述できないのが残念です。 楽しくコミュニケーション子どもたちが取り組んだのは「Fun with Animal/動物で遊ぶ」 今までの学習で、あいさつの基本的な話し方を練習してきた子どもたち。今日は、その話形にひとひねりが加えられました。 My name is (自分の名前). だった話し方が、My name is(動物の名前とその色).となったのです。つまり、「pink cat」 や 「red rabit」が出現したわけです。 動物の名前と色を組み合わせた活動は、今後、様々な表現に生かすことができそうです。 そして、この授業には、もうひとひねりが用意されていました。子どもたちが扱った動物は、「Brown Bear,Brown Bear,What Do You See」という本に登場する動物もいたのです。教師が読み聞かせする音の中に、自分が友達と交流してきた動物が聞こえると表情が軟らかく変化していきました。 英語を使って交流するだけでなく、英語を聞き分ける耳を育てる授業でもありました。 新しい国語の授業新しい教科書になってから「海を かっとばせ」という新しい教材が配当されました。主人公「ワタル」の気持ちや様子をとらえ、「自分だったら、きっとこうするだろうな・・・」といった異化の部分や、「自分も、同じ考えだ。納得できる」といった同化できる部分を話題に取り上げて、「人物と自分を読み比べながら読む、新しい読み方を楽しむ」学習に取り組みました。 国語科も新しい学習指導要領になって、「読むこと」に関しては、今までの学習方法と違いが出ています。私たちもしっかりと指導法をおさえ、子どもたちに伝えながら、「学び合いのある」学習を模索しています。 いざ、という時のために心肺蘇生法と言うと思い起こされるのは、人形を使っての人工マッサージです。しかし、AEDの使用法、物がのどに詰まったときの対応の仕方など、日常生活において起こりうる様々な危機への対処法があるのです。また、乳児・幼児によっても様々な制約があるのです。それを、知ることでいざという時に対応できるのだと思います。 参加された方のアンケートから 「この講習を受けて、身近に起こるかもしれないと感じました。子どもだけではなく、高齢者にも使えることが分かり、大変役に立つことだと思いました。自分のため、家族のためにも、もっと多くの方に受けてもらいたいです」 「"身についた"と言えるか分かりませんが、体験したことによって遭遇した状況に焦りすぎない心構えはできたように思う。AEDの使い方も、器機に任せれば大丈夫だと分かった。有意義だった。使わないことにこしたことはないが、知識は必要だと思った」 乗車定員とあまった人数の関係を考える今回、子どもたちが取り組んだのは、「あまりのあるわり算」での問題文に適した答えの考え方。「4人乗りのボートに23人が乗るとしたら、船は何そう必要か」という問題を考えました。 式 23÷4=5・・・3 この答えの5は、5艘のこと。3は、4人乗りの船に乗り切れていない人数のこと。計算した当初は、この式の意味をとらえることができないため、必要な船の数が、「5」なのか「6」なのか、まちまちでした。 しかし、ペアでの話し合い、全体での話し合いによって、子どもたちは、4人ちょうどではない人数でも、船が1艘必要であるということに気づいていきました。 「(定員の)4人ということは、4人までは乗れると言うことでしょう。だから、3人が乗ってもいいんだよ」 「そうか。だから、1艘増やす必要があるんだね」 正しく導き出した答えに含まれている条件を、実生活に照らし合わせて考えたことで、「あまりが出たら、答えに1をたします」などの機械的な考え方ではなく、納得を伴いながら求めることができました。 しっかり歯を磨こう今日は、21名の歯科衛生士・歯学学校医の学生の方がお出でくださいました。それぞれの学年にあわせて、どのように虫歯ができるのかを「寸劇」「紙芝居」などを用いて分かりやすく楽しくご指導してくださいました。 その後、実際に歯ブラシを持って正しい歯の磨き方の講習となりました。歯垢染色をしてみると、磨き残しの多さに自分でビックリする子や、「やっぱり」と納得する子などが見られました。自分の歯の歯垢がつきやすいところの磨き方を実際に教えてもらったり、鏡を見ながら取り組んだりと、役立つ学習に子どもたちも楽しく取り組むことができたようです。 6月は歯の健康を守る月刊でもあります。学校から渡された「歯磨きカード」にぜひ、真剣に(?)取り組んでみてはいかがでしょうか? 学級の旗を決めよう4年1組大好きの子どもたちが話し合ったのは、自分の学級に相応しい旗を決めると言う内容でした。4年生になって新しく学級が編制されて2ヶ月が経ち、新しい仲間と豊かな人間関係ができ始めたこの時期に、みんなで協力し合えるようなクラスにしたいという願いから「学級の旗を作ろう」という議題が出されたのです。 事前にクラスの友達からの投票で決められた3点のアイディア作品が検討対象となりました。それぞれの作品に描かれた絵のパーツに、子どもたちは意味を見出したり価値付けしたりして自分たちの旗を決めようと意見が出されました。 それぞれの作品には良い点があり、折衷案として良いとこ取りの作品になるのかと思いきや、子どもたちは一つ一つのアイディアを作品としてとらえ(参観していて、考えた友達に対する誠実な態度だと思われました)、最後まで相応しい作品の選定にあたりました。 今回選ばれた作品は、子どもたちの手で旗となって4年1組を象徴していくものだろうと思われます。お目見えするのが楽しみです。 保護者除染ボランティア 始動この「ちりとり隊」は、本校の保護者の方が、子どもたちの生活する環境を少しでも良いものにしたいという思いが積もり、今週の月曜日に募ったところ、58名の方が隊員として登録・参加していただいたものです。 子どもたちのために、汗びっしょりになって活動していただけたこと、本当に嬉しく思いました。次回は、休日に行う予定です。ぜひ、参加いただけますか? ひまわりの種に願いを込めて校庭の表土を削ったときに、花壇や植え込みの土も全て削り取ってもらったため、花が1本も無い状態でした。そんなときに、遠く神奈川県藤沢市にお住まいの方からひまわりの種が送られてきたのです。種と一緒にメッセージも送られてきました。「ひまわりには、放射線を吸い取る効果があるようです。少しでも、皆さんが元気に過ごせるようにと思い送ります」との内容でした。このメッセージは、全校集会の時に子どもたちにも伝えました。 今日は、栽培委員会の子どもたちが種を埋めました。マリーゴールドとマリーゴールドとの間に、1粒ずつ。ていねいに。 早く芽が出て、太陽に向かって伸びる姿を楽しみにしています。 ゆで加減を調べる最初、子どもたちは教師が準備した茹で時間の違う野菜を食べ、固さの違いを感じ取りました。どちらが、サラダに適しているか確認した後、班毎に茹でる時間の見通しを立て、茹で始めました。子どもたち鍋の中で変化する色合いにも気を配りながら、班で考えた時間毎にお湯からすくい上げました。 期待しながらの試食となりましたが、意外にも思ったような固さ(キャベツは、軟らかすぎ。ニンジンは、固すぎ)でなく、子どもたちは多少がっかりした面もちとなりました。自分たちの茹でた野菜を評価した紙には、どの班も思い通りにならなかったことが書き表されていました。 野菜の標準的な茹で時間については、教科書に書いてあります。でも、子どもたちが学んだのは調理方法ではなく、「失敗を次に生かす力」を会得するきっかけとなったのです。 「次は、野菜サラダを作ります。次は工夫しておいしいものを作りましょう」との、教師の投げかけに、子どもたちは、「ようし、次こそは・・・」と思いを馳せていたようです。 ハートが届きましたこの手作りの給食袋は、東日本大震災の被災地の子どもたちに送ろうと、大津市の母親の方々が企画し、全国の賛同された方から送っていただいた物なのだそうです。この給食袋1枚1枚には、ハート形の布が縫いつけられているだけでなく、製作された方からのメッセージが入っています。袋の中には、たくさんの小さなお子さんからのメッセージも入っていました。 郡山市だけで1万枚以上の給食袋が届けられています。福島県内・岩手県内の学校を考えると相当な枚数が作られたことでしょう。全国の皆さんのやさしさを直に感じています。 なお、この給食袋は、1・2年生に使ってもらうことになります。1枚1枚に込められた温かい励ましを、子どもたちにしっかり伝えていきます。 校内球技大会 盛会に厚生委員会のキャッチフレーズは、「こんな時だからこそ、みんな集まってわいわいやろう」 当初、学年毎のチームができるのか危ぶまれる声もありましたが、いざ、募集をかけてみると、予想以上に参加される方が多く集まりました。こんな時だからこそ、日常生活で配慮しながら、整った環境の中でしっかりと汗を流すことも必要なのかもしれません。 和気あいあいと行われた球技大会。優勝は、4学年でした。優勝記念品を手にしての皆さんの笑顔に、勇気づけられませんか!? 人物の人がらを読み深める子どもたちは、文章を読んで「松井さん(物語の主人公)は、やさしい人だ」と気づいているのです。子どもたちは、文書全体から滲み出る雰囲気を味わう「読み楽しむ」ことはできているのです。しかし、国語科でこの学習を取り上げることの理由は、叙述にもどること。 「なぜ、やさしいと判断したのか。それは、どの文から分かるのか」 「やさしいというけれど、それはどんなやさしさなのか」 を、読み深めていくことが学習として必要となっていくのです。 4年2組の子どもたちは、課題を把握すると、文章に向き合い、分かったことを文章の脇に書き込んでいきました。その後、友達と交流することで自分の考えを確かめたり、新しい考えに気づく学び合う姿が見られました。 全体での話し合いでは、自分の考えと友達の発表の差異の部分が話題にあがり、修正したり、より明確にしたりする学習が展開されました。 繰り下がりを考える2年生が取り組んだのは、手持ちのお金42円から13円のあめを買った場合の残りのお金の求め方。教師から、問題が出されると、 「えっ、無理。できない!」という声が教室からわき起こりました。 でも、その中に、「両替(? この時点では聞いている教師が、子どもたちは何を言っているのか分からない)」「変身(?同様)」の声がちらほらと。 子どもたちがどういうことを言おうとしているのか耳を傾けていると、 「2から3は、ひけない。だから、おつりを作ればいい」という説明の声が。(なるほど。1の位だけでは計算できないので、10の位まで数をひろげて計算しよう。つまり、繰り下がりの必要性について言おうとしているのだな)と分かりました。 そして、その考え方で、10円1枚を1円玉10枚に両替し、2円から3円をひくことができることを確かめました。(具体操作) 友達との確認の後で、子どもたちはお金をノートに書き、お金をどうやってひいていくのか、流れをまとめることができました。(半具象操作) このお金などを使った具体操作から、絵や図に表すなどの半具象操作。そして、計算式に表して解決する(抽象)の一連の活動が密につながる学習を大切にしていくことが、低学年の子どもたちにとってはとても重要です。 授業が終わってからは、教師が学び合いました。時折、秋田先生から授業を見つめ直す視点をいただきながら、教師自身が感じたこと・子どもたちの姿を話題に上げ、教師の発問の仕方・教材の質とその取り上げ方・子どもたちの関わらせ方(友達や教材)を学びました。 1つの授業を見て教師自身も学ぶ。これを大切にした学校生活を根幹としていきます。 校長先生、これは、だれですか?入学して1ヶ月を迎えようとする1年生も学校に慣れ、落ち着いて学習に取り組んでいます。そして、明日は、第1回目の学校探検の日。2年生が1年生を案内しながら、学校全体を巡ります。 でも、その前に、2年生は予行練習。校長室に入ってきては、しきりに校長先生に質問を投げかけていました。さすが、自分たちで1年生を案内するという目的を持つと、その責任からか(?)、1年生に聞かれて答えられないとと思ってか(?)熱心に、事前準備に取り組んでいました。 きっと、明日は、頼れるお兄さん・お姉さんの姿が校舎内の至る所で見ることができるでしょう。 |
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