相手の状況・立場を考え今回、子どもたちが取り組んだのは、物語教材「ちいちゃんの かげおくり」を使って、中心公「ちいちゃん(小さな女の子)」がおかれている過酷な状況をとらえること。そして、その状況の中で独りぼっちで家族の帰りを健気に待つ「ちいちゃん」の立場に立って感想を話し合うことに取り組みました。 子どもたちにとって、戦争の状況をはっきりと思い描くことはできません。これは、大人にとっても同じことだと言えます。でも、わずか4・5才の女の子が、3日間も独りぼっちでいなければならない状況であったことをとらえることはできるのです。そして、その状況に憤りを感じ、感想をもつことができるのです。 相手の立場を理解し、その心を感じる学習は、道徳の学習と深く結びついています。3年3組の子どもたちは、しっかりと「ちいちゃん」に寄り添って感想をもち、意見を交流しました。 リズムよく 仲良く子どもたちが取り組んだのは「小型ハードル走」。このハードルを、自分の跳びやすい歩幅でリズミカルに跳び越すことが今日の学習のねらいとなりました。 本校で大事にしているのは、学び合い。子どもたちは、友だちの跳び越す姿を見ながらアドバイスをしたり、賞賛したりする姿が見られました。また、チーム対抗で取り組んだリレー遊びでは、「どうすれば、前回のタイムより短縮できるような跳び方ができるか」話し合い、練習する姿が見られました。 タイムが向上した結果を聞いた子どもたちは、グループで喜び合い、満足した表情を見せてくれました。 子どもたちが課題解決に取り組んでいく時に、「学び合いの充実を図ること」が私たちの研究課題の一つです。 1 子どもたちが何を学ぼうとしているのか確認できること(イメージをもつ・映像を出すなど可視化すること) 2 話し合い・学び合いの時に何について話せばいいのか分かること(焦点化を図ること) 今回の授業研究は、教師自身が学べた機会ともなりました。 ご来校ありがとうございました今年は、5時間の内、2時間を公開いたしました。終始、教室に人の出入りがあると子どもたちが落ち着かないことを考慮した上での実施です。このことにつきまして、機会あるときに、担任や教務までお声を聞かせていただけるとありがたいです。 授業研究会で、たくさんの人に授業を見てもらっている子どもたちでしたが、お家の方の前となると、意外にも緊張しており、普段とは違った空気が教室に流れていた様に感じました。それでも、お家の方の前で、挙手をする子どもたちの表情は、「見てもらえている」という嬉しそうな表情でした。 ぜひ、お子様の様子を話題にして、楽しい食卓を囲んでいただければと思います。 1年生 寿限無を唱える1年生にとっては、なかなか高みのある暗唱が繰り広げられました。 「蟻が鯛なら 芋むしゃ鯨」などの付け足し言葉では言い回しの楽しさを伝えました。 寿限無は、全員があの長い名前を覚え、堂々と唱えるだけでなく、寸劇を交えて寿限無の長い名前が付けられた由来や長い名前による楽しいエピソードを分かりやすく伝えました。 全校生も応援に駆けつけてくださったお家の方も、1年生の堂々とした発表に大きな拍手を送りました。そして、かおりのきょうだい班に戻った1年生に、「上手だったよ」と温かい声をかける上級生の姿がとても微笑ましく思えました。 三世代? お祭り?交流この交流会は、地域のお年寄りの方と交流するのが目的でしたが、お年寄りと言うよりも、大きなお兄さん・お姉さんと一緒になって遊んだという感じで交流が行われました。チームになって体を動かすゲームに一緒になって取り組んだり、射的をして交流を深めたりしました。 また、この交流会を盛り上げてくださったのは、地域商店街の皆さん。寸劇を披露したり、仕事体験として、自転車のパンク修理や大きなお肉を切り分けたりと、普段ではできない活動に取り組むことができました。 美味しい豚汁うどんを食べてお腹いっぱい、初めて分かったこと一杯の嬉しさをもって、満足した顔で会を終えました。 地域の方、よろしくお願いしますこれは、子どもたちにとって安全・安心な地域づくりを願って、PTAと学校が協力して活動を行っているものです。 この安全教室に参加した子どもたちは、4年生から6年生。自分たちが住んでいる方部に分かれて、地域にある「110番の家」の方に、常日頃から見守っていただいていることへのお礼と、これからも「110番の家」を継続してくださることへの感謝を伝えました。 また、この安全教室を行うにあたっては、生活指導委員会の保護者の方が中心となり、多くのボランティアティーチャーの方からご協力をいただくことができました。 校長先生からも「学校の代表として、地域の方へしっかりと挨拶してきてください。」と話があり、子どもたちは緊張しながらも楽しそうに110番の家を回りました。 「仲間分け」を考える大きさが違う長方形だけど「仲間」である理由を、子どもたちは既習事項を生かして考えました。 「大きさは違うけど、重ねてみるととても美しい。何か関係がある!」と考えた子。 長方形の縦と横の長さを表に表し、そこから、縦の長さが2倍・3倍…となったとき、横の長さも2倍・3倍…となる決まりを発見し、友達に考えを伝え合った子どもたち。 「縦の長さを基準にして横の長さを割ると、一定の値になる」と比の値に気づいた子。 「大きさが違うけど、辺の長さに着目して数値を操作(わり算)すると、すべての長方形の縦と横の長さは、同じ2:3になる」と「比」の考え方を説明する子どもたち。 様々な考え方を用いて、大きさの異なる長方形が仲間である理由を見つけることができました。 今日は、単元の始め(導入)。これらの考えをどの子も納得し活用できるようにしていくのが、これからの授業です。 教養講座家庭科室の中は、甘い香しい匂いでいっぱい。オイルをつけて、お互いのリラックスを求めてマッサージすると、 「家に帰ったら、子どもにやってあげたい」 という声が聞かれました。 次回は、料理教室。昨年はクリスマスの料理づくりで大好評でした。参加、お待ちしております。 いざというときの心構え今日行われた避難訓練での子どもたちの様子を見ていると、子どもたちは本当に真剣に取り組みました。避難経路や避難時の服装の確認と実践。この一つ一つの取り組みがいざというときに「生きて働く力」となるのだと思います。 それと今回の避難訓練で、もう一つ嬉しかったこと。話を聞くときの姿勢がとても良いのです。話す人の方に多くの児童が顔を向けている姿をこれからも、授業の中でも大切に取り上げていきたいと思います。 思いを読み解く「五月」と「十二月」のそれぞれの場面を読み深めてきている6年2組の子どもたちは、読みの視点(比べる観点)を決めて比べながら読み、対比的構造を明確にしました。そして、その後、賢治さんが作品を対比構造にした意図を考えるました。 子どもたちの発表の中で 「五月は、カワセミが水の中に飛び込んできた。十二月は、やまなしが飛び込んできた。自然は大きい(子どもの意図は、多様な物が自然界にはあるということかなと捉えました)ということ」 「五月は、自然が美しいけど、怖いことがあるので 半分半分。 でも、十二月は寒く厳しいけど、恵みがあるので 半分半分。それを、表現したかった」 「かには成長している。いろんな経験を積んで成長していくということを伝えた」 子どもたちの考えを聞くのは、面白い!! 彩る紅葉の中 楽しく歩くこのウォークラリーは、かおりの班単位で行動し、公園の中に設けられたチェックポイントで課題に取り組んだり、公園の中に隠してある文字を見つけて意味のある言葉を考えたりしながら、公園の秋を味わうことをねらいにしました。 …そして、各班の知力・体力・団結力が試されました。 8ヶ月、一緒に活動してきた子どもたちは、とても仲が良く、一緒に課題に取り組むことができました。6年生が難しい英語を簡単に日本語に言い直す姿に感嘆の声が上がったり、フラフープくぐりを素早く行う3年生に歓声や笑いが起こったりと、活動時間があっという間に過ぎてしまいました。 班で取り組んだ課題は点数化され、表彰式が行われました。野外で十分に声が響かない場所でも、子どもたちは真剣に友達の発表に耳を傾けていました。落ち着いた子どもたちの姿もとても嬉しく思いました。 明日は、かおりのウォークラリーですこのウォークラリーは、公園の中に設けられたチェックポイントで、指示されたことに班全員で取り組み、その点数を競うというものです。 今日の昼休みは、かおりのふれあいタイムがあり、体育館で長縄跳びで汗を流しました。1年生も、男の子も女の子も楽しく遊べるように縄を回す上級生。ご覧の写真のように仲良くなった子どもたちが力を合わせて、チェックポイントで課題に取り組むことは容易く、とても楽しい思い出となるでしょう。 |
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