第1回 授業研究会そして、本時、子どもたちに出された課題は、正方形の中に猫の目のように描かれた部分の面積をもとめること。黒板に貼られた図形を見て、戸惑いの声が上がりました。 「今までは、公式が使えたけど・・・。よく分からない。」 「弧の部分を、どう考えればいいのかなあ。」 「T 何が難しいのか分かった? 図形が隠れていない?」 「正方形があった」 「赤い部分と白い部分を併せるとおうぎ形になる。」 「おうぎ形から直角三角形を引いたら、求められそうだ」 この後、子どもたちは自分の手元にある図形を操作しながら、求めようとする部分を導き方を考え、ノートにまとめました。子どもたちが考えたのは、3つの方法。それぞれの考え方を伝え合い、求め方を考えることができました。 図形を学習するときには、考えの拠り所となる教材が必要不可欠。その教材が、前時まで活用してきた物であれば、学びに連続が生まれます。そして、今回は、数値にこだわらずに、求め方を主とする考え方にこだわったことも、子どもたちが理解を深めることができたようです。 |
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