最新更新日:2024/09/27 | |
3月18日(月)千秋中桜日記芽の先が緑色,一部は桃色に変わってきています。 インフルエンザの流行がようやくおさまってきましたが,まだまだ注意が必要です。 令和5年度の授業は最終週になりました。金曜日には修了式を迎えます。自分や人との関係を来年度に「つなげる」,または,新たに「切り替える」時期になりました。4月に作成した「目標達成シート」はどうなりましたか。 3月14日(木)芽を膨らませて自分らしさの開花をサクラの冬め(NHK for School) 人も,季節や時期によって,自分自身の在り方や目標を考え,成長していきます。 生徒の皆さんは,令和5年度のまとめをしっかりし,令和6年度に向けて,向くべき方向を定めていってほしいと思います。 それぞれどんな花を咲かせるかが楽しみです。 3月8日(金)朝登校後の様子1年生は,本日2組と3組がインフルエンザの流行により,残念ながら学級閉鎖となっています。元気な生徒は,GoogleMeetにて,健康観察,本日家庭で取り組むことなどを担任の先生と確認しています。 1年1組と4組は,インフルエンザが広がっている様子はありませんが,油断は禁物です。 家庭においても「手洗い」「うがい」「換気」の徹底をお願いします。 3月6日(水)第77回卒業式保護者の皆様,地域の皆様に感謝申し上げます。 以下は,式辞の抜粋です。 ======== この春に、晴れて卒業する一九四名の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、今日この時を、また新たな起点にして、ますます自分自身を輝かせ、さらに生き抜く力を身に付けていくと信じています。 さて、能登半島地震では、受け入れがたいことやものを、受け入れざるを得ない苦しさが、心を突き刺しました。そんな中、避難所で「何日かぶりに水が出た。二次避難により水が出る、勉強ができる。」といった小さな希望に光を感じる生徒たちの、現状を受け入れていこうとする姿に、私たちは何をすべきか、今何気なく流れる環境や時間に対して、どのように向き合っていくかを、考えさせられました。 ありふれた日常の捉え直しや、生きることの尊さ、生き抜くための力強さの必要性を、目の当たりにしました。振り返ってしまう思いを封印するのではなく、思い出される記憶を、自身を奮い立たせる力に変え、前へ前へと進む歩みをやめないことの大切さを痛感しました。 新幹線運休による修学旅行延泊は、そういった意味では災害でありました。状況を理解し、一人ではないことを心の支えとし、仲間と互いに気遣い、励まし合って前を向く皆さんに、助けられました。 目標や、先にあるはずの確かなものを、手探りで追い求め続けることの困難さは、いつでも誰でも同じです。 私たちの人生は、これまでの歴史の上に成り立っています。歴史になってきたこと、歴史にしてきたこと、どちらも人の知恵によって生かし生かされ、今なお新たな歴史を作り続けています。 自分を社会に生かすと共に、歴史を作っているという重要な役割を意識し、生き抜いていく強さを持たねばなりません。その強さが、その先の自分の光となり、進むべき道へと、導いてくれるからです。しかしながら、立ち止まって身動きの取れないときもあります。そんなときは、弱さを受け入れてください。そして、それを誰かと共有してください。共有できることも大事な強さです。 昔、子供のころにきいたなぞなぞに、「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足。この生き物は何か?」というものがあります。答えはおわかりの通り人間です。人間は生まれてから自ら動けるようになるまでに、他の動物よりも多くの助けが必要です。自分で立ち上がり、二本足になるといよいよ自立が始まります。三本足は、二本プラス一本と捉えると、何かの助けを得て、自立し続ける様子です。皆さんは、今まさに機能的な自立を果たし、精神的な自立を進めているところです。自ら立って前に進むだけでなく、共に歩む誰かの三本目の足となることが自立の完成形のはずです。そのためには、絶えず、自分以外の誰かと、互いにその存在を意識し合い、認め合わなければなりません。 これまで、九年間の義務教育では多くの基礎的・基本的な知識・技能を身に付け、見方・考え方を高めてきました。そして、この先もその学びは続いていきます。それは、自立をさらに進め、そして「働く」ためです。 「働く」という字を想像してみてください。人偏と「動」動くという字から成り立っています。「動」は、左上の「人が立っている」象形と、左下の「重い袋の両端をくくった」象形、右側の「力強い腕」の象形から、人が重い袋を「うごかす」ことを意味する漢字であるということです。その左側にさらに、横から人が見た象形の人偏がついてこの漢字が成り立っています。 「働く」の「働」の意味は、ただ、仕事をする、稼ぐという意味にとどまらず、他人のために奔走する、有効に作用するといった意味も持っています。すなわち、「何かを成し遂げる行動をし、その行動によって人に利益をもたらす」という意味であります。この意味では、働くことも、目指すべき自立の要素です。 卒業生の皆さん、喜びと困難は、どちらか一方が続くことは少なく、交互に繰り返されます。困難の方が長く続くこともあります。しかし、大きくても小さくても、自分が満足できる喜びを知ると、困難に立ち向かう力がわき、困難を乗り越えると、次の喜びにたどりつきます。目の前に訪れるすべてのことは、自分のため誰かのために生きる舞台です。自分らしく力強く演じ、生き抜いていってください。 生徒たちは、これまで守られてきた義務教育の学校から、様々な風の吹く、社会の入口に向かって出発します。「千秋の子」から「千秋の人」へと、今後ますます自分磨きを続け、さらに大きく成長していくことを祈念しまして式辞といたします。 令和六年三月六日 一宮市立千秋中学校長 内田 正弥 3月5日(火)最後の給食 修了式献立は,ご飯,牛乳,カレーシチュー,ヒレカツ,いろどりサラダでした。 最後となると味わいも少し違ったのではないでしょうか。感謝の気持ちで食したと思います。 一足早い3年生の修了式では以下のような話をしました。 ======== いよいよ明日卒業式を迎えます。 これまで,授業で鍛えた自分,行事で生かした自分を振り返ってほしいと思います。 また,普段の生活では,友達や家族,先生をはじめとする大人たちとの関係の中で,自分とは何か,自分らしさとはどんなことかを考えてきたと思います。 他者の意だけに沿って行動するうちは,自分らしさにたどり着くことは難しいと思います。他者の意を受け止めつつ,自ら判断・行動してはじめて,他者の笑顔や感謝の言葉,生き生きとした姿から,自分らしさに気づくことができるのだと思います。 人は,人と様々な距離感を保ちながら,人の中で生きていきます。 命に係わる場面に遭遇したときには誰かのブレーキに,共に前に進んでいるときにはペダルやハンドルに,悩みを知ったときには荷台になることで,自分のよさを思う存分発揮できるはずです。 皆さんは,明日卒業します。卒業後は千秋中学校には戻りません。思い出という記憶を本校の学び舎に記していくために,互いに過ごした日々を確かめ合って今日,明日を過ごしてほしいと思います。 さて,皆さんの3年間における今年の漢字を振り返りたいと思います。 公益財団法人 日本漢字能力検定協会Webサイト「今年の漢字」より ◎2021年の漢字は「金」 長く暗いコロナ禍において開催された東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍や,各界で打ち立てられた「金」字塔がひときわ輝くニュースとなった年でした。 (大谷翔平,松山英樹,藤井聡汰ら) ◎2022年の漢字「戦」 ロシアのウクライナ侵攻により,「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年。円安・物価高による生活上での「戦」い,スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されました。 (サッカーワールドカップ,冬季五輪,新型コロナウイルス,村上宗隆,佐々木朗希,大谷翔平ら) ◎2023年の漢字「税」増税,減税に関する議論,物価高 生活に直結する増「税」・減「税」の動向が注目された一年で,国民の不安や期待が錯綜(さくそう)しました。 卒業する皆さんに,どう生きていってほしいかは,明日式辞の中でお話しします。 3月4日(月)卒業生を送る会 それぞれの関係互いの関わり合いのなかから生み出される至宝の時間でした。 3月1日(金)千秋中学校校歌はどこに
千秋中学校の校歌は,校内の様々な場所に記されています。
3年間を過ごした3年生なら,どこにあるかはもうおわかりですね。 卒業式当日,おそらく仲間と歌う最後の校歌は,きっと胸に刻み込まれていく感覚を味わうことになるでしょう。 3月1日(金)卒業へのメッセージがあふれています先日紹介したように,廊下や掲示板にもメッセージや思い出の写真がいっぱいです。 形となって見えるものだけでなく,メッセージを書いた人や掲示物を作成した人が費やしたその時間に馳せた思いをしっかり受け止めて,立派に卒業してほしいと思います。 |
一宮市立千秋中学校
校長:内田 正弥 〒491-0804 愛知県一宮市千秋町佐野字高須2982番地 TEL:0586-28-8763 FAX:0586-76-1560 |