最新更新日:2024/06/28 | |
7月20日(木)1学期終業式以下は校長からの話です。※写真は朝登校後の学級の様子です。 ======= 夏休みを前に,1学期を振り返り,「自ら」「共に」「互いに」について考えたいと思います。 自ら生きる,共に生きる,互いに生きる,最後の互いには,互いを生かすというのがふさわしいかもしれません。 「自ら生きる」というのは,この世に生を受けたと同時にその「意味」を持ちました。役割が与えられたのです。人はついつい欲張りなので,その役割の具体を知りたくなってしまいます。役割はおそらく,自らが生きていく過程でかかわった人たちが持たせてくれるものです。だから,まず,自ら生き続けることによってこそ,「命」を輝かせ続けられ,次々と意味ある役割に出会っていくのです。 「共に生きる」というのは,先ほどの自ら生きる中でかかわる人たちを知り,わかり合い,認め合うことで成り立ちます。現代は,様々な価値観により,差別や偏見,無配慮などが人権問題として話題に上がります。誰もが自ら生きようとしていると捉えること,他人を勝手に自分の枠にあてはめないことが大切です。 「互いを生かす」というのは,共に生きるために,その人その人の生き方を理解した上で合意し,支えとなる言動をすることです。自分と違って当然,同じにならなくて当然。たまには共有できるものが見つかって意気投合することがあるかもしれません。でもそれはいつもではありません。ここでも自ら生きようとするもの同士の調整が必要になります。 皆さんが今受けている授業で,最も身につけたいことは,学びに向かう人間性です。何かが一定の期間だけできるようになっていること,すなわち点になることではありません。線や面になる可能性のあることを自分らしく生きる態度として身につけるのです。 まねる,疑う,確かめる,考え直す,取り入れるなど,学びに向かう人間性を身につけるために必要な学び方はたくさんあります。 夏休みには,ぜひ,与えられた課題に取り組むだけでなく,自分の責任で時間や生活の管理をしつつ,人間性を磨く学びをしてほしいと思います。それができれば,2学期からは今よりも良い人間関係,学級,学年,千秋中になることでしょう。 さて,4月に出題した目標達成シートは,まだすべての人が完成しているわけではありません。気付いていないかもしれませんが,6月には1学期の振り返りを指示してあります。 部活動のことや自分が日ごろから力を入れていること,なりたい自分,勉強や成績のことを大目標にしている人が多くいました。それに向かうまわりの八つの目標が大切です。この八つに向かうことが自分を成長させていく方法だからです。今からでも遅くはありません。ぜひ7月中には取り組んでほしいと思います。 今年も暑い夏が予想されています。熱中症や交通事故に気を付け,命の輝きを笑顔で周囲に伝え,自らも周囲の人も心地よくさせられる千中生として成長することを期待しています。 7月20日(木)登校の様子危険から身を守り,命を大切にして夏を楽しむために,生徒たちは,1学期のまとめと夏休みの過ごし方を確認して下校します。 7月18日(火)「部活動地域移行」だより第4号が発行されました
一宮市では,部活動地域移行検討協議会が定期的に開かれ,課題を明らかにして話し合いが進められていまます。すでに,モデル事業もスタートしています。
最新版の第4号はこちら これまで発行されたたよりは以下からご覧になれます。 第3号 第2号 第1号 7月12日(水)引き続き熱中症に注意
朝,日傘をさして登校する生徒がますます増えました。中には,ネッククーラーで首元を冷やしながら登校する生徒もいます。
汗をかいて登校した昇降口では,プランターの花が暑さに負けず,鮮やかな発色をして出迎えてくれています。 当然,毎日朝一番に水やりをしている職員がいます。 花は,一つ一つをよく見てみると,わずかにそれぞれ違う方向を向いています。 自分なりに輝こうとしている生徒とその集団のように見えてなりません。 水やり,感謝,感動を忘れず,健康管理をしっかりして,7月を乗り越えたいと思います。 7月4日(火)集会保健委員会からは、熱中症を防ぐために、服装(上着の着脱)の役割や熱中症予防講座の振り返りをしました。 生徒会からは,会長が体育祭に向けて準備を始めること、表紙絵、スローガンの募集についてお知らせをしました。 校長からは以下のような話をしました。 ========= 1学期のまとめの時期に入っています。 今日は特別な日についてお話をしたいと思います。 特別な日は、誰にでもあると思います。 誕生日や家族と旅行した日、自分の目標が達成された日などが多いと思いますが、その逆に忘れたいの日もあるかもしれません。 ここで考え、今後に生かしてほしいことがあります。 特別な日のほとんどは、自分の捉え方によって刻まれる記憶によって決まっていくということです。 私は、小学校3年生のときに、利き腕の右腕を骨折しました。この怪我のことだけを取り上げると、良くない特別な日になります。当時、産休に入った担任の先生の代わりに担任していただいた先生のテストを受けたときの優しさや、ギプスがとれてから通った、腕を真っすぐ伸ばし筋力を回復するためのリハビリやマッサージへの興味関心により、まんざらでもない特別な日に思えるようになっています。ずいぶん前のことなので記憶はあいまいかもしれませんが、良い意味で今の自分の一部となっています。 記憶は自分でコントロールできると考えます。もちろん、他人や環境にコントロールされることもあります。さまざまな記念日には、人の願いが込められています。生まれたことを喜び、お祝いしてくれた人がいたからこそ誕生日が記念日になり、特別な日として認識されるようになります。命の尊さについて再確認する日といってもよいかもしれません。 これまでの学習や人との関係、自分にとってどんなプラスをもたらしたか、今後の自分にどう生かされ、未来を変えていくかを考え、そのイメージを記憶することによって、明日の見え方や迎え方が変わります。 7月3日(月)社会を明るくする運動
生徒が利用する正門,北門,南門に,千秋町連区保護司会の方々によって,「社会を明るくする運動」に関する標語ののぼり旗を設置していただきました。
副題は「〜犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ〜」です。 学校,家庭,地域がそれぞれの責任を果たし,子供たちを希望ある未来へ導く社会にしていきたいと思います。 第73回“社会を明るくする運動”について(法務省) |
一宮市立千秋中学校
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