最新更新日:2024/06/17
いーなかさ 千秋「命を大切に。仲間を大切に。感謝できる。最後までやりきる。千秋中生としての自覚。」そして「本気の千秋」。【自ら】【共に】【互いに】を意識した行動を。

1月30日(火)久しぶりの集会

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本日は,久しぶりに放送集会を行いました。各担当からの話は以下の通りです。
●生徒指導担当からの話
・挨拶の気持ちよさ
・ポケットに手を入れることの安全面、相手に与える印象面
・グレーチング盗難箇所に注意

●保健委員会からの話
・インフルエンザについて,症状,出席停止期間,予防方法
・手洗い後のためにハンカチをポケットに,換気は自発的に誰もが窓開け

●生徒会執行部からの話
・各学年の3学期の残りの生活
・挨拶運動,帰りに昇降口で,目標設定,挨拶に関するアンケートに回答を

校長からは以下のような話をしました。
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能登半島地震で被災し,2次避難を決断した少年は「水があって,勉強できるのでよい」と取材に答えていました。

私たちの今の生活では,蛇口をひねれば水が出ます。水を飲んだり,調理に使ったりしています。蛇口をひねるとき,その存在や仕組みについて,感謝の気持ちを持つことはあまりないのではないでしょうか。

エコスクール運動の名のもとに,電気や水をはじめとする省エネルギーや,ごみの分別による省資源・リサイクルに取り組んでいます。

この活動は,日ごろから,エネルギーや資源の有限性を知り,その中で,どう生活するのが環境に優しいのかを意識することが目的です。

災害時においても,今あるものをどう使うか,ないときにどうするかということにつながると考えます。

勉強できる環境への感謝も日ごろはあまり感じることはできないことです。学校に行けば,友達や先生がいて,自然に学びの時間が始まります。家に帰れば,慣れた屋根の下で落ち着いて自分の時間を計画的に使うことができます。

これが避難所では,互いに配慮しつつ,再生,復興に向けて,できることは何かを考え,行動しなければなりません。

皆さんには,今,目の前にある学びの機会を逃したり見送ったりせず,自分にとって意味あるものとして受け止めて生活してほしいと思います。

それが自分も人も大切にする出発点であり,苦難がやってきても共に乗り越えていく力を持つための基礎となると思います。

令和5年度はもうあとわずかになってきました。集団避難した生徒の中で,やっぱり地元といって戻る生徒もいるようです。千秋中での4月当初の自分を思い出し,自身の成長を実感すると同時に,まだまだ足りないことにしっかりと取り組む中で,千中生としての自覚を高めていってほしい思います。

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一宮市立千秋中学校
 校長:内田 正弥
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