最新更新日:2024/06/28
いーなかさ 千秋「命を大切に。仲間を大切に。感謝できる。最後までやりきる。千秋中生としての自覚。」そして「本気の千秋」。【自ら】【共に】【互いに】を意識した行動を。

12月22日(金)2学期終業式

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全生徒が屋内運動場に入って2学期終業式を行いました。
これまでのオンラインで行う集会時には,カメラ越しに映る話を聞く姿勢にいつも感心していましたが,本日集合しての終業式では,国歌,校歌,友達との意見の共有など,千中生らしさを感じることができました。
※写真は入場前の各教室の様子です。


式辞の内容は以下の通りです。
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2023年は,5月に新型コロナウィルス感染症の扱いが5類に移行し,様々な制限が解消されてきました。一方,インフルエンザの流行は,これまでになく9月から全国的に広がり始め,11月には愛知県にインフルエンザ警報が発令されました。2019/20シーズン以来4年ぶりの発令で,過去10年で一番早い時期での発令だそうです。何度か広がりそうな時期がありましたが,みなさんの換気や場面・体調に応じたマスク着用などによって,大きく広がることなく2学期を終えることができます。

体の健康管理も心の健康管理も,自分を守ることと他人を守ることの二つの柱によって成り立っています。
日ごろから,「自ら」正しい判断をし,「共に」状況を確かめ合って,適切な行動を選択していくことが大切になります。その結果,「互いに」尊重し合う生活ができるのです。

さて,今日は論語の中の「過ちてこれを改めざる。これを過ちという。」について考えたいと思います。
まず,人は誰でも意図せず過ちを犯すことがあるということです。そのとき,すなわち,過ちに気付いたときに,それを悔い,正しく改めないことが本当の過ちだということを意味しています。
過ちを改めるとき,自分の心の中だけでは,他人からはわかりません。できれば,「改めます」と宣言するとよいと思います。そうすれば,周囲の人の警戒や不信は,信頼へと傾いていくはずです。

また,意図した過ちはその時点で罪になります。この点では,もはやSNSで人を傷つける行為は過ちではなく罪と言えます。学校でも家庭でも社会でも,どんなことが問題になるかを皆さんはすでに学習しているからです。その罪は自分だけで償えますか。自分を集団や社会に生かすことにつながりますか。発信する前に一旦立ち止まり,これらについて考えてほしいと思います。人を傷つけてしまう前に,行動後の自分を大事にすることを考えてください。

次は,振り返りです。今から皆さんに聞きます。近くの人と声に出して共有しても構いませんし、心のなかでも構いません。

一つ目は,2学期に9教科で身に付けたことをそれぞれ三つずつあげてください。
(生徒は意見交換をしていました)

二つ目は,体育祭や合唱祭で,自分または他人との間で高めたことを三つずつあげてください。
(これも生徒はすぐに互いに意見交換をしていました)

どんどん出てくる人は,自分のものになっている人で,これから身につけていくことも,きっと確かなものになっていきます。毎日の授業のめあてやテスト週間に入るときに範囲表には,身に付けるべきことが示されているはずです。

家庭科の裁縫で,本返し縫い,半返し縫いという技能があります。イメージはこれです。丈夫にするための縫い方です。
これまでの学習や活動の振り返りをいろいろなものを使って行ってほしいと思います。何もしなければ忘れていくだけです。

新たな年を迎えますが,本返し縫い,半返し縫いのイメージで,自分づくりや学んだことの定着に取り組んでほしいと思います。そして,それぞれのペースで,高まっていく自分に自信をもった表情で新年にお会いしましょう。

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