最新更新日:2024/06/28
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11月30日 「違うけれど一緒のなかま」人権集会校長講話より

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 人権集会で、次のような話をしました。
 鳥と聞くと、空を飛びまわる鳥を思い浮かべるが、なかには飛べない鳥もいる。
 ダチョウは飛べないかわりに、道路を走る車と同じくらいの速さで30分ぐらい続けて走ることができる。ペンギンは飛べないかわりに、海の中を自由自在に泳ぐことができる。ニュージーランドにキウィという鳥がいる。ちょうどフルーツのキウィに足と細長い口ばしを付けたような姿をしており、翼がないので飛ぶことはできない。しかし、鼻が発達しており、臭いを嗅ぐ力では、他の鳥たちに負けない。
 こうしてみると、鳥といってもそれぞれの特徴はみな違い、飛べない鳥も別のとりえを持っている。そして、みんな同じ鳥のなかまである。
 私たち人間も同じである。学級の友だちの中にもさまざまな人がいる。絵を描くのが上手な人、走るのが速い人、いつも手を挙げて発表できる人、給食を残さず食べる人、病気にかからず休まずに学校に来る人…。それぞれに違ったよさを持っており、同じクラスの友達である。「みんな違うけれど、みんな一緒のなかま」である。いろいろな人がいて、みんな違っているからこそ、自分にはない考えや知らないことに触れることができ、おもしろいのだと思う。
 12月4日〜10日は人権週間である。この機会に、みんなが自分らしく、楽しく活動できるようにするためには、どのようにしたらよいかを考え、みんなで力を合わせて朝日西小学校を「みんな違うけれど、一緒のなかま」のあたたかい学校にしていってほしい。

11月18日 落ち葉の季節に思い出すこと

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 校庭の木々の葉が色づき、落ち葉が舞う季節になりました。掃除の時間に、子どもたちは一生懸命落ち葉を集めてくれます。
 サクラの葉が落ちる頃になると、昔出会ったおばあさんの言葉を思い出します。
 ある朝、学校の脇の道で、落ちたサクラの葉を集めていると、近所のおばあさんが手伝いに来てくださいました。「ありがとうございます。いつも落ち葉で迷惑をかけています。」と伝えると、「いいえ、このサクラには、毎年楽しませてもらっていますから。それに、落ち葉の赤い色もきれいですよ。」という言葉が返ってきました。
 四季折々のサクラの姿を見られることに対する感謝の気持ち、落ち葉をも美しいと思えるその心に感動し、朝の寒さを忘れるほどでした。大量に降り積もり、おっくうだった落ち葉掃除も、やりがいのある楽しいものに思えてきました。
 このおばあさんのように、自然の恵みに感謝する心、日常の何気ないものにも美しさを感じられる清んだ心をもつ人になりたいです。

11月9日 ものを大切にする(放送朝礼より)

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 今日の朝礼では、「ものを大切にする」ということについて話をしました。

「ものを大切に使いなさい」とお家の人や先生に言われたことがあると思う。鉛筆や消しゴム、定規や筆箱、傘や靴などをどのように使っているだろうか。普段使う道具だから、いずれは使えなくなりその役目を終える時が来る。「小さくなったから捨てる」「壊れたから捨てる」「もっといいものが欲しくなったから捨てる」と思ってはいないだろうか。
その時に「少し壊れているけど、もう少しだけ使い続けられないだろうか」と工夫して使ったり、直して使ったりする人はいるだろうか。
 今は「使い捨ての時代」と言われているが、私が育った頃は、ものが安く手に入る時代ではなかった。鉛筆も最後まで使い切るために、小さくなった鉛筆にキャップをかぶせて持ちやすくしてぎりぎりまで使ったり、新しい鉛筆の後ろに小さくなった鉛筆を付けて最後まで使い切ったりした。
 その習慣が抜けず、不足や破損が生じた時でも、工夫したり、修理したりして使おうと考える。色鉛筆は小学校に入学する時に買ってもらったものに、足りない色の鉛筆を買い足して使用している。はさみは、新任教師時代に購入したもので、持ち手などを何度も修理して30年以上使い続けている。
 私は「ものに魂が宿る」という言葉を信じている。「普段使う日用品などの道具にも心がある」という、日本人が昔から持っていた考え方である。これは、自然の恵みや大切な道具を無駄にしないようにするための、日本人の知恵だったのではないかと思う。人と同じように心があると思ってものに接することで、手入れをしたり、丁寧に扱ったりするようになる。そして、ものがその役目を終えた時には「今まで、働いてくれて、ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのだ。
 自分の使っているものを、もう一度見てほしい。乱暴に扱って傘の骨が折れてはいないだろうか。靴のかかとが踏まれて折れ曲がっていないだろうか。鉛筆や消しゴム、定規などが片付けられずに放置されていないだろうか。それぞれに心があると思うと、粗略には扱えないと思う。自分の生活を助けてくれる一つ一つのものや道具に対して、感謝の気持ちを忘れず、大切にできる人になってほしい。

11月4日 学校からのびる虹のように

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 出勤すると、朝日西小の校舎から虹が空にのびているのを見ました。早朝の小雨に朝日が当たり、虹ができたのでしょう。
 虹というと「夢」や「希望」という言葉を連想する人が多いと思います。また、「虹を見ると幸運が訪れる」とも言われます。たくさんの色がきれいに並んでおり、見ただけで心がうきうきし、何だか楽しいような嬉しいような気持ちになります。
 今、学校では「朝西っ子発表会」に向けて準備をすすめています。感染症対策のため、今年度は保護者や地域の方を招いての発表会は中止しました。そのかわりにビデオで発表の様子を録画し映像発表を見ていただこうと考えています。初めての試みで職員も不安を抱えながら準備をすすめていますが、子どもたちは新たな発表方法にやる気満々で取り組んでくれます。そんな子どもたちの前向きに一生懸命頑張る姿を、今朝の虹のように、学校からお届けできればと考えています。
 さて、虹の端はどこかと思い、校舎から北の方角を見ると、木曽川の堤防のさらに向こうからのびているように見えました。虹の端ってどうなっているのでしょうね。

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