最新更新日:2024/09/23 |
5月13日(月) 生徒集会「コミュニケーションの距離」(校長室)
4月5日にスタートした令和6年度も1ヶ月あまり経ちました。今後の学校生活をよりよく過ごしていくために、生活面・学習面、友達との関係について振り返りました。
友達との関係については、ドイツの哲学者であるショーペン・ハウアーの「ヤマアラシのジレンマ」という寓話をもとに、お互いが思いやりの気持ちをもって協力し合えば、くっつきすぎず、離れすぎず、ちょうどよい距離が見つかり、いつまでも仲良しでいられるということを話しました。 よりよいコミュニケーションの取り方を自分なりに身につけ、お互いに居心地のよい学級にしていきたいものです。 4月18日(木) PTA・協力会総会 学校方針について(校長室)4月5日、新しく251名の1年生を迎えて、全校生徒758名で令和6年度をスタートしました。 【本年度の目標】 生徒たちには「夢へのチャレンジ やりきる中中スピリッツ」をキャッチフレーズに、目標設定をして、その達成のために自分が決めたことをひとつひとつやりきっていこうと話をしています。中部中の生徒であることに誇りが持てるような学校づくりを実現したいと考えています。 【学習について】 授業の様子は学校のウエブページでアップしていますが、各学年ともに授業に集中してがんばっている様子を感じていただけると思います。どの学年もよいスタートが切れていると思います。 本校は、リーディングスキル(読み取る力)をつけていくことを学校の重点努力目標の1つに掲げています。一宮市の研究指定を受け、これまで4年間、研究を進めてまいりましたが、今年度も取り組みを継続し、授業の中では、書かれている文章や資料から、どんなことを主張しているのか、何が読み取れるのかを自分なりに考え、自分の意見としてまとめて、友達にアウトプットする(わかりやすく説明をする)場面を設けるようにしていきます。 【生徒との関係づくり】 中学生は多感な時期です。学習面ばかりでなく人間関係や将来の進路などで悩むこともあると思います。学校では、学級担任が身近な相談相手ですが、私たち教職員は、学級や学年の枠にとらわれず、一人一人の生徒を全教職員で見守ろうと声を掛け合っています。何か心配なことがありましたら、担任や副担任、学年主任、部活動顧問など、話しやすい教職員に声をかけてください。わたしたちは組織で動いています。情報共有しながら、よりよい方向に向かうよう努力してまいります。 本日はPTA・協力会 総会ということで、令和5年度の総括と令和6年度の取り組みについてご承認をいただきました。 これまで、役員をつとめていただいた皆様、本当にありがとうございました。そして、これからお世話になる新役員をはじめ会員の皆様、今年度もよろしくお願いいたします。 大人が協力すれば、かならず子どもはよくなっていくものです。そのためにも学校と保護者の皆様との連携を継続して、生徒たちの健やかな成長を見守っていきたいと思います。今後も本校の教育活動に対し、ご理解、ご支援を賜りますよう、お願いいたします。 4月15日(月) 任命式「一人一人の活躍を期待しています」(校長室)みなさんの学校生活の様子から「あいさつ 時間を守る 黙動清掃」といった当たり前のことが、身についている人がたくさんいることがわかります。 みなさんの学級は、学年によって人数は違いますが、30人から40人が、同じ教室で生活しています。これだけの人が同じ教室で毎日過ごしていると、行き違いやちょっとしたミスから「あれっ」と思うようなハプニングやトラブルが、起きることも出てくると思います。その時に、どういう行動をとるか・・・。 私がここで問いたいのは、その時に「人として正しい判断ができるか」ということです。ハプニングやトラブルが起きた時、自分は、良い方向(改善)に動けるか。何もしないか。あるいは、さらに悪い方向へとあおったり、流されたりしてしまうのか。 「もし自分だったら」と立場を置き換えてみると、判断基準がはっきりしてくるかもしれません。 例えば、できないことがあって困っている時に「手伝おうか」「一緒にやろうか」という人がいたらありがたいですね。からかいや意地悪があった時「やめなさい」と正義のブレーキをかけてくれる人がいる学級は、安心できますね。 学級・学年・学校全体の雰囲気をつくっていくのは、生徒会執行部や学級役員だけの仕事ではありません。「誇れる中中」は、まず、中部中に在籍している全員で築いていきます。全員というのは、私が信頼している先生方。そして、頼りにしている最高学年の3年生。昨年の経験を生かし、行動できる2年生。先輩から多くのことを学んでいく1年生。・・・の「全員」です。 委員会活動や係・当番活動など、全員が自分に任された役割をしっかり果たし、悪口・陰口やいじわる・いじめなどマイナスの行動ではなく、優しさと思いやりに満ちたプラスの行動にエネルギーを注ぎ、「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を先生と生徒のみんなでつくっていきましょう。 4月5日(金)令和6年度 1学期始業式(校長室)生徒には、以下の内容で話をしました。 【校長式辞より】 ・自分の夢や目標を持ち、その達成のために、その過程、準備にしっかり取り組もう ・人を傷つけることはしない。行けないことには、みんなで「正義のブレーキ!」をしっかりかけよう。 ・自分自身の心が傷つくようなことがあった時、困った時は一人で悩まずに、家族や友だち、学校の先生など信頼できる人、話しやすい人に相談しよう。 みなさん一人一人のことを、先生方はみんなで見守っていきます。安心して、笑顔で過ごせる中部中学校をみんな築いていきましょう。 4月5日(金)入学式「みんなで築く 誇れる中中」(校長室)251名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。中学校の制服を着たみなさんの凛とした姿は、これから始まる中学校生活に少し不安を抱きながらも、夢と希望に満ちて、輝いて見えます。今日からみなさんは中部中学校の生徒となりました。在校生、教職員一同、心から歓迎いたします 中部中の門を通ると、校舎の2階の渡りに掲げられた「みんなで築く 誇れる中中」の言葉が目に入ったと思います。この言葉は、30年程前の中部中の先輩たちから現在に至るまで、ずっと後輩たちへと受け継がれてきたものです。先輩たちは、中部中の生徒であることに誇りをもち、何事にも力を合わせて真剣に取り組むことで、今の中部中を築き上げてきたのです。 そのほかにも、中部中には、大切にしている言葉があります。それは、「夢へのチャレンジ! やりきる中中スピリッツ」というキャッチフレーズです。この言葉には「中中生には、自分の目標をしっかりと持って、その目標を達成するために自分で決めたことをひとつひとつやり切ってほしい」という願いが込められています。 中中生は自分たちの学校生活をよりよいものにするために、自分たちで考えて、行動する力を身につけていきます。昭和22年の開校からこれまでの長い歴史の中で、その時に在籍していた中中生が柔軟な発想を生かし、「中中っていいね」と自分たちが思える、まわりからもそう思ってもらえる「誇れる学校」づくりに力を発揮してきたのです。 今日、みなさんは「中部中学校」という学校で、素晴らしい出会いをし、この先も多くの人と出会っていくことでしょう。新しい出会いを大切にし、素晴らしい仲間と、頼りになる先輩たち、指導してくださる先生方と共に力を合わせて、さらに誇れる中中を築いていってほしいと思います。 令和6年4月5日 一宮市立中部中学校長 伊藤基生 |
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