最新更新日:2024/06/28 | |
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人権について考える(背面黒板のメッセージ)12/9
担任の先生から、クラスのみんなに向けて書かれた言葉です。
だれもが自分の考え、自分の目線をもとに物事をとらえます。でも、自分以外の人は自分とは違った見え方や価値観をもとに物事をとらえています。 他の人の見え方、考え方ってどんなふうなんだろう、と興味をもつことが人権を考える第一歩かもしれませんね。 人権集会 12/7「だれもが幸せに暮らす権利」を学ぶために、DVDの視聴、〇×クイズ、詩の朗読などで子どもたちの心を耕してくれました。皆、楽しみながら人権について考えることができました。人権擁護委員の皆さま、本校の子どもたちのためにありがとうございました。 校長先生からの人権についてのお話(オンライン)12/5
毎年、12月10日は「人権の日」。これは今から74年前に、世界がひとつになるためにできた「国際連合」が設定したものです。そして、12月4日〜10日が人権週間です。
では、人権とはなんでしょうか。簡単にいえば「一人一人が自分らしく幸せに生きる権利」のことです。今、西成東小に通っている子は、6歳から12歳までの子どもです。では、みなさんにひとつ質問をします。みなさんのおうちのまわりに、みなさんと同じ小学生くらいの年齢なのだけど、自分の家での生活のために毎日仕事をするために忙しくて学校に通うことができない子はいますか。・・・・いませんね。 日本では、子どもはまだ仕事はせず、全員が学校へ通うことができます。そして、学校には給食が用意されています。これはみなさんのおうちの方と一宮市が給食にかかる費用を出してくれていますから、授業でしっかり学び、おいしく給食を食べて栄養をとれます。これが当たり前の毎日というのは、うれしいことですね。 みなさんの人権は、守られていますね。 次に、自分の人権だけでなく、自分以外の人の人権も大切にしてほしい、というお話をします。 みなさんに聞きます。すべてのなやみは、「〇ん〇んかんけい」に始まる。この〇のところにどんな字が入るか、考えてみてください。答えは「人間関係(にんげんかんけい)」です。宿題が多いとかテストがあるとか委員会の仕事が忙しいとか、そんなことよりも、人間関係が一番難しいのです。みなさんには、おうちの人や友達との関係といった方がわかりやすいでしょうか。 自分がだれかに嫌なことをされた、また、自分の友達が他の子にいやなことを言われた。だから、自分も他の子に嫌なことを言ってもいい、いやなことをしてもいい、はちがいます。嫌なことをされたから、言われたから自分も嫌なことをしていいんだ、そんな悪魔のささやきにのってはいけません。 何の解決にもならないだけでなく、人に嫌なことを言ったりしたりしたら、あなたと同じようにつらい思いをする人が一人増えるだけです。 じゃあ、どうすればいいのか。困ったときは先生たちやおうちの人に相談してください。声をかけてください。どうしていけばいいか、いっしょに考えさせてください。過去は変えられません。でも、これから、未来はつくっていくことができます。そして、何よりも大切なのは、あなたの命です。たとえ、どんなつらいことがあっても、命があればまた笑顔で過ごすことはできます。何よりも、あなたの、そして、まわりの子の命を大切にしてください。お話を終わります。 |
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