12月30日 見ようとする人だけに
本年も残り2日となりました。今日も朝日がまぶしい輝きを放って昇ってきました。校庭のサクラやヒノキは,ほぼ幹と枝のみとなり,土から養分を吸い取りながら,芽を吹く力を蓄えています。メタセコイヤの紅葉は遅れて始まったため,今まさに落葉の最中です。よく見てください,学校の敷地の内側と外側を。外側の道路にはメタセコイヤの赤い葉が落ちていません。学校の周辺に住んでおられる地域の方には,4月にはサクラの花びら,10月ぐらいからは,毎日落ち葉を掃いていただいています。見ようとしなければ見えない光景や営みに,人の本質として大切なことがあるように思えます。
12月10日 ボランティア12月8日 3年生道徳3年生は進路選択の真っただ中です。志望校をどうしようか悩んでいたり,志望校に合格するために熱心に自宅学習に励んだりと,それぞれの進路にむけて生活を送っています。 志望校に合格するために頑張るのはもちろんです。でも,もっと大切なのは,その進路先で何をするのか,どう頑張るのかなのです。合格することだけに目を奪われて,大切なことを見過ごしてほしくない,自分は何のために進学するのか,を改めて考えてほしいのです。 看護師になるという夢を叶えるために奮闘するタマゴたちと自分を照らし合わせて考えてくれたことと思います。 12月4日 人権「読み聞かせ」ある学級に「マヤ」という少女が転校してくるところからお話は始まります。外見がみずぼらしいというだけのことから、だれもが相手にしてくれません。笑顔を投げかけても返してもらえません。主人公も遊ぼうとしないどころか、陰で悪口を言う始末です。ある日からマヤは登校しなくなりました。その時担任の先生が「やさしさ」について話します。「水に投げ入れた小石が作るさざ波のように、私たち一人一人の小さなやさしさがさざ波のように世界に広がっていくのです」やさしさに気づいた私は、マヤの登校を待ちますがマヤは戻ってきません。池に小石を投げてさざ波を起こし続ける主人公ですが、今となっては主人公のやさしさはマヤには届かないのです。 やさしさを求めている友達がクラスにも、学校にも、近所にもいます。その子にあなたのやさしさが届けられますように。 話は変わりますが、この読み聞かせの前に「ハッピーバースデー」の合唱があるクラスから聞こえてきました。今日はそのクラスの担任の先生の誕生日でした。皆さんのやさしさが、担任だけでなく学校中に伝わりました。 |
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