暑い日が続くことが予想されています。熱中症対策に気をつけてください。十分に水分を取ることと帽子の着用をしてください。

11月29日 ボランティア活動

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 去る11月2日の日曜日に、グリーンプラザ北側の冨田山ひろばで、第14回かしの木フェスティバルが開かれました。このフェスティバルに、本校の17名の生徒さんが参加し、会場設営や模擬店での販売、片付けなどに活躍しました。本日、そのかしの木の会のスタッフさんがみえ、皆さんがとても一生懸命はたらいてくれたことへの感謝を述べられるとともに、入所している方々が心をこめて書いてくださった色紙をもってきてくださいました。温かい心が伝わってきます。ありがとうございました。
 誰もがバリアフリーで生活できる世の中になることを願わずにいられませんね。

11月28日 『冬の読書月間』まもなくスタート!

 本校は、心を耕す取り組みとして、読書指導に力を入れて取り組んでいます。
 毎月恒例となった、PTA、地域の方々による読み聞かせ、そしてたっぷりと時間を確保した朝読書実施しています。
 読書の秋。とはいっても11月の合唱コンクールに向けて集中して取り組むために、どうしても十分に時間を確保できず、なかなか成果が上がりませんでした。
 そこで、今年度から、図書館司書さんの全面的な協力もいただき、今中『冬の読書月間』として12月1日から19日までの期間、さまざまな取り組みを展開します。
 貸し出し冊数を大幅に増やし、期間も延長します。また、ランチタイムには委員会から『オススメ図書の紹介』、4日から10日の人権週間にちなんだ、図書の『紹介コーナー』や、世界人権宣言(谷川俊太郎訳)の展示紹介、さらに読書紹介カードの作成も行う予定です。
 また、図書館の書架、新刊紹介、廊下掲示など、大きく変貌して、素敵な空間が生まれています。この機会に図書館を大いに活用してほしいと思います。
 「子ども読書のまち」を宣言をした一宮市。読書好きの生徒たちをもっともっと増やしたい。そんな願いを込めて取り組みます。
『図書館だより』は、ホームページの「図書館より」をクリックしてご覧ください。y
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11月27日 人権集会のお話から

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利他の心  「バスと赤ちゃん」

東京にいた今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です。
 
私は体調を壊し、週二回、中野坂上の病院に通院していました。
 その日は今にも雪が降り出しそうな空で、とても寒い日でした。
昼近くになって、病院の診察を終え、バス停からいつものようにバスに乗りました。バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。社内は暖房が効いていて、外の寒さを忘れるほどでした。
 まもなくバスは東京医科大学前に着き、そこでは多分病院からの帰りでしょう、どっと多くの人が乗り、あっという間に満員になってしまいました。立ち並ぶ人の熱気と暖房とで先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました。
 バスが静かに走り出したとき、後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。
 私には見えませんでしたが、ギュウギュウ詰めのバスと人の熱気と暖房とで、小さな赤ちゃんにとっては苦しく泣く以外方法がなかったのだと思えました。
 泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せて、バスは新宿に向い走っていました。
 バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。
最後の人が降りる時、後方から、「待ってください 降ります」と、若い女の人の声が聞こえました。
 その人は立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます。その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで、泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだな、とわかりました。
 そのお母さんが運転手さんの横まで行き、お金を払おうとしますと、運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています。その女性は気の毒そうに小さな声で、「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くので、ここで降ります。」と答えました。すると運転手さんは「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です。目的地まで乗っていってください。」と、その女性に話しました。
 そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと、「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが、赤ちゃんが泣いて、皆さんにご迷惑がかかるので、ここで降りるといっています。子どもは小さい時は泣きます 赤ちゃんは泣くのが仕事です。どうぞ皆さん、少しの時間、赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい。」と、言いました。

 私はどうしていいかわからず、多分皆もそうだったと思います。ほんの数秒かが過ぎた時、一人の拍手につられてバスの乗客全員の拍手が返事となったのです。若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。
 
 今でもこの光景を思い出しますと、目頭が熱くなり、ジーンときます。私のとても大切な、心にしみる思い出です。


自分のことよりも他人の幸福を願うことが利他。
人に良かれと思い、行動することが利他。
「自利とは利他をいふ」(最澄の言葉)とは、利他を実践すればいつかは自分の利益になるのではなく、「利他の実践がそのまま自分の幸せなのだ」という考え方。
自利利他とはつまり、人に良いことをする利他の行い自体が幸福なのであるということです。
 自利利他の利他は巡って自分に返ってくる。
     自利利他を考えるときそう思ってもいいのかもしれません。

11月27日 人権を考える

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 校長先生による人権講話。生徒会によるいじめアンケートと寸劇。この2本立てて本日の集会は行われました。
 「利他の心」他の人の幸せを願って行動することが自分のためになると言う言葉です。 バスの中で泣き叫ぶ赤ちゃんをかかえた若いお母さんが、周りに遠慮して、何駅も前からバスを降りようとしたとき。運転手さんが、何も遠慮することではない、赤ちゃんは泣くのが仕事だ。とお母さんに話し、乗客の皆さんに理解を求める。すると、お客さんはその言葉に温かい拍手で応える。お互いがお互いの気持ちを考えて行動をしたという、目頭が熱くなるお話でした。
 生徒会の皆さんからはいじめに特化した寸劇を、「見て見ぬふりバージョン」と「勇気を持って対応バージョン」で行ってくれました。最後に会長から、「お互いの違いや良さを個性として認め合っていきましょう」という力強い言葉がかけられました。寸劇は、素人が行っているものであり、劇は上手くなかったのでしょうが、一生懸命に演じる生徒会執行部とそれを真剣に見ている生徒の皆さんとの一体感を感じました。今日の「いじめ」があってはならないこと、当然お互いに注意しあえるものとしていきましょう。

11月19日 サルビア

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 本校では、一人一鉢運動でサルビアを育ててきました。また、職員室前の花壇にも、夏前からサルビアが植えられ、私たちの目を楽しませてきました。サルビアと聞くと、夏の花、暑さに耐える花、甘い蜜線のある花とのイメージがわきます。また、体育祭を飾る花としてのイメージがあります。暑い夏に似合う花の一つです。
 しかし、本当に真っ赤になるのは気温がぐっと下がる晩秋から初冬にかけてです。写真をご覧ください。夏の赤さと今の赤さは全く違います。この赤さは、気温の寒暖差がもたらすものだということです。厳しい寒さに耐えるから、今の美しさがあります。
 勉学に励み、部活動に励み毎日がとても忙しい中学生。中間テストや期末テストの点数に一喜一憂し、部活動の成績に胸を躍らせる。友達との友情を感じたり時にはけんかをしたり。進路決定に向けて日夜励む3年生。この相反するような私生活の試練が、このサルビアの彩のような、明るく輝く未来を作るのです。今日の苦しみが、明日の自分を大きく育てるのです。真っ赤なサルビアのように光輝く明日を見つめ、今日もがんばっていきましょう。
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