来週はじめに伐採する予定だった輪紋病にかかった梅の木2本…
実は、様々な事情もあって今日の15:00に伐採を決行…
昼の放送で、この事実と「花や枝が欲しい人は昼放課に。教室の花瓶にぜひどうぞ。」と声をかけたら…
びっくり、たくさんの生徒が、枝や花を求めて梅の木の下に集まったのです。
「先生!このあたりの花がほしい!」
「ちょっと太い枝だけど、あそこを切ってください!」
のこぎりを50回ぐらい枝に入れたでしょうか?汗だくで切って、大切に生徒に渡しました。
このあと、伐採される梅ですが、子どもたちの声と笑顔に、何だか嬉しそうでした。
※輪紋病は、人体にまったく影響はありません。花の時期が終えたら、通常の可燃ごみとして処分してください。
そして15:00。17年間、犬中の体育館玄関を彩り、卒業式を見事な花で飾ってくれた梅の木ともお別れです。
職人さんが幹を切り、最後は重機で根を抜きました…。
実は、なんと、この作業にかかわった職人さんの中に、17年前にこの梅の木2本を植えられた方がおみえでした。伐採に慣れておられる職人さんだとは思いますが、「こんな立派な梅を切るのはやっぱり少し淋しいね…」と。
多くの生徒を見続け、私たちの心を潤してくれた梅の木に、心から感謝をしたいと思います。