9月1日 今日も笑顔いっぱい(2学期始業式講話)始業式では、校長講話として「チャンスとチャレンジ」の話と、「命を大切にしよう」という話をしました。 (校長講話より) 夏休みは、のびのびと明るい気持ちで過ごせましたか? 心の中に「天使」と「悪魔」が出てきたときは、できるだけ「天使の言葉」を聞けていましたか? 今日は、まず、登校できただけで、100点満点。 担任の先生方も私も、とてもうれしいです。 さて、今日から2学期。全校270人でスタートです。 2学期は、教室での勉強の他にも、校外学習や運動会、児童会役員選挙、音楽鑑賞、学習発表会、そして6年生は修学旅行があります。つまり、みなさんにとって、成長の「チャンス」がたくさんあるということです。 そこで、今日は「チャンス」と「チャレンジ」についてお話をします。 アメリカに、こんなことわざがあります。 「チャンスの女神には前髪しかない」 どういう意味でしょう。 前髪だけあって後ろ髪はないから、チャンスの女神が通り過ぎた後に手を伸ばしても、髪をつかむことはできない。 つまり、「チャンスは逃さず、自分からつかみにいこう」という意味です。 「さあ、もうすぐチャンスが来るぞ」と待ち構えて、「来た!よし、今だ!」さっとつかむ。こんなイメージですね。 さて、皆さんには例えばどんなチャンスがあるでしょう。 「サッカーでシュートするチャンス」「運動会を盛り上げるチャンス」 「授業で発表するチャンス」 「あまり話したことがない子と仲良くなるチャンス」 「学級委員や児童会役員に立候補するチャンス」 2学期はたくさんの行事や活動がありますから、チャンスもたくさんありそうですね。 大切なのは、そのチャンスが来たときにどうするか、です。 例えば、「集会の司会をやってみない?」と声を掛けられたとします。 やってみたいけれど、初めてだし、自信がないなあ。失敗するのもいやだなあ。 そんなときに、あのことわざを思い出して下さい。 「チャンスの女神には前髪しかない」 断ってしまえば、そのチャンスは二度と巡ってこないかもしれません。 声を掛ける人は、あなたなら大丈夫だと思って勧めているのです。 ですから、チャンスが来たら、ちょっと勇気を出してチャレンジしてみましょう。 また、チャンスの女神は、いつ、どこからやってくるか分かりません。 前髪をつかめる準備をしておくのも大事です。 今日のお話は、「チャンスが来たら、チャレンジしよう」でした。 2学期、みなさんがいろんなことに、自分からチャレンジして成長していく姿を思い浮かべると、とってもわくわくします。ぜひ、チャンスの女神の前髪、つかみましょうね。 さて、今日はこれとは別に、もう一つだけ大事なことをお話しします。 みなさんは、どの子も大事な大事な一人です。 命はたった一つで、ゲームやマンガのように、生き返ったりはしません。 自分の命や体、心を大事にしてほしい。 もし辛いことがあったら、絶対に一人で抱えずに、大人や先生に相談しましょう。 悩みを相談できるサイトも、ホームページに載せてあります。 もう一度言います。 自分の命・体・心を大事にしましょう。 |
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