9月4日(月) 本日の給食『東京都産・姫冬瓜』について 冬瓜は、キュウリやかぼちゃなどと同じウリ科の野菜です。夏が旬で、夏に収獲されますが、皮が固く冬まで保存ができることから「冬の瓜」と書いて「冬瓜」と名付けられました。約95%が水分でできていて、エネルギーが少なくあっさりとした味わいが特徴です。利尿作用があるので、摂りすぎた水分を体の外へ出し、体温を調整する働きがあります。さらにビタミンCが多く、疲労回復にも役立つため暑さが残る今の時期に食べてほしい野菜です。 9月1日(金) 本日の給食『夏休み明けの食生活』について 夏休みが終わり、今日から学校生活が再開しました。給食も今日から再開です。 暦の上では立秋を過ぎ、秋に向かう時期になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。暑さに負けず、元気に過ごすためには規則正しい生活や、バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。 生活習慣が朝型の人の方が、夜型の人に比べて勉強やスポーツの成績がよいという研究結果もあります。早寝・早起き・朝ごはんで生活リズムを朝型にすると、朝から元気に脳と体が働きます! 夏休み中に生活リズムが崩れてしまった人は、早く学校の生活リズムに戻すようにしましょう。特に朝寝坊や夜更かしが続いていると、体内時計のリズムが夜型化し、体がだるい、疲れやすいといった不調に繋がります。決まった時間に起き、食事は三食とるようにして生活リズムを整えましょう。 レスキューチューブリレー3
熱戦です。
岩井海岸
岩井海岸に着きました。
夕食までで
夕食までの一時
女子編です。 7月19日(水)本日の給食すまし汁 冷凍パインアップル 『土用の丑の日』について 今年の土用の丑の日は、7月30日です。昔から土用の丑の日には、 「う」のつく食べ物を食べると、夏負けしないと言われていました。 江戸時代の学者 平賀源内は、その風習からヒントを得て売り上げ不振のうなぎ屋に「土用の丑の日 うなぎの日」という張り紙をするよう助言し、そこから土用の丑の日にうなぎを食べる風習が定着しました。今日は、少し早いですが「うなぎ」を使った給食です。うなぎは抵抗力を高めてくれるビタミンAや、疲れを取ってくれるビタミンB1が豊富なため夏バテ予防に効果的な食べ物です。 まもなく夏休みです。休み中でも規則正しい生活リズムを守りましょう。早寝早起きはもちろんのこと、1日3食とることを心がけましょう。また、夏休みは日頃できないことに挑戦する良い機会です。時間を有効に活用し、いろいろなことに挑戦してみてください。9月1日に元気で会えるのを楽しみにしています。 7月18日(火)本日の給食「夏野菜」について 夏野菜が旬を迎えています。夏野菜カレーライスには、玉ねぎ、人参、の他に、今が旬のかぼちゃ、なす、ズッキーニを使っています。煮込むと崩れてしまうので、素揚げをして加えました。 夏野菜は基本的に水分とカリウムを多く含みます。夏バテや熱中症の予防に効果的です。また、ビタミンも豊富で、紫外線から肌を守ったり胃腸を整えたりする作用も期待できます。夏にとりたい栄養素がたっぷりなので、家庭でも夏野菜をたくさん食べましょう。 7月14日(金)本日の給食今日は、ギリシャ料理を紹介します。 「ムサカ」はギリシャ料理を代表するオーブン料理です。じゃがいもの上に、ミートソース、バターと小麦粉で作ったベシャメルソース、チーズをのせ、オーブンで焼いて作ります。家庭や地域によってズッキーニを入れたり、マッシュルームを入れたりとバリエーションがあるそうです。 地中海に面したギリシャでは、魚介類を使った料理がよく食べられます。肉よりも魚を食べる機会の方が多いほど。タコやイカ、タラなどはフライにして、レモンをしぼって食べるのが一般的です。今日の「カラマーリフライ」はギリシャ語でイカのことです。カラッと揚げて、ガーリックパウダーで味付けしました。 今日の「ムサカ」のミートソース、ベシャメルソースは給食室で手作りしています。じゃがいも、ミートソース、ベシャメルソース、チーズと調理工程がたくさんあり、手間のかかるメニューなのですが、おいしく食べてもらえるようにと調理員さんたちが心を込めて作ってくださいました。 7月13日(木)本日の給食『わかめ』について わかめの旬は冬から春先です。水温が下がる秋から成長しはじめ、冬になると若い「新わかめ」が収穫されます。それを乾燥や塩漬けにして、1年中食べられるように加工して流通しています。わかめは古くから食用にされている海藻類です。 肥満や高血圧を抑制し、欠乏しがちなミネラルを補うことができるため、たくさん食べてほしい食材のひとつです。また、食物繊維が豊富です。食物繊維は腸の中をきれいにするだけでなく、肥満予防、ガン予防、むくみ予防などの効果があります。 7月12日(水)本日の給食『枝豆』について 今日の枝豆は、東京都の小平市産です。鮮度を保つため枝付きのまま届けてもらいました。1時間目に5組のみなさんに協力していただき、枝豆のさやを取ってもらいました。全校生徒分の枝豆は33kgもあり、根気のいる作業でしたが、1つ1つ丁寧にさやを取ってもらいました。 枝豆は、大豆をまだ青いうちに収穫したものです。完熟すると大豆になります。枝豆は大豆を未成熟のうちに収穫して食べるようにしたものなので、大豆が穀物であるのに対し、枝豆は野菜として分類されます。枝豆には、カロテンやビタミンCが豊富に含まれ、しかも大豆の栄養成分である良質のタンパク質や抗酸化成分も含んでいます。 枝豆はさやを取ったらすぐに茹でることで、甘みが逃げずおいしく調理できます。今日は素材の味を味わえるよう、下茹でして少しだけ塩をふってあります。 おいしい夏野菜を味わいましょう! 7月11日(火)本日の給食『さば』について 実際の数よりも多く言ったり、少なく言ったりして数を誤魔化すことを「さばを読む」と言います。市場で魚を数えるときに、さばは傷みやすいことから急いで数を数えて、数を誤魔化したことに由来するそうです。一見新鮮そうに見えても、さばが持つ消化酵素の働きによって、急激に鮮度が落ちてしまう魚です。そのため、塩漬けにした「塩さば」や、塩でしめた後、酢漬けにした「しめさば」、塩と米で発酵させた「なれずし」など、保存食が多く誕生しました。 あじやいわし、さばなどの青魚の脂に含まれるDHAという成分は、脳の働きを活発にし、記憶力を良くしてくれる働きがあります。その他にも血液をサラサラにする、視力を回復させるなどの効果があると言われています。 7月10日(月)本日の給食パイナップルケーキ 今日は、世界の料理から台湾料理を紹介します。 魯肉飯は、甘辛く煮た豚肉をご飯にかけた料理です。台湾のほとんどの食堂で提供されるほど定番の料理で、本場では「五香粉(ウーシャンフェン)」というスパイスを効かせて作ります。今日は給食用にアレンジして食べやすいように作りました。 蘿蔔湯は大根のスープです。蘿蔔は、すずしろ(大根)という意味です。やわらかく煮込まれた大根が入ったスープで、特にこってりした料理と合わせて食べるそうです。 パイナップルケーキは、台湾定番のお菓子です。本場では、パイナップルをよく練って作った餡を生地の中につめて焼きますが、今日は角切りのパインを使って作りました。 7月7日(金)本日の給食『七夕の行事食』について 今日の給食は、七夕にちなみ「星」の形をたくさん散りばめました。 七夕は織姫と彦星が、年に一度だけ7月7日の夜、天の川を渡って会うことを許されたという中国の伝説に基づいた星祭りの行事です。この日は願い事を書いた短冊を飾ったり、行事食であるそうめんを食べたりします。 昔の中国では七夕に「索餅」という小麦粉を縄のように編んだお菓子を食べる風習があり、それが日本に伝わると、同じ小麦粉で作られている「そうめん」が食べられるようになったとも言われています。 7月6日(木)本日の給食『春雨』について 春雨はじゃがいもや緑豆のでんぷんを原料にして作られる乾麺のことでつるつるとした食感が特徴です。 緑豆とは、小さな緑色の豆で、日本ではもやしの原料として利用されることが多いです。緑豆春雨は、細くて透明感があり、こしが強くて煮崩れしない性質があります。食感を生かし、炒め物やサラダなどに用いられます。 じゃがいもでんぷんで作る春雨はやわらかくなめらかな食感が特徴です。熱に弱い分、火の通りが早く味もしみこみやすいです。 給食では、料理に合わせて二種類の春雨を使い分けています。 春雨は、乾燥したままでは食用に向かないので、水かお湯で戻してから料理に使います。乾燥したまま油で揚げると、白くなり、数倍にふくらむため料理の下にしいて、付け合わせに使うこともあります。 7月5日(水)本日の給食『ブルーベリー』について 今日は、小平市から届いたブルーベリーを使って、ヨーグルトにかけるソースを作りました。小平のブルーベリーは大粒でとても甘いです。ブルーベリーは7月から8月の暑い時期が旬で、その時期にたくさん収穫し、冷凍して給食に使えるようにしてくれています。 ブルーベリーは濃い紫色をしていますが、これは「アントシアニン」という名前の色素です。アントシアニンは目の疲れを回復したり、生活習慣病を予防したりする働きがあります。ブルーベリーが目に良いと言われるのは、アントシアニンの効果によるものです。 アントシアニンはブルーベリーの他にも、ブドウやカシスなどの果物、ナスや紫キャベツ、紫たまねぎ、赤しそ、黒豆など色の濃い青紫・黒・赤色の食品に含まれています。目の疲れが気になる人はこれらの食品を積極的に摂るようにしましょう。 7月4日(火)本日の給食『じゃがいも』について じゃがいもは「でんぷん」が主成分ですが、ビタミンCやカリウムも豊富です。 通常、野菜のビタミンCは煮ると水に溶けだしやすいのですが、じゃがいもでは、加熱するとでんぷんが固まって芋の中にビタミンが留まるため損失が少ないのが特徴です。 以外に思うかもしれませんがじゃがいもに含まれるビタミンCの量は多く、トマトの2倍以上。みかんやグレープフルーツと並ぶほどです。 今日は蒸してつぶしたじゃがいもと片栗粉を練り、団子にして味噌ベースの汁物にしました。 7月3日(月)本日の給食『東京産とうもろこし』について 今日のとうもろこしは、東京都のJAむさし(武蔵野市・三鷹市・小平市・小金井市・国分寺市)にある畑から届きました。とうもろこしは、気温の変化に敏感です。気温が高くなると、糖分がエネルギーとして使われるため甘みが落ちてしまいます。そのため、収穫は気温が高くなる前の早朝に行われることが多いです。今日も朝に獲れたばかりの新鮮なものが届きました。 1時間目に5組のみなさんに協力していただき、全校生徒分162本のとうもろこしの皮をむきました。とても丁寧にむいてくれたおかげで、その後の調理がスムーズに出来ました。 とうもろこしの原木をいただいたので、職員室の前に展示しました。 地元東京で獲れた野菜を、地元で消費することは地産地消につながります。新鮮な東京都の野菜を味わいましょう! 6月30日(金)本日の給食『夏越の祓と京都府の郷土料理』について 6月30日は「夏越の祓」と言い、1年の折り返しにあたる日に、半年の間に身にたまったけがれを落とし、残り半年間の無病息災を祈願します。 京都ではこの時期に「水無月」という和菓子が食べられます。小豆は邪気を払い、三角の形は暑気を払う氷を表しています。ばら寿司は、京丹後地方に伝わる伝統料理です。若狭湾に面している丹後半島では古くからサバがよく獲れたので、身をほぐしてそぼろ状にしたサバを乗せた「ばら寿司」が食べられます。具をバラバラと散らすことからばら寿司と名付けられたそうです。 豆乳を加熱すると、表面にできる薄い膜が「湯葉」です。湯葉の産地として有名な京都では、精進料理としても食べられています。そのまま生湯葉で食べたり、巻いて汁物に入れたり、揚げ湯葉にしたりして食べます。今日は湯葉のすまし汁にしました。 6月29日(木)本日の給食小松菜とコーンのサラダ 『揚げパン』について 給食の定番メニューの「揚げパン」は、昭和27年ごろの学校給食で考案されました。大田区立嶺町小学校の調理員さんの工夫により誕生したと言われています。その当時、食べ物はまだ貴重で、学校を休んだ子には友達が給食のパンを届けていました。コッペパンは時間がたつと乾燥で固くなってしまうので、少しでもおいしく食べられるよう、油で揚げることを考えついたのです。まわりに砂糖をまぶすのもパン表面の乾燥を防ぐための工夫なのだそうです。 今日は砂糖ではなく、アーモンドの粉とココアをまぶした「ココアアーモンド揚げパン」にしました。 揚げパンが生まれた昭和27年は、終戦から7年後。少しづつ復興に向かっていた時代です。戦後に生きる子供たちにとっては、おいしい食べ物は少なく、給食のパンは生きていくための貴重な栄養源でした。甘い揚げパンの登場は衝撃ですぐに学校中の評判になり、学校給食から次第に全国に広まりました。 6月28日(水)本日の給食ほうれん草の磯香和え かきたま汁 『ひじき』について ひじきは、昆布やわかめ等と同じ海藻類の仲間です。海の中では黄土色をしていますが、乾燥させると黒色に変化します。 ひじきは漢字にすると「鹿」「尾」「菜」という字を使います。見た目が黒くて、短い鹿のしっぽに似ていることが由来です。 ひじきには、骨や歯を作ってくれる「カルシウム」やおなかの調子を整えてくれる「食物繊維」が豊富に含まれています。 最近は海藻を食べる文化が減ってきていますが、成長期にはぜひ心がけて食べたい食品の一つです。 |
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