10月29日(土) 本日の給食『ハロウィンとかぼちゃ』について 今日は「ハロウィン」が近いので、かぼちゃのプリンを作りました。 最近は日本でもハロウィンの文化が定着してきました。 古代ケルト人の収穫祭に起源があり、この夜は祖先の霊が親族を訪ねる、いわば日本のお盆のような行事だったそうです。 ハロウィンといえば、かぼちゃのイメージが強いですが、元々は「カブ」を使ってランタンを作っていたそうです。 ハロウィンがアメリカに伝わった際に、アメリカで多く栽培されていたかぼちゃに変わり、現在に至ります。 日本にはアメリカからハロウィンの文化が伝わったので、かぼちゃが定着したそうです。 文化発表会 午前の部が終わりました。 カレーでエネルギーを補給し、これから午後の部がはじまります。 栄養士 橋本 10月28日(金) 本日の給食『ジャージャー麺』について ジャージャー麺は、中国の北部 北京市の近郊で家庭料理として食べられている麺料理です。 豚ひき肉と細かく切った野菜を、味噌などの調味料と一緒に炒めた「炸醤(ザージャン)」と呼ばれる肉味噌を麺の上に乗せて食べます。 それぞれの好みできゅうりやねぎ、もやし、チンゲン菜などを添えます。 基本的に日本では、料理をかき混ぜて食べることはマナー違反とされていますが、ジャージャー麺は、かき混ぜて食べてOKです。 麺に肉味噌がからむようによくかき混ぜて食べてください。 栄養士 橋本 10月27日(木) 本日の給食『さば』について 数をごまかして言うことを「さばを読む」と言います。 江戸時代から使われるようになった表現で、読むとは「数える」という意味になります。 江戸時代の日本近海では、さばが豊富に獲れたのですが、当時の魚市場では、今のように重さではなく、魚の数で取引が行われていました。 大量に水揚げされるさばを、傷まないうちに売り切るためには、速さが重要視され、目分量で取引されていました。 売られたさばの数と、買ったさばの数が合わないことが頻繁に発生し、そこから数が合わないことを「さばを読む」と言うようになったそうです。 栄養士 橋本 10月26日(水) 本日の給食『かぼちゃ』について かぼちゃは、β-カロテンや、ビタミンE、ビタミンCなどが豊富に含まれた野菜です。 β-カロテンは、体内でビタミンAにかわり皮膚や粘膜を保護する作用があります。 のどや鼻の粘膜を強くし、ウイルスの侵入を防いでくれる力があります。 寒くなってきた、今の時期に食べてほしい食品です。 かぼちゃは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に分類されます。 普段食べているのは「西洋かぼちゃ」で日本で多く流通し、甘みが強く、ほくほくしているのが特徴です。 今日はかぼちゃをたっぷり使ったパンプキンシチューを作りました。 栄養士 橋本 10月25日(火) 本日の給食麦ご飯 ヤンニョムチキン 塩ナムル キムチチゲ 牛乳 今日の給食は、 夏休みの自由課題「世界の料理を作ってみよう」で提出があった献立から、韓国料理を作りました。 「ヤンニョムチキン」は、3年2組の生徒が作ってくれました。揚げた鶏肉にコチュジャンやにんにく、砂糖などを混ぜ合わせてつくる「ヤンニョムソース」をかけた韓国風のフライドチキンです。見た目ほど辛くなく、少し甘い味付けが特徴です。韓国の和え物「ナムル」は、食事のおかずとして欠かせないもので、複数のナムルが食卓に並ぶそうです。行事食としてお正月やお祝い事でも食べられています。 HP担当 10月24日(月) 本日の給食『新米まつり最終回 つや姫』について 今日の新米は、山形県から届いた「つや姫」です。 つや姫は、魚沼産こしひかりをしのぐ、おいしいお米を作ろうと10年の月日をかけて開発された品種になります。 名前の通り、炊きあがりの粒はツヤがあって美しいです。 うまみ成分であるグルタミン酸が非常に多く、甘みとうまみのバランスがとても良いお米です。 「白いご飯」が好きな人のために作ったとも言われるぐらい、お米そのものが主役になるおいしさです。 10月は産地や銘柄の違う新米を紹介してきましたが今日が最終日です。 これまで白いご飯の日は、給食が残りがちでしたが、新米の日は残さず食べてくれる人が多く、またおいしかったと感想を言ってもらえる回数も多かったです。 何気なく食べているご飯の奥深さを知ることができたのではないでしょうか。 栄養士 橋本 10月21日(金) 本日の給食『にっこり梨』について 今日の果物は、栃木県から「にっこり梨」という梨が届きました。 にっこり梨は「新高」と「豊水」をかけ合わせて生まれた品種で、なんといってもサイズが大きいのが特徴です。1つ800gを超える重さがあります。 甘みが強いですが酸味は控えめでとてもおいしい梨です。 水分が多いため貯蔵性が高く、長い間おいしさを保つことができます。 「にっこり」という名前は、栃木県の有名な観光地である「日光」と梨という漢字は「り」と読むので、それを組み合わせて「日光梨=にっこり」と名付けられたそうです。 また、食べた人に「にっこり」してほしいという願いもこめられているそうです。 栄養士 橋本 10月20日(木) 本日の給食『白身魚と赤身魚』について 今日のフィッシュバーガーのフライに使われている魚は「ホキ」という白身魚です。 タラの仲間で、体長1mほどの大きな魚です。 くせがなく、淡白な味わいなのでフライやムニエルなどにするとおいしく食べることができます。 魚は大きく分けると赤身魚と白身魚の2種類に分別できます。 マグロやカツオなどの赤身魚は、長い距離を泳ぎ続けるため筋肉質で、鉄分を多く含んでいます。 カレイやタラ、ホキなどの白身魚は赤身魚と比べると海底でじっとしている魚が多く、そのため脂質が少なくあっさりとした味わいなのが特徴です。 良質なたんぱく質を摂ることができ、消化吸収に優れています。 栄養士 橋本 10月19日(水) 本日の給食『新米まつり4 ひとめぼれ』について 今日は岩手県江刺市から届いた「ひとめぼれ」の新米を炊きました。 江刺市で栽培されたひとめぼれは「江刺金札米(えさしきんさつまい)」と呼ばれています。他の米と紛れないよう、本物の証として金の札を付けて出荷していたことが名前の由来です。 江刺市では農薬や化学肥料の使用を抑え、品質にこだわった米作りが行われています。 ひとめぼれは、米の一粒一粒にツヤがあり、適度な粘りとさっぱりとした口当たりの良いお米です。 粘りやツヤ、うま味、香りのバランスが良いため、どんな料理にも合う飽きの来ないおいしさです。 10月は毎週違った銘柄の新米を提供し、今日で4回目になりました。 生徒の感想も「今日のお米が一番おいしかった」「先週の新潟のお米のほうが好き」「島根のお米もよかった」と様々です。 今まで提供してきたお米は、廊下に掲示して紹介しています。 栄養士 橋本 10月18日(火) 本日の給食『きたろう柿』について 今日の果物は、鳥取県の岡崎ファームさんから「きたろう柿」が届きました。 きたろう柿は鳥取県オリジナルの柿として、2012年に登場したばかりのまだ新しい品種です。 鳥取県出身の水木しげる氏が生んだゲゲゲの鬼太郎にちなみ、名前が付けられたそうです。 他の柿よりも出荷が早いのに、糖度が約17%としっかり甘く、大玉なのが特徴です。 また、柿の真ん中には「目玉」のような黒い部分があるのも、きたろう柿と名付けられた由来のひとつです。 ここには、ポリフェノールの一種の「タンニン」が含まれているので、味や品質に問題はなく、安心して食べられます。 栄養士 橋本 10月17日(月) 本日の給食『世界の料理 台湾』について 魯肉飯は、甘辛く煮た豚肉をご飯にかけた料理です。 台湾のほとんどの食堂で提供されるほど定番の料理で、本場では「五香粉(ウーシャンフェン)」というスパイスを効かせて作ります。 なかなか食べ慣れないスパイスなので、給食用はスパイス無しで作りました。 蘿蔔湯は大根のスープです。 蘿蔔は、すずしろ(大根)という意味です。 やわらかく煮込まれた大根が入ったスープで、特にこってりした料理と合わせて食べるそうです。 パイナップルケーキは、台湾定番のお菓子です。 本場では、パイナップルをよく練って作った餡を生地の中につめて焼きますが、今日は角切りのパインを使い仕上げました。 栄養士 橋本 10月14日(金) 本日の給食『新米まつり3 南魚沼産こしひかり』について 今日の新米は、新潟県南魚沼産の「こしひかり」です。 日本のおいしいお米の代表として最も有名なのが、南魚沼地域で作られたお米です。 もっちりとねばりが強く、絹のような白さが特徴です。 噛めば噛むほど優しい甘みが口いっぱいに広がります。 南魚沼地域は、昼夜の寒暖差が大きく、豪雪地帯ゆえに栄養価の高い雪どけ水が豊富な地域です。 川も多く、米作りに適した環境や土壌がそろっているため、おいしいお米が育つのだそうです。 今日は新潟県の郷土料理と一緒に味わいました。 「鮭の焼き漬け」は、名前のとおり焼いた鮭を特製のタレに漬け込みます。 冷めても固くならない工夫からこの調理法になったと言われています。 車麩は、新潟県で最もポピュラーな麩で、煮物や炒め物、揚げ物にして食べるそうです。 栄養士 橋本 10月14日(木) 本日の給食『大豆』について 大豆は、畑の肉と呼ばれるぐらい、たんぱく質を多く含み、他にも脂質やビタミンB群、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどを含んでいます。 抗酸化作用がある大豆サポニンや、骨粗しょう症の予防効果があるイソフラボンも含み、生活習慣病予防に良いとされています。 大豆は、古来より日本の食事を支えてきていましたが、最近では消費量が少なくなり、大豆離れが進んでいます。 栄養豊富で、食物繊維が多いため給食ではさまざまな献立に取り入れています。 栄養士 橋本 10月12日(水) 本日の給食今日の給食は、 夏休みの自由課題「世界の料理を作ってみよう」で提出があった献立から「ジャンバラヤ」を作りました。 2年の生徒が作ってくれた料理です。 夏休み課題だったこともあり、夏にぴったりなスパイシーな味わいの料理を選んで作ってくれたそうです。 ジャンバラヤは アメリカのルイジアナ州発祥の炊き込みご飯です。 肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、米や水、調味料を加えて炊きます。 チリペッパーなどのスパイスを加え、ピリ辛に仕上げるのが特徴です。 スペイン料理のパエリアをもとに作られた料理だと言われています。 栄養士 橋本 10月11日(火) 本日の給食『新米まつり2 こしひかり』について 今日は、島根県から届いた「こしひかり」の新米を炊きました。 お米の産地といえば新潟県のイメージが強いですが、島根県は「西の横綱」と呼ばれるほど、有名な米どころです。 島根県は日本海に面し、雨や雪が多いことから北陸の気候に近く、寒暖差を生かして米作りが行われています。 島根県で収穫されたお米は、主に西日本に出荷されるため、東日本ではあまり流通されません。 「こしひかり」は、島根県で一番育てられているお米です。 ふっくらつややかで、粘りがあるのが特徴です。弾力もあり、噛めば噛むほど甘みを強く感じることができます。 先週のあきたこまちの新米と比べると、さっぱりとした印象でした。 栄養士 橋本 10月7日(金) 本日の給食『十三夜』について 明日の10月8日は、十三夜です。 十五夜に次いで月が美しいとされています。 お月見というと満月のイメージがありますが、十三夜の月は満月の前なので、左側が欠けています。 日本では古来から、満月よりも少し欠けている月に美しさを見出し、趣や風情を感じていたのです。 十三夜には、お団子やすすき、季節の野菜や果物をお供えします。 この時期に収穫できる、栗や大豆にちなみ「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれます。 今日は給食で、お月見団子を作りました。 白玉粉に絹ごし豆腐を混ぜ、口当たりの良い団子に仕上げました。 栄養士 橋本 10月6日(木) 本日の給食夏休みに「世界の料理を作ってみよう」という自由課題を出したところ、60人の提出がありました。 その中でいくつかの料理を10月・11月の給食で採用したので紹介します。 今日は、インド料理から「キーマカレー」を作りました。 1年生と3年生の生徒2人が作ってくれた料理です。 季節の野菜をたっぷり使ったレシピだったため、ナスと赤と黄色のパプリカを使い、彩りもきれいに仕上げました。 2人感想を聞いたところ、 給食のキーマカレーもおいしかったと合格点をいただきました。 「サモサ」は、インドの軽食で三角形という意味があります。 中にじゃがいもを中心に、スパイスを効かせた具材をつめ、三角の形にして油で揚げて作ります。 給食では、ぎょうざの皮を使ってつくりました。 栄養士 橋本 10月5日(水) 本日の給食『新米まつり あきたこまち』について 新米の季節がやってきました。 収穫したばかりのお米は、水分が多く、もちもちしてツヤがありとてもおいしいです。 そこで、10月の給食では「新米まつり」と称し、日本各地のおいしい新米を紹介していきます。 今日は、秋田県の「あきたこまち」を炊きました。 米の粒がツヤツヤと輝く透明感があり、香りや粘り、弾力のバランスが良いお米です。 どんな料理にも合い、炊き立てはもちろん、冷めてもおいしいのが特徴です。 給食では、普段からあきたこまちを使用していますが、新米になると格別のおいしさです。 1F階段付近に、新米についてお知らせを掲示しています。 生徒からは「いつもよりおいしかった」「違いが分かる」という感想が聞かれました。 来週は別の銘柄の新米を紹介します。 栄養士 橋本 10月4日(火) 本日の給食『巨峰』について 今日は長野県から届いた巨峰です。 巨峰は、1942年に誕生した大粒のぶどうです。 それまでのぶどうは、小粒で酸味の強い品種が多かったため、 粒が大きく、甘みが強い巨峰の登場は衝撃的だったそうです。 香りがよく、強い甘みの中にやさしい酸味があり、果汁もたっぷりです。 「巨峰」という名前は、このぶどうを開発していた伊豆の研究所から見えた富士山にちなんで付けられたそうです。 巨峰をはじめ、ぶどうの皮の表面には、白い粉のようなものがついていますが、これは「ブルーム」といって、ぶどう自身が実を守るために出す天然成分です。 洗い流す必要はなく、たくさんついている方が、新鮮で味が良いあかしです。 栄養士 橋本 10月3日(月) 本日の給食『家常豆腐』について 家常(ジャージャン)とは、中国語で「家庭の、ホームメイドの」という意味があります。 中国全土で食べられている家庭料理で、元々は四川地方の料理だと言われています。 四川料理は痺れるような辛さが特徴ですが、家常豆腐は辛くなく、家で日常的に食べやすい味付けです。 家にその時ある野菜や肉を入れて作るため、各家庭によって味やレシピも様々です。 給食では、煮込んだ時に味が染み込みやすくなるよう厚揚げを使って作りました。 今日の梨は、栃木県から届いた「秋月」という品種でした。 栄養士 橋本 |
|