6月30日(水) 本日の給食※今日の果物は甘夏を予定していましたが、食材の関係で「冷凍みかん」に変更させていただきました。 いんげんも今が旬の野菜のひとつです。アメリカからメキシコにかけてが原産で、コロンブスの新大陸発見にともなってヨーロッパに伝わりました。中の豆ではなく、若いさやを食べるようになったのは、ヨーロッパで使われるようになってからだと言われています。いんげんは緑黄色野菜に分類され、栄養価が高いです。カロテン、ビタミンC、ビタミンB1、B2などが豊富に含まれています。アミノ酸の一種であるアスパラギン酸は疲労回復に、リジンは免疫力の向上に効果があります。 栄養教諭 稲橋 6月29日(火) 本日の給食今日はかみかみ献立です。青のりビーンズはかみ応えがあるように、カリカリに仕上げてあります。 よくかむことは健康に良いことばかりです。かむことの8大効果を紹介します。 1.肥満防止 2.味覚の発達 3.言葉の発音がハッキリする 4.脳が発達 5.虫歯を予防 6.ガン予防 7.胃腸の働きがよくなる 8.全力投球できる 「ひみこのはがいーぜ」と覚えます。 日ごろからよくかんで食べることが大切です。 栄養教諭 稲橋 6月28日(月) 本日の給食ミネストローネなど洋風のスープにはスライスしたセロリを使うことが多いです。セロリには独特の強い香りがします。その香りにはイライラを鎮めたり、頭痛を和らげたりする効果があると言われています。また、肉や魚の臭みをとる働きがあるので煮込み料理によく使われます。 栄養教諭 稲橋 6月25日(金) 本日の給食今が旬の枝豆が、小平市から届きました。 枝豆は大豆の未熟な時期の豆を食べます。大豆は豆類ですが、枝豆は野菜に分類されます。枝豆の栄養素は、「ビタミンB1」と「ビタミンC」が多いことが特徴です。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。暑い時期のスタミナ不足や疲労を回復してくれる働きがあります。また、ビタミンCは肌をきれいにしてくれ、体の調子を整えます。枝豆は夏にぴったりの野菜なのです。見本を職員室前に展示しました。 栄養教諭 稲橋 6月24日(木) 本日の給食ガパオライス ヤムウンセン 果物(小玉スイカ) 牛乳 「ガパオ」とはタイで食べられているハーブのことで、「ホーリーバジル」と呼ばれ、バジルの一種です。このガパオを鶏ひき肉やピーマンなどの野菜と、ナンプラー、オイスターソースといった調味料を炒めて、ご飯にのせて食べるのが「ガパオライス」です。 味付けには、タイの料理には欠かせない調味料である「ナンプラー」を使っています。「魚しょう」とも呼ばれる、魚を塩漬けにして発酵させる調味料で、アミノ酸が豊富に含まれています。 真ん中、下の写真は作業の様子です。ガパオライスの野菜はすべて手で粗みじん切りにカットしています。スイカは茨城県産です。甘くて、包丁を入れると弾ける、食べごろのスイカが届きました。 栄養教諭 稲橋 6月23日(水) 本日の給食大豆には黄大豆、黒大豆、青大豆など種類があり、普通の大豆は黄大豆です。植物性たんぱく質が多く「畑の肉」とも呼ばれます。「青大豆」は黄緑色をした大豆で、甘みが強いのが特徴です。スーパーでは「ひたし豆」という名前で売られていることが多いです。栄養価は大豆と同じく、たんぱく質、鉄分、カルシウム、食物繊維が豊富です。 栄養教諭 稲橋 6月22日(火) 本日の給食※本日の果物は「オレンジ」を予定していましたが、「小玉スイカ」に変更いたしました。今年は天候の関係で、柑橘果物が少ないそうです。 「東京エックス」とは、東京で生まれた豚のブランドの名前です。おいしい豚をかけ合わせて品種改良を重ね、何年もかけて誕生しました。東京都の多摩地域でのびのびと大切に育てられています。味は甘みがあり、ほどよい柔らかさで、人気が高い豚肉です。 栄養教諭 稲橋 6月21日(月) 本日の給食今日のサラダは素揚げしたごぼうを混ぜています。中央アジアが原産のごぼうは、中国では古くから焼くように用いられてきました。日本には中国から伝わり、平安時代には食用にされていました。独特の風味と歯ごたえが好まれる野菜ですが、食用にしている国は日本以外にほとんどないようです。北区にゆかりがある「滝野川ごぼう」は、江戸東京野菜のひとつです。香りが良く、柔らかくて、長さは1mにもなります。この「滝野川ごぼう」が親のごぼうは、全国の9割をしめています。滝野川は昔から水はけが良く、長いごぼうが特産でした。 栄養教諭 稲橋 6月16日(水) 本日の給食今日のから揚げは鶏むね肉を使いました。 鶏肉の中でもむね肉は、低脂質、高たんぱく質のお肉として有名です。たんぱく質は体の皮膚や筋肉、髪の毛、内臓などをはじめ、消化酵素や免疫細胞など、あらゆる部分の材料となる栄養素です。たんぱく質は数種類のアミノ酸が組み合わさってできていますが、鶏むね肉はそのアミノ酸のバランスがとても良いです。 その他、ビタミンB6が多いのが特徴です。ビタミンB6はアミノ酸の代謝を助け、皮膚を丈夫にしたり、血液中の赤血球を作るなど、健康の維持に不可欠なビタミンです。 栄養教諭 稲橋 6月15日(火) 本日の給食サバは古くから日本人になじみの深い魚で、縄文時代の遺跡からもサバの骨が出土しています。魚へんに青と書くサバは青魚に分類され、DHAとEPAという脂肪酸が豊富です。DHAは脳を活性化させてくれるといわれています。テスト前の今、しっかり食べてほしい食材です。 栄養教諭 稲橋 6月14日(月) 本日の給食ジャンボ餃子は給食室で手作りです。中身のあんは、豚肉と一緒に大豆を混ぜ込んであります。ニラやキャベツなど野菜もたっぷり入れて、直径17cmの皮で包みました。 先週の給食委員会で、食器の置き方について、クラスでどうアナウンスをするか議論になりました。話し合った結果、感染症予防の観点から、声は出さず黒板に見本図を書くことになりました。ご飯を左、汁物を右に置くというのが日本の食事の基本ですが、各クラスで委員が図を書いて確認していました。 栄養教諭 稲橋 6月10日(木) 本日の給食アジは日本沿岸に広く生息していて、日本の食卓になじみの深い魚です。年間をとおして獲れますが、今が一番脂がのっておいしい時期です。青魚の仲間ですが、サバやイワシなどの他の青魚と比べると、さっぱりして食べやすいです。栄養面では、たんぱく質やビタミンB群、ミネラルがバランス良く含まれます。また、脳の働きを活性化するといわれるDHAも豊富です。テスト勉強にはげんでいる中学生の助けになる食材のひとつです。 栄養教諭 稲橋 6月8日(火) 本日の給食「初夏のルビー」とも言われるさくらんぼは、味だけでなく、宝石のような美しい色合いと、かわいい形も魅力ですね。毎年この時期にしか味わえない、旬の味覚です。今年は天候の影響で、例年より育ちがよくないそうです。初物の人も多いのではないでしょうか。 さくらんぼの産地と言えば、山形県が有名で、75%が山形県産です。今日のさくらんぼもそうです。なぜ山形県でさくらんぼの生産が盛んなのでしょうか?1875年、全国にさくらんぼの苗が配布されましたが、山形県以外の地域ではうまく育たず、定着しなかったそうです。気象条件や風土が非常に適していたと言われています。 栄養教諭 稲橋 6月5日(土) 本日の給食カレーにはたくさんのスパイスが使われています。カレーの香りはクミンやコリアンダー、色は黄色いターメリックによるものです。辛みはチリパウダーの量で調節しています。その他、オレガノやシナモンなど数種類を組み合わせて、風味をプラスしています。スパイスには、香りや味を付けるだけでなく、健康や美容に役立つ効能があります。運動の後、疲れて食欲が落ちている時は、コリアンダーが食欲増進に効果的です。 コリアンダーの葉はパクチーとして知られています。人によって好みが分かれるハーブですが、カレーに使われるコリアンダーのパウダーは、実の部分を粉にしたものです。柑橘系の爽やかな香りと、スパイシーな香りがします。 栄養教諭 稲橋 6月3日(木) 本日の給食ワンタンは中国の点心のひとつです。小麦粉をこねて作った皮で、味付けした肉やエビなどのあんを包みます。いちど茹でてからスープに浮かせて食べます。もともと、ワンタンと餃子との区別はついていなかったそうですが、今は薄い皮で包んだものがワンタン、厚い皮で包んだものを餃子と呼んでいるそうです。昔、中国から日本に伝わったワンタンが、うどんやほうとうのルーツだという説があります。 栄養教諭 稲橋 6月2日(水) 本日の給食高菜めし 辛子蓮根サラダ だご汁 果物(デコポン) 牛乳 熊本県の阿蘇地方で特産の高菜漬けを炒めて混ぜ込んで「高菜めし」にしました。「辛子(からし)蓮根(れんこん)」は、蓮根の穴の中に辛子みそをつめて辛子の衣をつけて揚げた、熊本の郷土料理です。それをイメージして、揚げた蓮根を入れ、辛子をきかせたサラダにしました。「だご汁」は小麦粉を練って作った「だご」を入れた汁物です。具は季節の食材をたっぷり入れます。昔は小麦粉が貴重だったため、さつまいもからでんぷんを取り出して作っていたそうです。 写真2枚目はだご汁の調理の様子です。「だご」をこねて、汁にちぎり入れているところです。 栄養教諭 稲橋 6月1日(火) 本日の給食セサミトーストには煎りごまとすりごまをたっぷり使いました。 ごまの歴史はとても古いです。紀元前3世紀の古代エジプトで、ごまが健康に良いため薬用に使われていたということが、象形文字で残されているそうです。日本でも縄文時代の遺跡からごまが出土しており、奈良時代にはごま油が作られていたようです。ごまの小さな粒には栄養がつまっています!ビタミンEやカルシウム、鉄分が豊富に含まれ、またごまの油には血中コレステロールを下げたり、がんを予防する効果もあります。 栄養教諭 稲橋 |
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