5月31日(月) 本日の給食パエリア スペインオムレツ ガスパチョ 牛乳 スペイン料理には「にんにく」と「オリーブオイル」が欠かせません。たっぷりのオリーブオイルでにんにくを炒め、香りづけした料理が多いです。バレンシア地方発祥の「パエリア」は、材料や米をたっぷりのオリーブオイルで炒めてから、スープで炊いて作ります。地中海の海の幸や、ピレネー山脈の山の幸をふんだんに使用します。トマトを中心に野菜をたっぷり使った冷たいスープ「ガスパチョ」も有名です。 栄養教諭 稲橋 5月28日(金) 本日の給食今日のグリーン蒸しパンには、八丈島産の明日葉を練りこんでいます。明日葉は東京都八丈島をはじめ、伊豆諸島で古くから自生する野菜です。今日、葉をつんでも明日にはまた新しい葉が生えてくるほど生命力が強いことから「明日葉」と名付けられました。明日葉を収穫するとき茎を切ると、ねばねばした黄色い汁が染み出てきます。この汁は、カルコンというポリフェノールの成分で、抗菌作用や、胃酸の分泌を抑制する作用があると言われています。また、整腸作用もあり、便秘解消が期待できます。 栄養教諭 稲橋 5月27日(木) 本日の給食しゅうまいは給食室でひとつずつ手作りしています。シュウマイは中華料理の「点心」のひとつで、点心とは食事と食事の間に食べる甘い物や軽食という意味です。点心は味が濃い料理が多いため、中国では点心を食べながらお茶を飲む「飲茶(ヤムチャ)」という文化があります。しゅうまいは漢字で「焼売」と書きます。蒸し料理なのに「焼」の字が使われていますが、ここでは「火を使って加熱する」という意味です。 栄養教諭 稲橋 5月26日(水) 本日の給食今日の果物はキンショウメロンです。網目がなく滑らかなメロンで、皮は黄色、果肉はクリーム色をしています。1968年にマクワウリとスペイン系のメロンをかけあわせて誕生しました。当時、メロンと言えば庶民の口には入りにくい高級マスクメロンしかなく、手頃に食べられるメロンとして一気に広まりました。メロンにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムはナトリウムを体から出す働きがあり、高血圧に効果があります。 栄養教諭 稲橋 5月25日(火) 本日の給食かつおは、世界中にの温かい海を回遊している魚で、日本では太平洋側に生息しています。毎年、北上と南下をくり返す魚で、春になると黒潮にのって九州南部から北上をはじめます。この時期に収穫されたかつおは「初ガツオ」と呼ばれていて、脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。秋になると、北海道南部や東北地方から南下し始めます。 この時期に収穫されたかつおは「戻りがつお」と呼ばれ、脂がのった味わいが特徴です。かつおは季節によって二度楽しめる魚です。 栄養教諭 稲橋 5月21日(金) 本日の給食「吉野汁」とは、葛粉でとろみをつけたすまし汁のことです。奈良県の吉野が葛の産地だったことからこの名が付けられました。現在は葛粉が貴重なため、片栗粉でとろみをつけました。 「クズ」はマメ科の植物で、赤紫色のきれいな花を咲かせます。里山に自然に生えており生命力が強い植物です。皆さんも目にしたことがあるかもしれません。 栄養教諭 稲橋 5月19日(水) 本日の給食高野豆腐は豆腐を凍らせて乾燥させた食材です。冬に豆腐を外に出しっぱなしにしていて偶然できたと言われています。スポンジのように水分を吸うため、出汁を含ませて煮るととても美味しいです。精進料理の貴重なたんぱく源として発展しました。たんぱく質や鉄分、カルシウム、食物繊維が豊富で、日持ちもするので、優秀な保存食です。 栄養教諭 稲橋 5月18日(火) 本日の給食「家常」とは中国では「家庭の、ホームメイドの」という意味があります。中国全土で食べられている家庭料理で、もともとは四川地方の料理だと言われています。豆腐を油で揚げたものと、家にその時にある肉や野菜を入れて作ります。そのため、各家庭によって味やレシピが違います。おいしさの決め手は豆腐を油で揚げること。煮込んだ時に味がしみ込みやすくなります。給食では厚揚げを使いました。 栄養教諭 稲橋 5月17日(月) 本日の給食一年中出回っているレタスですが、今の時期は長野県などの高原栽培が旬を迎えています。サラダのイメージが強いですが、加熱しても美味しいです。スープを始め、お浸しや炒め物など、様々な食べ方ができます。色の濃い外側の葉も加熱することで食べやすくなります。濃い部分の方がカロテンなどの栄養素が豊富なので、調理して丸ごと食べたい野菜です。 栄養教諭 稲橋 5月14日(金) 本日の給食いわしを漢字にすると魚へんに弱いと書きます。いわしは鮮度が落ちるのが早く、すぐに弱ってしまう魚であることから、「弱し」が転じて「いわし」と呼ばれるようになったといわれています。 そんないわしですが、栄養価はとても高いです。青魚特有のDHA、EPAという脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧の予防に効果的です。また、骨ごと食べる魚なので、カルシウムも多く含んでいます。 栄養教諭 稲橋 5月13日(木) 本日の給食ラーメンは中国から伝わった麺料理ですが、日本で進化を遂げて、今では日本を代表する料理に発展しました。観光庁の調査によると、外国人に聞いた好きな和食の1位がラーメンだったそうです。日本各地でご当地ラーメンが作られる中、みそラーメンは札幌で生まれたと言われています。 給食では、鶏がらでスープを取り、赤みそ、白みそ、甜麺醤をブレンドしています。 栄養教諭 稲橋 5月12日(火) 本日の給食給食の小松菜は全て東京都江戸川区で収穫されたものです。 小松菜は「江戸東京野菜」のひとつです。「江戸東京野菜」とは、江戸から東京に至る歴史の中で、伝統的に生産され、市民の食生活を支えてきた野菜です。小松菜は江戸川区の小松川というところで昔から食べられていました。ある時、鷹狩りに訪れた将軍徳川吉宗がその味に感動して、名前がなかった菜っ葉に「小松菜と呼ぶように」と命名したと言い伝えられています。 中学生にとって重要な栄養素である鉄分、カルシウム、ビタミンが豊富な小松菜は、給食では頻繁に登場する野菜の一つです。 栄養教諭 稲橋 5月11日(火) 本日の給食「雪中貯蔵甘夏」とは、文字通り雪の中に貯蔵した甘夏みかんです。甘夏は1月ごろ収穫し、倉庫などで寝かせて熟成させ、酸を抜いてから出荷されますが、今日の甘夏は雪の中に貯蔵していたものです。そのため、ひんやり冷たく、湿度も高く保たれるので、甘みが増し味がマイルドになります。 しかし、教室からは「苦い〜!」や「すっぱい!!」の声が。はい、甘夏なのでやはり苦みはあります。今日のは酸味も強かったですね。大人の味、と言いながら食べてくれたようです。 栄養教諭 稲橋 5月10日(月) 本日の給食キムチは韓国生まれの漬物です。白菜などの野菜を塩漬けし、唐辛子やにんにく、果物、イカの塩辛などと一緒に漬け込み、発酵させて作ります。発酵させることで独特のうま味や風味が生まれます。韓国は冬の寒さが厳しいため、キムチなどの保存食を作る文化が定着しました。韓国ではキムチは手作りすることが多く、それぞれの家庭の味があるそうです。日本では白菜で作ったキムチが定番ですが、韓国には200種類を超えるキムチがると言われています。 キムチは発酵食品のため「乳酸菌」が豊富に含まれています。腸内環境を整えておなかの調子を良くしてくれる効果があります。また、唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」は、発汗作用や脂肪を分解する働きがあります。胃液や唾液の分泌を促す作用もあるので、食欲増進にもつながります。 5月7日(金) 本日の給食サバの塩麹焼きは、サバに塩麹を漬け込んで焼きました。 塩麹は日本の伝統的な発酵調味料です。塩麹に含まれる酵素が、肉や魚のたんぱく質やでんぷんをやわらかくする効果があります。その時に、アミノ酸やグルタミン酸を生成するため、うまみや甘みを引き出してくれます。また、ビタミン類も豊富に含まれるため、代謝を助け、疲労回復にもつながります。 栄養教諭 稲橋 5月6日(木) 本日の給食今日は豚肉を使ったハッシュドポークです。 豚肉には「ビタミンB1」が多く含まれています。 「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変換時に必要なビタミンです。不足すると食欲の低下や疲れやすい、だるい、むくみなどの不調をきたします。 エネルギーを作りだすのに大切な栄養素ですが、体内で作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。「ビタミンB1」は豚肉のほかに、赤身の肉や玄米、豆類、ほうれん草などに多く含まれます。 栄養教諭 稲橋 |
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