1月21日(木) 本日の給食呉汁(ごじる)とは、日本各地に伝わる郷土料理の一つです。 大豆を水に浸してやわらかくし、すりつぶしたものを「呉(ご)」と言います。 この呉が入った味噌汁なので「呉汁」と呼ばれるようになりました。 秋に収獲された大豆が出回る冬の時期がおいしい季節です。 栄養価の高い大豆とたくさんの野菜を使う冬の郷土料理として日本各地で食べられています。 寒い季節は、みそ汁やスープを食べて体を内側から温めましょう! 栄養教諭 橋本 1月20日(水) 本日の給食今日は4種類の飲み物からのセレクト給食でした。 今回は牛乳が29人、コーヒー牛乳が224人、みかんジュースが87人、りんごジュースが104人という結果になりました。コーヒー牛乳が圧倒的に人気だったようです。 栄養教諭 橋本 1月19日(火) 本日の給食今日の給食は「山口県」の郷土料理です。 「チキンチキンごぼう」は山口県の学校給食で生まれた料理です。 サクサクの鶏唐揚げと、風味豊かなごぼうに甘辛のタレをからめたこの料理は子供から大人まで大人気!ごはんが進む味付けです。 思わず口に出して言いたくなるようなユニークなネーミングも人気の秘密なんだそうです。 「けんちょう」は、山口県で昔から食べられてきた煮物で、肉や魚などを使っていない精進料理の一つです。 豆腐は切らずに崩して入れるのがポイントです。 今日は水分を多くして、汁物のように仕立てました。 栄養教諭 橋本 1月18日(月) 本日の給食今日の給食は、世界の献立から「スコットランド料理」です。 先日のスクールコンサートでスコットランドの文化や音楽に触れたので、今回は食文化を体験しました。 スコッチブロスは、スコットランドの伝統的な具沢山のスープです。 野菜や押し麦などが入ります。今日は野菜とガルバンゾ(ひよこ豆)と押し麦を入れて作りました。 イギリスではパイ生地を使っていなくても、何かで蓋をしてローストしたり、蒸したりした料理を「パイ」と呼びます。 中でも有名なのが「羊飼い」を意味する「シェパーズパイ」です。 羊肉のミートソースの上に、マッシュポテトを敷き詰めて焼きます。 給食では羊肉ではなく、豚肉で代用しました。 栄養教諭 橋本 1月15日(金) 本日の給食今日の果物は「スイートスプリング」という品種の柑橘です。 「温州みかん」と「はっさく」をかけ合わせて誕生しました。 見た目は皮がぼこぼこだったり、色は緑色の部分があったりと、あまり良くありませんが、中身はきれいなオレンジ色をしています。 見た目のイメージとは違い、酸味や苦味は少なく、香りが良くすっきりとした甘みが特徴です。 栽培が難しいため、全国的にはあまり流通していないため、給食用に産地から届けてもらいました。 名前の通り「春の甘い香り」のすっきりとした美味しさでした。 栄養教諭 橋本 1月14日(木) 本日の給食麻婆豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。 清の時代、貧しくて材料が無い中、あり合わせのもので来客に作ったのが最初だと言われています。 料理を作った女性の顔には、あばた(肌が荒れて残ったくぼみのようなもの)があり、中国語であばたという意味をもつ「麻(マア)」の字と、妻や奥さんという意味をもつ「婆(ボウ)」の字を組み合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。 栄養教諭 橋本 1月13日(水) 本日の給食カレーに使われているスパイスやハーブは、多くが漢方薬としても使われています。 カレーの本場インドには「アーユルヴェーダ」という伝統医学が各家庭に根付いていて、スパイスやハーブは体調を整えるものと考えられています。 その日の調子に合わせてスパイスを調合したカレーが作られています。 スパイスやハーブは、植物の花や実、根、葉、木の皮などを乾燥させて作ります。 それらが香りや色、辛味を付けカレーをおいしくするのに一役買ってくれています。 給食でも6種類のスパイスを配合し、味に深みを出しています。 栄養教諭 橋本 1月12日(火) 本日の給食今日の給食は「鏡開き」にちなみ白玉が入ったおしるこです。 お正月に供えていた鏡餅を下げ、食べるのが鏡開きです。 鏡餅はお正月の間、神様が宿るとされているので松の内(1月7日まで)は鏡餅を飾っておき、松の内が過ぎたら鏡餅を下げて食べ、神様を送ります。 鏡餅には、神様の力が宿っていると信じられているため、鏡餅を食べることでその力を分けてもらい、一年間の無病息災を祈願します。 栄養教諭 橋本 1月8日(金) 本日の給食新年最初の給食は、1月7日が「春の七草」にちなみセリ・すずな・すずしろを入れた七草うどんです。 春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)の7種類です。 七草は春にいち早く芽吹くことから邪気を払う力があると言われ、1年間の無病息災を祈って食べらるようになりました。 「松風焼き」は、表面にはごまが振ってあり、裏面には何もありません。 それには『裏が無く、隠し事のない正直な生き方ができるように』という前向きな意味がこめられています。 栄養教諭 橋本 12月25日(金) 本日の給食今日の給食はクリスマスにちなみサンタクロースの故郷「フィンランド」の料理です。 給食で、本場のクリスマスの雰囲気を味わいました。 フィンランドのクリスマス料理の定番といえば、パイ生地にジャムをのせた「ヨウル・トルットゥ」という風車型の焼き菓子です。 「ヨウル」とはフィンランドの言葉で「クリスマス」という意味があり、どの家庭でも手作りするそうです。 ロヒ・ケイットは、フィンランド語で「ロヒ」はサーモン、「ケイット」はスープという意味でフィンランドでは定番の温かいスープです。 ヨウル・トルットゥは、ひとつひとつ丁寧に作りました。 見た目も華やかでおいしく焼きあがりました。 今年の給食も今日で終了です。みなさまよいお年を。 栄養教諭 橋本 12月24日(木) 本日の給食ジャンバラヤは、米を使ったケイジャン料理のひとつです。 ケイジャンとは、フランスのアカディア地域からアメリカのルイジアナ州に移住した人々やその子孫のことを言います。 ケイジャン料理は、玉ねぎやセロリ、ピーマンを炒めたものをベースに香辛料を効かせた味付けにするのが特徴です。 ジャンバラヤもそれらの具材と肉を合わせたスパイシーな味付けが特徴の料理です。 栄養教諭 橋本 12月23日(水) 本日の給食「さつま揚げ」という名前は、薩摩藩(現在の鹿児島県)の名産だったことから名付けられました。 さつま揚げの歴史は古く、中国由来の料理が、琉球(現在の沖縄県)に伝わり、薩摩を経由して全国に広まったと言われています。 さつま揚げが誕生した由来は諸説ありますが、一説によると、江戸時代後期、薩摩藩の11代藩主「島津斉彬(しまづなりあきら)」が、かまぼこをヒントに鹿児島の高温多湿の風土にあう揚げ物料理を考案させ、とも言われています。 今日は給食室で1つ1つ手作りしました。揚げたてのさつま揚げは、とてもおいしいです。 栄養教諭 橋本 12月22日(火) 本日の給食「テジプルコギ」とは、韓国語でテジが「豚」、プルが「火」、コギが「肉」という意味で、豚肉の焼肉という意味になります。 しょうゆで味付けした肉を、野菜と一緒に炒めて作ります。 焼肉と言うよりも、日本のすき焼きに近いかもしれません。 チョレギサラダは日本でアレンジされた料理のため、正しい韓国語ではありません。 チョレギとは、元々は浅漬けにしたキムチという意味なんだそうです。 今日はなじみのある日本風のチョレギサラダを作りました。 栄養教諭 橋本 12月21日(月) 本日の給食12月21日の今日は「冬至」です。 冬至は一年のうちで最も昼間が短く、夜が最も長い日です。 次の日からの運気を上げるために、冬至には特別な行事食を食べたり、ゆず湯に入って身を清めたりします。 冬至の代表的な行事食は「かぼちゃ」です。 かぼちゃはビタミンが多く、冬至にかぼちゃを食べると風邪の予防になると昔から言い伝えられています。 冬至に「ん」のつく食べ物を食べると運盛りと言って運に恵まれるといわれています。 今日の給食では、かぼちゃ(なんきん)、にんじん、だいこん、あんこうに「ん」が付きますね。 栄養教諭 橋本 12月18日(金) 本日の給食切り干し大根は、名前の通り大根を干して作られます。 大根は干すことに保存性が高まり、甘みやうま味、さらには栄養分も増します。 生の大根と比べると、カルシウムは22倍、鉄は48倍、ビタミンB1は16倍、食物繊維は14倍にも高まります。 切り干し大根のように、乾燥させて水分を抜いた食べ物のことを「乾物」と言います。 日本では古くから食べられている伝統的な食材です。 栄養教諭 橋本 12月17日(木) 本日の給食今日の給食は、揚げパンのセレクト給食です。 きなことココアの2つの味から好きな方を選びました。 今回は、きなこ揚げパンを選んだ人は217人、ココア揚げパンを選んだ人は232人で、ほぼ半分に分かれるという結果になりました。 きなこは炒った大豆をひいて粉にしたもので、ココアはしぼったカカオ豆を細かく砕いたものです。どちらも食物繊維が多く含まれます。 食物繊維は体内で消化できない成分で、エネルギーにはなりませんが、お腹調子を整え、きれいにしてくれる役割があります。 栄養教諭 橋本 12月16日(水) 本日の給食今日の果物は熊本県から届いた「みはや」という名前の果物です。 みはやは、2014年に品種登録された柑橘です。 シャインマスカットを生み出した研究所が開発しました。 酸味が少なく、甘くて香りが良いのが特徴です。 今日のみはやも、甘くておいしいものが届きました。 柑橘類はビタミンCを多く含み、体の免疫力を高め、風邪をひきにくくしてくれる力があります。 風邪の予防に、ビタミンCを多く含む食べ物を摂りましょう! 栄養教諭 橋本 12月15日(火) 本日の給食今日のサラダは、小学校1年生の国語の授業で勉強する「サラダで元気」のお話に出てくるサラダを給食用にアレンジして作りました。 主人公の「りっちゃん」は病気になったお母さんのために、何かいいことをしてあげたいと考え、動物たちのアドバイス通り、かつおぶし・ハム・とうもろこし・にんじん・砂糖・昆布を入れたサラダを作ります。 たくさんの具が入ったサラダは栄養満点です!いろいろな食材を摂ることは、健康な食生活をおくる上でとても大切なことですね。 栄養教諭 橋本 12月14日(月) 本日の給食今日の給食に使われている「にんじん・だいこん・里芋」は、東京都八王子市にある「とうきょう元気農場」から届けてもらいました。 とうきょう元気農場は、学校給食用に野菜を作っている農場です。 農地の少ない都心部の小中学校に、とれたての農産物を供給するため平成23年に開設されました。 北区は田畑が少なく、農業に触れる機会が少ないのが現状です。 東京都産の食材を給食に使うことで、生産者の方を身近に感じ、食べ物の生産や流通に目を向けられるようになると良いです。 栄養教諭 橋本 12月11日(金) 本日の給食じゃがいもは「でんぷん」が主成分ですが、ビタミンCやカリウムも多く、寒い国々では「冬の野菜」として大事にされてきました。 通常、野菜のビタミンCは煮ると水に溶けだしやすいのですが、じゃがいもでは、加熱するとでんぷんが固まって芋の中にビタミンが留まるため損失が少ないのが特徴です。 以外に思うかもしれませんがじゃがいもに含まれるビタミンCの量は多く、トマトの2倍以上も含まれています。 栄養教諭 橋本 |
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