最新更新日:2019/03/22 | |
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正しい姿勢 (5/20)最近、お茶碗や汁椀を手に持って食べない人が増えています。お茶碗の持ち方は、親指を椀のふちに軽くそえて、他の指はそろえて底にあてます。 ひじを机につけず、背筋を伸ばした正しい姿勢で食べていますか。マナーは大人になってからは、なかなか直りません。 今のうちに日本人としての「食のマナー」を見直したいものです。 かんきつ類 (5/19)みかん・グレープフルーツ・レモン・きんかん・夏みかん・ぽんかん・はっさく・オレンジ・ゆずそして今日の給食のあま夏。これらをまとめて「かんきつ類」といいます。 かんきつ類は種類が多くありますが、いまだに品種改良をしたり、自然に新しいものができています。大きさはさまざまですが、最も大きい実になるのが、ぶんたんの仲間の「ばんぺいゆ」と「ポメロ」で2kgくらいになります。小さいものは「きんかん」です。かんきつ類は実を食べるだけでなく、皮を料理に使ったりします。 ハンバーグ (5/16)みなさん、ハンバーグは好きですか? 今日はハンバーグの始まりについてお話しします。ハンバーグの始まりは、18世紀ごろドイツの港町ハンブルクで労働者に人気のあったタルタルステーキだと言われています。 タルタルステーキとは、13世紀ごろに活動していた民族タルタル人の生肉料理をもとにしています。タルタル人は、長旅で連れて行った馬を食料にしました。しかし、この肉はとても硬かったので細かく切り、玉ねぎ、こしょうなどで味付けをして食べていました。この料理がドイツに伝わり、牛肉・豚肉の挽肉に香辛料や玉ねぎなどが入ったハンバーグの形になりました。 うどん (5/15)うどんの始まりについては、いろいろな伝えがあります。今日は空海という平安時代のお坊さんが日本に伝えたというお話をします。 空海は遣唐使と一緒に中国に行ったときに、うどんの作り方を学び、故郷である讃岐地方へ持ち帰ったと言われています。当時、お米を作ることのが難しい気候だった讃岐地方の人々は貧しい思いをしていました。しかし、うどんの材料の小麦を作るにはちょうど良い気候でした。そのため、小麦を育てうどんを作ることで貧しさから救われたのです。 讃岐地方は現在の香川県です。讃岐うどんはとても有名ですね。また、香川県はうどんの消費量が1位の県です。 はし (5/14)世界では、食事の時に「手で食べる文化」と「はしを使う文化」「フォーク・ナイフを使う文化」の3つがあります。このうち、日本のようにはしを使う国は、中国や韓国、ベトナムなどがあります。中国でははし先まで同じ太さで長いものが多く、韓国では銀製やステンレス製のものが多く使われます。中国や韓国では、はしと一緒にさじを使うことが多いため、日本のようにご飯も汁物も一膳のはしで食べる国は珍しいようです。 みなさんは正しくはしを持っていますか。きれいに食べて気持ちよく食事時間をすごしたいですね。 手洗い (5/13)食事の前に手を洗うのは当たり前のことですが、みなさんきちんとできていますか。「手を見ても、汚れていないから平気!」そう思っている人はいませんか。手には目に見えない細菌がたくさんついています。そして、あなたを病気にしようと待ち構えています。 みなさんの給食を作っている調理員さんは、作業内容が変わるたびに手を洗っています。毎日、何回も何十回も洗って衛生に気を付けて作っています。 安全でおいしい給食を作るようにがんばっていますから、できるだけ残さずに食べてもらえるとうれしいです。 だし (5/12)おいしい料理を作るのに大切なものに「だし」があります。だしは、肉魚や貝、昆布などからとった「うまみ」がたっぷり入った汁のことです。「うまみ」は野菜の中にも入っていて、トマトやしいたけには、たくさんのうまみ成分が含まれています。 日本料理では、かつお節や煮干し、しいたけ、昆布をよく使います。「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは知っていますか。「だし」をうまく使った「うまみ」、「旬」と言って、それぞれの季節にとれたものを大切に使う文化も選ばれた理由のひとつです。 きゅうり (5/9)きゅうりは、ヒマラヤのふもとが原産といわれていて、中国では、二千年前から栽培されていました。最近のものは、皮が柔らかく、歯切れの良いものがほとんどで、昔のようにイボイボのあるものや、ヘタに苦味のあるものは少なくなっています。また、現在は約80%がハウス栽培によるものです。そして、水分量が約96%と多く、カリウム・カルシウム・亜鉛・銅などを適度に含んでいます。体の水分を外に出してくれるのでむくみや、だるさを解消してくれます。体が熱っぽかったり、口が渇いたり、のどがはれて痛むなどの症状のある時には熱を冷ます効能があります。 イタリアンスパゲティ (5/8)食べた後、すぐ運動をするとおなかが痛くなることがあります。それは、食べた後にすぐに運動をすると、血液が運動のほうにとられて胃や腸の消化の働きがにぶくなるからです。また、胃や腸が緊張するので、おなかが痛くなることがあるのです。食べた後の休憩は大切なので、食後30分くらいはゆっくり休めるといいですね。 山菜 (5/7)春になると、野山にはいろいろな山菜があちらこちらから顔をのぞかせます。みなさんはどんな山菜を知っていますか。わらび、ぜんまい、たけのこ、あしたば、たらの芽など、おひたしにしたり、天ぷらにして食べますね。山菜は「えぐみ」や「にがみ」など、あくが強いものが多くあります。そのため、調理する前に下処理といって、灰でゆでたり、ゆでた後にしっかり水につけたりします。便利な水煮がありますが、山菜の本当の味は少なくなっています。からだを目覚めさせる意味でも「えぐみ」は大切な味なのです。 柏餅(かしわもち) (5/2)こどもの日には「柏餅」を食べる習慣がありますね。柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、家系が絶えない、子孫繁栄という縁起をかついで使われます。 柏餅が登場したのは、徳川九代将軍の家重の頃だと言われています。ずいぶん歴史のある食べ物ですね。 同じように、ちまきもこどもの日に食べる和菓子ですが、もとは中国から伝わったものです。災難をさけるという意味があります。 この他にも、しょうぶ湯に入るのは「尚武(しょうぶ)」からきています。どんな意味か調べてみましょう。 じゃがいものあまから煮 (5/1)じゃがいもは世界中で食べられています。日本には16世紀にオランダから伝わったと言われています。いまでは、日本中で栽培されています。 |
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