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最新更新日:2024/07/06 |
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梅の実黄なり 72候より 朝礼6/17![]() ![]() 朝礼で、二つの話をしました。 今の季節は、72候では、「梅子黄なり:うめのみきなり」といいます。 雨がよく降り、梅雨ともいいます。ここにも梅の文字が使われています。 梅の花は、3月ごろに咲き、今頃、青い実になります。 そして、やがて黄色くなり、とてもいい香りを漂わせます。 その梅の実を使って、昔から、日本では、梅酒を造ったり、 梅干に漬けたりしてきました。 梅干は、たくさんの塩を使い、紫蘇の葉も使って赤くそめます。 そして、長い間食べられるように、保存食にします。 さて、二つ目は、その塩の話です。 「手塩にかける」といった、言葉があります。 その由来は、室町時代にお膳の上の不浄(よくないもの)を 払うために、盛り塩をしたことが由来です。 食べ物に、自ら塩加減をしたことから、 自分の手で、心をこめて世話をすることを 「手塩にかける」というようになったそうです。 1年生は朝顔、2年生はトマト、各学年 大切に育てているものがありますね。 「手塩にかけて」育ててください。 ちょうど、朝礼が終わって職員室に帰ると、 とてもいい香りがしてきました。 おやっと見回すと、たくさんの梅の実が 職員室にあるではありませんか・・・ なんと偶然、教頭先生宅の梅の実が豊作なので 学校にたくさん届けてくださったのです。 喜び勇んで、早速、がさごそビニール袋を持ち、 すべての学級へ匂いのプレゼントをしに回りました。 子ども達の反応は早く、「校長先生、それ梅の実?」 「いいにおい!モモみたい!」全校の児童に 梅の良い香りを体感させることができました。 まさしく、グットタイミング。 言葉と体感が一致しました。 |
犬山市立東小学校
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