8月16日(木)
雨が降り、雷が鳴り、荒れた天候が続きました。
今、夏季休業中でも一番静かな職員室の状態です。
先生方も、この週に夏季休暇をとり、家族とのふれあい
を大切にする時間や自分自身の教養を高めたり、リフレッシュしたりする
時間をすごしています。
普段は、できないことを子どもだけでなく、職員もと思っています。
さて、8月の上旬、犬山市教育委員会の依頼を受けて、
ユネスコスクール(ウインク愛知)の研修に参加してしました。
ESDを、日本語にすると持続可能な発展のための教育、略して持続発展教育。
ESDは、持続可能な社会作りの担い手をはぐくむ教育ということでした。
はぐくみたい力として、
1 持続可能な発展に関する価値観(人間の尊重・多様性の尊重・非排他性・機会均等・ 環境の尊重など)
2 体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、多面的かつ総合的なものの見方)
3 代替案の思考力(批判力)
4 データや情報の分析能力
5 コミュニケーション能力
6 リーダーシップの向上
を、上げています。
すごいですね。
これからやってくるさまざまな予測できない未来を
力強く、みんなで生き抜いていくための力といったらよいのでしょうか。
今展開している、教育活動を、ESDという新しい視点で有効につないで
いくことで立派な未来の担い手を育てていこうというものらしい・・・・。
過去の自分の歩いてきた道を振り返ってみると、総合的な学習を先進的に研究して
きた時の「育てたかった力」は共通しているし、
伝え合う力をはぐくむ草井小プランを作ったときも、ほぼ同じです。
さらに、本校の今展開しているキーワード、「笑顔・言葉・心」にもしっかりと
通じている!と、いった気持ちで帰路に着きました。
結論、教育はいつだって、未来に向かって生きていく子どもたちを
育てる仕事ってことですね!
これを世界中の学校が手をつないで進めていこうというのが
ユネスコスクールという考え方なのだそうです。
勉強になりました。