3月13日(金) 本日の授業風景 (2)「 メロスは激怒した。 」 で始まる名作 「 走れメロス 」 太宰 治 作 の 『 名場面発表会 』 をおこなっていました。 「 走れメロス 」 は、漢語表現の多用や単文の積み重ね、誇張的な表現など特色ある表現で描かれた作品です。 授業では、各グループごとに、名場面だと感じた部分をあげ、その場面の説明や選んだ理由を報告しました。そして、読み方を工夫した群読をおこない、自分たちが選んだ一番の名文をクラス全員で読み上げました。 激流とメロスが格闘する場面を選び、 「 ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、今こそ発揮してみせる。 」 を名文に選んだグループ。 山賊がメロスの命を奪おうとする場面を選び、 「 その、命が欲しいのだ。 」 を選んだグループなどなど。 各グループの発表を聞きながら、読みを深めていました。 「 メロスは激怒した。 」 で始まり「 勇者は、ひどく赤面した。 」 の終わりまで、名場面 ・ 名文ばかりの作品です。もうしばらく名作の持つ魅力を楽しんでください。 副校長:高田勝喜 |
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