最新更新日:2024/05/24
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集う誰もが いきいきと輝き 笑顔あふれる学校

4/20(木) PTA総会(校長あいさつ)

  本日はご多用の中、授業参観、PTA総会、学年懇談会へのご出席誠にありがとうございます。また、日頃は本校の教育活動に対して、深いご理解と温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 
 この4月本校に着任いたしまして、子どもたちの挨拶のすばらしさに感動しております。これも保護者の皆様や地域の皆様のご指導の賜物と感謝いたします。
 本校では、校訓「命を大切にし、頭を使い、汗を流す生徒」の育成を目指して教育活動に取り組んでおります。命を大切にし、志をもった生徒を育成していきたいと思います。「志」とは、未来に対する夢であり、目標であり、他の人や社会に役立つ精神と考えております。

  さて、現代は非常に変化の激しい時代です。予測が困難とさえ言われます。そんななか、アメリカ・デューク大学のキャシーデビットソン教授は、2011年度に小学校に入学した子どもが大学を出て、働くようになる頃には、現在ある職業の65%は存在せず、新しいものにかわっているだろうと予測を発表し、話題となりました。アメリカでの話ではありますが、人口知能(AI)が発達し、少子高齢化が進む現在、日本においても、大きな社会の変化があることは間違いありません。2011年度に小学校に入学した子どもとはまさしくこの春中学校に入学した子どもたちです。
 ですから、変化の激しい時代に対応できるように、学校での学習も単に知識を身に付け増やすものから、身に付けた知識や技能を活用して課題を解決していくための力を身に付ける学習にシフトしていかなければなりません。

 アグネス・チャンの子育てという話を聞かれたことはありますか?
 アグネス・チャンは、自分の子どもたちを全員東大よりもかなり難しいと言われる、スタンフォード大学に入学させました。家庭でどんな教育を工夫したかをあるインタビューに答えていました。それは、子どもに絵本を読み聞かせをした後、今度は子どもがそれを別の人に説明することをしていたそうです。お母さんが読み聞かせをした話を、子どもはお父さんやおばあちゃんに子どもから説明すると言った具合です。聞くだけでなく、それを理解して説明する側に回ることで、子どもの学力は飛躍的に伸びたそうです。
 世間で言われる、アクティブラーニング(主体的・対話的で、深い学び)を本校でも推進していきたいと考えております。基礎・基本の学力の上に、確かな学力を身に付けさせたいと考えております。

 また、現代は様々な困難やストレスが大変多い社会ですが、その中で、ストレスや困難を周りの人が取り除いたり、減らしたりするばかりではなく、それらに負けない精神力を養うことが大切です。今、「レジリエンス」という言葉が注目を浴びています。「レジリエンス」とはストレス耐性、復活力、しなやかな強さとも言われます。転んでも再び立ち上がって走る力と言ってもよいかもしれません。しなやかさをもち、折れない心と言ってもよいかもしれません。本校では、命を大切にできる、そのようなレジリエンスの高い子どもの育成に努めていきたいと考えております。

  私たち教職員一同、チーム南陵で、南陵中学校の生徒のために、精一杯頑張ってまいりたいと思います。ぜひ、保護者の方々もチーム南陵のお仲間として、子どもたちの成長のためにご協力いただければ幸いです。

 ※学校では、本校の様子をご理解いただくために、HP等を通じて情報発信をしてまいります。できれば、一日一度はHPをご覧いただき、お子さんとのお話の話題にしていただければ幸いです。

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学校行事
5/1 写生大会
5/2 写生大会予備日 部活動仮入部 地震避難訓練
5/3 憲法記念日
愛知県常滑市立南陵中学校
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