愛される学校づくりフォーラム2012 in 東京・午前パネルディスカッション第7回愛される学校づくり研究会報告
今日の愛される学校づくり研究会は、今月25日の午前中のパネルディスカッションの前哨戦みたいなもので、当日パネリストのうち、参加できた8名とコーディネータの僕で、学校ホームページと学校評価について、話し合いをもった。登壇者以外の皆さんにはその話し合いを聞いていただき、どのようなことを感じたのかを率直に伺った。
1時間ほど話し合いを聞いていただいた後、フロアから意見を求める。進行役として配慮の足りなさを指摘していただけた。確かにその通りで、当日は心して臨みたい。パネリストの発言は、具体的&刺激的なものが多く、どの方の発言にもフロアの皆さんは耳を傾けてくれるに違いない、という確信が持てた。 まったく打合せなしで始めた本日のパネルディスカッション。本番では今回の話し合いで出てきた話題は、できるだけ資料を添えて発言できるようにしておこうということになり、事前資料を用意することになった。が、発言の順番を決めているわけでも、話の展開を決めているわけでもないので、当日、どれだけその資料が役立つかはわからない。ここが面白いところ(笑)。 当日、裏方に回っていただくEDUCOMスタッフの皆さんも大挙して参加していただき、全体会後に細部にわたって話し合えたことはなりより。すでにほぼ満席状態のフォーラム、気を引き締めて臨むことを誓い合う。 今日の会議の様子は、会員からも発信されている。こことここをご覧ください。 第6回愛される学校づくり研究会報告
本日のメイン協議は、「4月末までに学校はどのようなことを見える化しておくべきか」。本日の参加者は28名。学校関係者ばかりではなく、教委、大学、各種企業からの参加者があるため、各グループの構成が均等となるように、グループ分け。いつものように事務局へデータを送付して、急な印刷依頼。ごめんなさい。
午後1時研究会開始。まずはフォーラムの進行状況説明。午前のパネルディスカッションは僕から。午後の授業については、各教科のアドバイザーらから。各地区で今回の機会を利用して、授業検討会が重ねられてきたこと、アドバイザーらが縁の下の力持ちとなって、若い授業者による、とても良い授業が実践できたこと、ICT活用そのものについて、とても提案性が高いものとなったことなどを報告。すでに僕はよくぞここまでできた!という満足感でいっぱい。 3つのグループに分かれて「4月末までに学校は何を見える化しておくべきか」をテーマに1時間の話し合い。予想通り、どのグループも意見はまとまらず(笑)。もちろん、メンバーがメンバーだけに、本質を突いた議論は重ねられていて、報告を聞いていても、全体で取り上げたい議論ばかり。この会の話し合いは司会者泣かせ。 ここでその内容を書くことはルール違反になるので、ちょっとだけ。 ・校長の経営における力量の問題。それによらない仕組みづくりが重要。 ・個人の力量で見える化が違う。だれでもできるシステム化が必要。 ・システム化は二つの面がある。教員は知恵をうまく使うものであるべき。知恵を使うためのシステム化が必要。 このような意見が次から次へ出てくる協議。議論の波が一つ起こると、その波に覆いかぶさるような大波を起こす方もあって(笑)、進行役は緊張の連続。 フォーラム午前中では、このような研究会での議論をそのまま公開するわけで、きっと皆さん、まさにバトルといってもいいパネルディスカッションにびっくりされるだろうし、聞いていただいている皆さんも深く、深く考えざるをえない意見続出状況は十分予想できる。濃密な2時間になること保証付き。学校評価アシストを使って参加者からの意見も即時に反映。お楽しみに。 第5回愛される学校づくり研究会報告
13時から研究会開始。まずは2月フォーラムの概要説明。費用のこと、参加費のこと、資料準備のことなど、いくつか。
今日の外部から学ぶは、後藤教育研究所の後藤真一さんによる講演から。タイトルは「ヒアリング記録にみる気づきと共有のキーワード」。 何人もの教師へのインタビューを通して、教師が子どもをとらえる視点(きづくための作業や習慣など)とそれらを共有するための方法について、徹底分析した上で、貴重な提案をしていただいた。 その後、各自が持ってきた見える化レポートをもとにグループ協議。順次、発表をしてもらおうと考えたが、ふと浮かんだアイデア実行。いきなりグループ代表を指示して、パネルディスカッション。話題は授業での見える化へ。今後の研究の方向を定める良い議論ができた。 第4回愛される学校づくり研究会報告
第4回(2011年10月15日)愛される学校づくり研究会報告
1 講演 岡崎市立南中学校長 岡田豊先生 「手づくり学校の挑戦」 内容は、以下の仕事日記でご覧ください。 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98434&p... 2 「愛される学校づくりフォーラム2012 in 東京」の 内容を決定しました。 3 研究テーマ「学校の見える化」について 〇 見える化する視点(大西さんまとめ) ・個で見えないものを見える化する ・個によって異なるものは見える化する ・見た者に対して何かの行動を促すものを見える化する ・ポジティブ評価できるものを見える化する ・アラートになるものを見える化する 〇 見える化したい、するとよい情報 ・ 出欠席状況 ・ 学習予定 ・ 分かっておかなければいけないこと ・ 重点目標とその達成状況 ・ 週訓に対応して(下駄箱の整頓状況、ロッカーの写真等) ・ 資源回収の状況、ペットボトル回収状況 ・ 授業でのつぶやき ・ 保健室入室状況 ・ いつもと違う状況が発生した時 ・ 個人の頑張りがわかるもの ・ 登校時刻以降の投稿者数、電話本数 ・ 意識してもらいたいもの ・ 先生の生の姿 ・ 学年の打合せ状況 ・ まさに取り組んでいこうとすること ・ イレギュラーなこと ・ 各種取組写真 ・ シラバス、教育課程 ・ 学校の実態(例:保健データ→特に共有したい) ・ いいとこ見つけ(頑張っていることが分かるデータ) ・ 参加者を増やす、仲間を増やす情報 ・ 委員会活動の状況 ・ ホームページアクセス数(市町村学校全体) 次回23年11月23日(水・祝)は、後藤真一さんから学ぶ(教師の子どもを見る視点調査)を行い、研究テーマについてさらに深めます。 会員による発信:第2回愛される学校づくり研究会
第2回愛される学校づくり研究会の様子を以下の会員が発信しています。
〇 小西祥二先生ブログ(福禄寿) 〇 中林則孝先生ブログ(たろっこ) 〇 玉置崇 2011年6月18日仕事日記 皆様、ご一読ください。 第2回愛される学校づくり研究会
18名の参加がありました。いつものように盛り上がりました。
1 出川小学校の研究について(23・24年度) 〇 田中雅也先生より、研究の概要、スケジュールについての発表。 ・堀田先生から「出川小は何をやりたいか」と問われる。ICT活用して何を目指しているのか。 ・外への発信は条件もそろっていて楽であるが、内への発信は苦しい。共有化する時間がとれない。 ・やっと動き始めた研究組織。 〇 意見交流 ・伝え合う学び合うための方法はいろいろあるが、出川小はどこをねらっているか。 ・出川メソッドを共有化していきたい。あるいは、そういったものを共有化していくためのシステムを作りたいのか。 ・出川小学校が2年後に手に入れたい果実は何か。出力イメージを明確にした取組が大切。 ・堀田先生が2年間に8回も来校。そのような学校は類がない。びっくり。 ・2年後の研究発表後の計画が固い。オーソドックスの方が大変だと思うが、工夫がほしい。 ・子どもが堂々と発表している姿が見たい。 ・堂々とした子どもの姿が見えるようになった過程が見える研究発表会をしてほしい。再現性がないといけない。 ・ICTを使ってと打ち出す意味は何か。いまどきICTを使って仕事をするという企業はない。 ・研究の構造化が必要だ。 2 私の学校を「内に外に見える化する」取組例発表 〇 発表者 名倉誠也先生、永井直美先生、近藤肖匡先生、水谷年孝先生、中林則孝先生、野木森広先生、玉置崇先生、小西祥二先生、石川学先生、豊福晋平先生 〇 主な話題 ・ 学校HPが毎日更新している割にアクセス数が少ない原因は何か。 ・ 授業デザインシートをThank You シート→アシストで共有 ・ ホームページの見方と使い方 *使い方という言葉は新鮮 ・ 内に向かって開くことの難しさを感じている ・ HPコンテンツの吟味が必要 ・ 学校HPで授業を取り上げる→管理職の出番 ・ 「授業拝見」の試み(授業参観記録の公開)と成果 ・ 授業研究の足跡を残す試み ・ 市教委として学校を広報する仕掛け、情報を共有する仕掛け ・ 評価評定のチェック結果を全教職員へ公開する効果 ・ 見える化する情報レベルと課題 ・ 多くの評価資料の考察を総括する方法が必要 3 その他 〇 レポートを出されて欠席された方へのコメント依頼。 〇 次回8月は開催場所を検討。懇親会開催の要望もあり。 筑波小・田中先生による電子教科書活用授業分析![]() 【国語】筑波大学附属小学校…………… 青山 由紀 氏 【算数】筑波大学附属小学校…………… 田中 博史 氏 算数授業記録と分析を作成しました。特に電子教科書を活用した授業技術について注目してみました。私の結論はこれまでの技術となんら変わらないということです。いかにすべての子どもを算数の世界に巻き込き論議をさせていくか、田中先生の様々な技術を私なりに分析してみました。 記録は<a href=" 6月4日、「New Education Expo 東京」に参加してきました。参加したセッションの一つに「デジタル教科書を活用した小学校国語・算数授業」があります。 【国語】筑波大学附属小学校…………… 青山 由紀 氏 【算数】筑波大学附属小学校…………… 田中 博史 氏 算数授業記録と分析を作成しました。特に電子教科書を活用した授業技術について注目してみました。私の結論はこれまでの技術となんら変わらないということです。いかにすべての子どもを算数の世界に巻き込き論議をさせていくか、田中先生の様々な技術を私なりに分析してみました。 記録は<swa:ContentLink type="doc" item="37200">ここ(PDF)</swa:ContentLink>をクリックしてお読みください。(玉置) 平成23年度の研究会組織
本年度の研究会の組織です。
愛される学校づくり研究会 組織一覧(平成23年4月1日現在) 会 長 玉置 崇(海部教育事務所) 副会長 小西 祥二(新城市教育委員会) 豊福 晋平(国際大学) 柳瀬 貴夫(EDUCOM) 理 事 中林 則孝(津市立倭小学校) 石川 学(小牧市教育委員会) 伊藤 彰敏(一宮市立大和南中学校) 書 記 都築 淳也(EDUCOM) 会 計 近藤 肖匡(大府市立大府中学校)、松本賢治(EDUCOM) 会計監査 大西 貞憲(フォー・ネクスト) 教育コラム編集部 編集長 玉置 崇(海部教育事務所) 副編集長 小西 克哉(プラネクサス) 副編集長 小西 祥二(新城市教育委員会) 委 員 中林 則孝(津市立倭小学校) 石川 学(小牧市教育委員会) 伊藤 彰敏(一宮市立大和南中学校) ※ 今年度からNPO元気な学校を支援し創る会が運営してきた「スクール55」サイトの教育コラムを本研究会が引継ぎ、企画・運営・発信をすることになりました。そのため、教育コラム編集部の組織を作りました。これまで以上に皆さんから期待される教育コラムを発信したいと思います。ご期待ください。 平成23年度第1回研究会提案
平成23年度第1回愛される学校づくり研究会を豊田市民文化会館で行いました。
以下の内容は、本年度の活動についての提案です。皆さんにほぼ同意していただきました。 1 今年度の目標 (1)「学校を内に外に見える化する」をテーマとした様々な情報交流から、世に問うものを生み出す初年度としたい。 (2)愛される学校づくり研究会・教育コラム(旧スクール55サイト)の継続的な発信、そのための企画・運営を行う。 (3)平成24年2月25日東京フォーラムに向けての企画・準備・当日の運営を行う。 (4)研究会にゲストを招き、会員の力量向上のための研修を行う。 2 目標の具現化に向けて (1)学校を内に外に見える化 ・これまでの学校評価研究・学校広報研究を充実・拡大・発展させる。 ・これまでの枠にとらわれず、お互い自由に発想する。 ・情報交流のきっかけづくりとするために、毎回、提案者を指定する。 ・「学校評価アシスト」のように「C4th」等での新機能登載につながるとよい。 (2)サイト・教育コラムの継続的な発信のための企画・運営 ・「スクール55サイト」のコンテンツの継承・発展・充実をめざす。 ・ 教育コラム編集部(4〜6名程度)を会員で構成する。 ・ 編集部で企画(研究会で提案・協議)、原稿依頼、原稿チェック、謝礼送付(原稿1本、図書券3000円)を行う。年間60本の原稿アップを目標とする。 ・ 原稿のサイトアップはプラネクサスに依頼する。 (3)東京フォーラムの企画・準備・運営 ・ 午前の部の企画から運営まで行う。 ・ 午後の部(案)は別紙参照。実践地区の代表者による研究会での中間報告を受け、協議する。追試や逆提案を行う。 (4)ゲストから学ぶ研修 ・研究会の折にゲストと担当者を決める。担当者は、講師との事前打ち合わせから当日の運営まで担う。 ・ゲストは主に近隣県の教育長や現職校長とする。交通費等すべて含めて、謝礼は20000円。年間5回程度を限度に実施する。 3 日程について 第1回 4月29日(金・祝) 第2回 6月18日(土) 第3回 8月27日(土) 第4回 10月15日(土) 第5回 11月23日(水・祝) 第6回 1月14日(土) 第7回 2月4日(土) 第8回 2月25日(土)終日 品川にて(EDUCOM教育フェアの中で) ※ 第8回を除き、いずれも午後1時から午後4時 4 年会費について ・個人会員 5,000円 ・法人会員 ※代表者1名分の会費を含む、二人目からは個人会員 A) 30,000円(従業員数5名未満) B) 50,000円(従業員数10名未満) C)100,000円(従業員数30名未満) D)200,000円(従業員数100名未満) E)300,000円(従業員数100名以上) ・徴 収 年度最初の会で現金徴収 ※法人・個人共 |
|