最新更新日:2024/07/06
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ようこそ青海中学校のホームページへ。いきいきと活動する生徒の姿を紹介します。

梅雨明け十日

 7月8日、この地方も梅雨が明けました。例年よりもかなり早い本格的な夏の到来です。「梅雨明け十日」という言葉があります。梅雨が明けて十日余りは、雨が降らず安定した夏空の日が続くことを言うそうです。まさに今週は、そのような状況です。外で活動する部の生徒の顔は、太陽で赤くなっています。日差しの強さとともに蒸し暑い毎日です。部活動については、熱中症のことを気にかけながらの活動となっています。水分補給はもちろんのこと、少しでも調子が悪いと感じた時には、本人が顧問等の教職員に伝えるように指導しています。私は熱中症予防対策専用の計器を持ちながら、生徒の活動の様子をみています。
 1学期も残すところあと数日となりました。学習のまとめとともに、夏休みの生活についての事前指導もすすめられています。7月21日から始まる知多地方の大会に向けて、部活動にも力が入ってきています。3年生にとっては最後の大会です。悔いの残らない大会・コンクールになることを願っています。

矢田区「虫送り」に参加して

 7月2日の土曜日に行われた、矢田区の「虫送り」に参加しました。矢田区長さんよりご案内をいただいたからです。教頭先生にも声をかけて、一緒に参加しました。この行事は、新聞やテレビでも紹介をされていて、とても有名です。一度参加をしてみたいと思っていました。矢田区の住民でない私にとって、学校職員ということで、参加できる機会をいただいたことを光栄に思います。
 ところで、この行事は愛知県の指定無形民俗文化財になっていること、豊作を願い、古来より火に集まる稲の害虫を追い払うために行われてきたこと、県内では同様の取り組みを行っているところが矢田地区を含め2か所しかないことなど、教えていただきました。
 松明(たいまつ)は2〜3メートルもあり、持ってみると結構な重さです。藁に火がつくと火の粉はかかるし、熱いしで見た目より松明を持って歩くことは大変だと実感します。しかし、矢田川沿いの道を一列になって歩く様子は、文化財に指定をされるだけの行事だと感じさせるものがあります。あたりの暗闇に比べ、川沿いにあかあかと燃える松明の列とともに、川に映る揺れる明かりもまた、とても雰囲気のあるものです。
この行事は、矢田区だけでなく、常滑市が誇る文化財です。いつまでも継承され、大切にされていくことを願います。そして、今後、矢田区に住む本校生徒が、この伝統行事の中心的な担い手になっていることを期待しています。

交通安全の賞状から思うこと

先日、常滑警察署長さんより交通安全に尽力をしたということで表彰状をいただきました。昨年度もいただきましたので2年連続でいただいたことになります。生徒の交通事故がなかったというのが主な受賞理由とのことでした。さっそく全校集会において、生徒に賞状を見せながら紹介をしました。
このことは、日ごろから交通安全に本校生徒が心がけてきた結果であると素直に喜ぶ一方、いつ事故が起きても不思議ではないという認識のもと、交通安全指導を一層進めていく必要を感じています。
例を挙げるなら、本校から三ツ池付近を通って帰る道は、急な坂道になっています。登校の時は自転車を押して歩いているので危険は少ないのですが、帰りは急な下り坂のため自然にかなりのスピードが出ます。ところが自転車に乗っている生徒には「危険」という意識は少ないように見受けられます。自転車が加害者になり、多額の賠償を求められるケースもあると聞きました。横からの飛び出しに対応できるか、歩行者との接触はさけられるか心配をしてします。このほかにも、狭い路地から一旦停止をせずに出たり、自転車の二列並進であったりなど、他の車の走行に危険と迷惑をかけている話も聞こえてきます。
 過日、車の運転免許を取得したばかりの方とお話をする機会がありました。その方は「車に乗ってみて初めて、これまでの自分の交通のマナーの悪さに気付かされた。」と語ってくれました。多くの人が車の運転免許の取得と同時に、安全運転への意識が大きく向上すると思われます。それだけ車の運転には責任が伴うからです。
 本校生徒の自転車の乗り方が危険であり、マナーが悪いとの電話をいただくことがあります。実態を見て、目に余る光景に思わず連絡をしていただいたことと思います。交通安全については、口を酸っぱくして言っても言い過ぎではないように思います。引き続き、生徒の安全な登下校等への自覚を促していきます。また、家庭での働きかけも重要なことだと思いますので、よろしくお願いします。
賞状に恥じることのないよう安全意識をもった生徒を育てていきたいと思います。そして、来年もこの賞状がいただけるようにしたいものです。校長室の入り口のところに賞状を掲げておきます。

東日本大震災から3か月

 東日本大震災から、3か月余りが過ぎました。生徒の日常生活に直接かかわることが少ないためか、話題に上ることがなくなってきたように思います。新聞、テレビ等を見る限り復興に向けてはまだまだ遠い道のりがあることはだれの目にもよくわかります。本当に多くの人たちの日常を、今回の地震と津波が破壊したことがよくわかります。また、福島の原子力発電所の事故の問題は、それに追い打ちをかけるような困難な課題を私たちに示しています。
 今回の大震災で、日常の当り前の生活がいかに大切なものであるかに気付かせられた人も多いと思います。また、復旧、復興に向けてあきらめずに真剣に取り組んでいる人々の底力に勇気をもらい、逆に希望をもらっているように感じる時があります。
 そうした意味で、逆境に立ち向かい真剣に生きている人々の強さを私たちは生徒に伝えていく必要を感じます。日常の生活に感謝しつつ、より自分を高めていこうとする精神的な強さを生徒に学んでほしいと思います。

半田養護学校の生徒との交流

 6月8日、愛知県立半田養護学校の生徒と本校生徒の交流活動を行いました。午前の授業を済ませ、自転車で半田養護学校まで出かけました。途中、安全のため、大野・三和の「子どもを守る会」の皆さんに交通立哨の協力をいただきながら出かけました。交流内容は、お互いの紹介の後、ゲームなどを通して交流を深めるというものです。
 この取り組みは、年間3回計画されています。1学期は「出会い交流」、2学期は「ワークワク交流」、3学期は「ふれあい交流」と名付け実施されています。3学期の交流は、半田養護学校の生徒が本校を訪問し交流します。交流を深めるためにも、1年間を通してペアを決め、それを変えずに交流を続けることを大切にしています。
 この交流活動は、平成7年度から始まり、今年で17年目となります。今では本校の特色ある教育活動の一つとなっています。
 はじめは戸惑いもありますが、名前を覚え、手をつなぎ、一緒に運動やゲーム等をすることを通じてお互いの理解がすすんでいきます。時に大きな声を出す養護学校の生徒もいますが、それがうれしさの表現だと教えられると、本校生徒の接し方に大きな変化が生じます。こうして理解が深まっていくのだと思います。
 今年の1年生の生徒の皆さんが、3回の交流を通してどんな成長を見せてくれるか楽しみです。

PTA総会 学校長あいさつ文(一部) 4,15(金)

こんにちは 本校の校長の岩橋です。昨年度の役員・委員の皆様には、本校の教育活動に対してあたたかいご支援・ご協力をいただき、ありがとうございました。そして今年度の役員・委員のみなさん どうぞよろしくお願いします。
初めに22年度末に転出した職員をお知らせします。(略)次に本年度の本校職員を紹介します。合わせて部活動の顧問も紹介します。(略)
 本年度、新入生96名を受け入れ、全校生徒数298名でスタートしました。新学期は、気分も一新「がんばるぞ」という気持ちが生徒から伝わってきます。子どもたちは張り切っています。こうした意欲を大切にしながら、子どもたちの活動が充実したものになるよう職員一同、努力していく覚悟です。どうぞよろしくお願いします。
 さて 本校の教育方針は、知徳体の調和のとれた人間形成を図るとともに、生徒の個性の尊重と人権を大切にした教育を推進することです。本年度の重点的な取り組みは次の3点です。
・生徒に目標を持たせ、努力の過程や成果を認め励ますことで、成就感や達成感がもてる教育を進めます。
・学力の向上と学習意欲を高める授業づくりに心がけます。
・基本的生活習慣の定着を図るとともに、学習規律や社会規範を身に付けさせる取り組みを進めます。
 子どもの教育は、家庭での教育を基盤とし、学校・家庭が一体となってすすめていくことにより、成果が現れるものと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

平成23年度 入学始業式 式辞

 96名の新入生の皆さん 入学おめでとう。
 本日より青海中学校の生徒の仲間入りです。皆さんの入学を歓迎すると同時に、これから始まる中学校生活が充実したものになることを期待します。
 保護者の皆様 お子さんの中学校入学、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。青海中学校での3年間、教職員一丸となってお子さんの成長を支えていく所存です。よろしくお願いします。
 さて、中学校での学習や仲間との生活は、大人になる準備期間であると言われます。人生の基礎をつくる時期だからです。そこで皆さんに入学にあたり一点に絞ってお話します。それは「稚心を去れ」ということです。「稚心」とは、「幼稚な心」「甘えた心」を言います。人に言われてやるのではなく、自分から進んで何事にも取り組んでほしいと思います。学習に対しても受け身ではなく、自ら進んで学ぼうとする気持ちを持つことです。その中で、学ぶことの楽しさ・知る・わかる・できる喜びを味わってほしいと思います。そうした経験は、今後の学習をより一層充実したものにしてくれるはずです。
次に一学期の始業式にあたり、2年・3年の皆さんに一言お話をします。新年度に当たり、気持ちを新たにして、この場に臨んでいることと思います。皆さんのその今の気持ちをいつまでも大切にしてほしいと思います。「努力は人を裏切らない」という言葉があります。努力とは、まじめさや忍耐強さだけを指しているのではありません。心の底からの願いや、情熱の強さを伴ってのがんばり、実行力を「努力」と呼ぶのです。そうした思いを持ち続けがんばり続けた人に結果がつてくるのだといえます。これからも、日常の易き、安易な考えや行動に流されることなく、日々精進し、充実した学校生活にするよう期待します。
 話は少し変わりますが、今私たちの国、日本は、これまで経験したことのないとても大きな災害に見舞われています。被災された地域、人々の様子を見るにつけ、本当に心が痛む日々です。しかし、3月11日を境に、日本人の心の中に大きな変化が起きていると感じています。とても厳しい避難所での生活の中、身内を亡くされた方々の気持ちを思うととてもつらい気持ちになりますが、一方で日本全国の多くの人たちが被災された地域を応援しようと動いています。海外の人たちも同様です。また、これまでにない多くの人々の支え合う姿を目にしています。つらく苦しい中でも、夢や希望を語り、明日につなげようと懸命に努力している姿が見られます。そうした姿に、人間のたくましさと底力を感じます。一刻も早く落ち着いた生活ができるよう強く願うとともに、私たちにできる支援を引き続きしていきたいと思います。また、私たちが今こうして入学始業式が当たり前のようにできる喜びをともにかみしめたいものです。
 おわりになりましたが、本日はご多用の中、本校の入学式にご臨席いただきましたPTA会長様 本当にありがとうございます。本年度は、全校生徒数
298名でスタートします。伝統ある本校の教育を守り、さらに発展できるよう、努力してまいります。今後ともお力添えをよろしくお願いします。
それでは、新入生の皆さん・在校生の皆さんのこれからの学校生活の頑張りに期待し、式辞とします。
                平成23年4月7日 青海中学校長 岩橋裕充

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