最新更新日:2024/07/13 | |
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梅雨明け十日
7月8日、この地方も梅雨が明けました。例年よりもかなり早い本格的な夏の到来です。「梅雨明け十日」という言葉があります。梅雨が明けて十日余りは、雨が降らず安定した夏空の日が続くことを言うそうです。まさに今週は、そのような状況です。外で活動する部の生徒の顔は、太陽で赤くなっています。日差しの強さとともに蒸し暑い毎日です。部活動については、熱中症のことを気にかけながらの活動となっています。水分補給はもちろんのこと、少しでも調子が悪いと感じた時には、本人が顧問等の教職員に伝えるように指導しています。私は熱中症予防対策専用の計器を持ちながら、生徒の活動の様子をみています。
1学期も残すところあと数日となりました。学習のまとめとともに、夏休みの生活についての事前指導もすすめられています。7月21日から始まる知多地方の大会に向けて、部活動にも力が入ってきています。3年生にとっては最後の大会です。悔いの残らない大会・コンクールになることを願っています。 矢田区「虫送り」に参加して
7月2日の土曜日に行われた、矢田区の「虫送り」に参加しました。矢田区長さんよりご案内をいただいたからです。教頭先生にも声をかけて、一緒に参加しました。この行事は、新聞やテレビでも紹介をされていて、とても有名です。一度参加をしてみたいと思っていました。矢田区の住民でない私にとって、学校職員ということで、参加できる機会をいただいたことを光栄に思います。
ところで、この行事は愛知県の指定無形民俗文化財になっていること、豊作を願い、古来より火に集まる稲の害虫を追い払うために行われてきたこと、県内では同様の取り組みを行っているところが矢田地区を含め2か所しかないことなど、教えていただきました。 松明(たいまつ)は2〜3メートルもあり、持ってみると結構な重さです。藁に火がつくと火の粉はかかるし、熱いしで見た目より松明を持って歩くことは大変だと実感します。しかし、矢田川沿いの道を一列になって歩く様子は、文化財に指定をされるだけの行事だと感じさせるものがあります。あたりの暗闇に比べ、川沿いにあかあかと燃える松明の列とともに、川に映る揺れる明かりもまた、とても雰囲気のあるものです。 この行事は、矢田区だけでなく、常滑市が誇る文化財です。いつまでも継承され、大切にされていくことを願います。そして、今後、矢田区に住む本校生徒が、この伝統行事の中心的な担い手になっていることを期待しています。 |
愛知県常滑市立青海中学校
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