最新更新日:2024/09/26 | |
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12/21(金) 2学期終業式早いもので2学期の終業式を迎えました。節目節目で自分を振り返ることは、今後のさらなる成長につながります。4月には「あいさつ」と「しなやかな強さ」の大切さの話をしましたが、意識できましたか?遠くからでも元気のよいあいさつをしてくれる南陵中生、にこっと笑顔であいさつをしてくれる優しい南陵中生に、いつも清々しさを感じます。 2学期は一年間でも一番長い学期で、南陵祭等行事も多くありましたが、皆さんが活躍し、躍動する姿がたくさん見られ、嬉しく思いました。周りの人のいいところもたくさん見付けることができましたか? 車いすのアーティスト佐野有美さんの「あきらめない心」の講演や「ハンナのかばん」の巡回公演等では、命や人権の大切さについても考えることができました。 1年生の皆さん、1年生の皆さんは、中学校に入学してすっかり南陵中生らしくなりました。自分の行動に責任をもてる人も増えてきました。とても元気な学年です。何か用件があり、職員室に来るときには、自分の名前と用件を腹の底から声を出して言っているのに感心します。これからも先生方の言葉をよく聞き、自分を高めていってください。 2年生の皆さん、2年生の皆さんは、3年生からバトンを引き継ぎ、生徒会活動や部活動の中心として頑張ってきました。とても優しく温かい学年です。人のための体を動かすことをいとわない働き者の学年です。これからも南陵中をリードしていってください。 3年生の皆さん、3年生の皆さんは、とても真っ直ぐな、力のある学年です。南陵祭等で全校を引っ張ってくれました。さすが最高学年です。進路選択があり、迷うことや悩むことが多かったと思いますが、「努力に勝る天才はなし」という言葉があります。慌てずにこつこつと自分のできる努力で頑張ってください。高校に入るだけでなく、高校に入ってから苦労しない準備をしっかりしておくことが必要です。また、3学期に入ると卒業に向けて一直線です。ぜひ背中で語れる南陵中生であってください。 さて、2018年の締めくくりとして、先日ノーベル賞を受賞した京都大学の本庶佑(ほんじょう たすく)教授の話を紹介します。 本庶(ほんじょう)教授は、免疫の働きにブレーキをかける「PD−1」というタンパク質を発見し、がんの最新治療薬の抗がん剤「オプジーボ」の開発につなげ、見事ノーベル賞を受賞されました。この発見により、がん患者でも生き延びることができる方が増えました。夢のようなことを成し遂げた研究者です。 本庶教授は、基本を大事にされ、基礎研究に時間を多く費やされた方です。記者会見でも数々の名言を残されました。 ○「何か知りたいと思う。不思議だなと思う心が大切」 ○「教科書に書いてあることを信じてはいけない」少し過激な感じがしますが、「教科書に書いてあることを何も考えず鵜呑みにしてはいけない」という意味だと思います。 ○「本当はどうなっているんだという心が大切」 つまり、「当たり前」と思われることにさえ疑問を投げかけ、新しいことを発見したり、それを応用し、オリジナルのものを創り出したりすることができるとのことです。 ○「自分の目でモノを見よう」「納得するまで諦めてはいけない」 本庶教授の言葉は、私たちの人生にも役立つ、奥深い言葉だと思います。何事も「自分の力で考えること」を大切にし、納得がいくまで追究する姿勢に共感を覚えます。 明日から冬休みに入ります。平成最後の年末年始、日常生活の中でも、物事をじっくり考えたり、自分自分を見つめ直したりするいい時間にしてください。呉々も健康と安全には気を付けてください。そして、3学期には、また皆さんの元気な顔が見えるのを楽しみにしています。 |
愛知県常滑市立南陵中学校
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