4月26日(金)6年生は郡山市田村町にある大安場史跡公園に見学学習に行ってきました。社会科での縄文・弥生・古墳時代の学習をさらに深めるために,地元郡山で発見された古墳や土器などを実際に見学しました。大安場古墳は「前方後方墳」としては東北最大のもので,平成3年に発見されました。約1600年ほど前に中通り地方を治めていた豪族の墓と考えられています。震災の影響で古墳の上には上れないので,周りから見学しました。子どもたちはその大きさに改めて驚いていました。展示室には郡山市内で発掘された縄文時代から古墳時代までの土器などが展示されていて,ボランティアのガイドの方が分かりやすく説明してくださり,子どもたちは熱心に見学していました。最後に縄文土器づくりを体験しました。最初に土粘土をよくこねて円盤状の土台を作り,次にひも状にした粘土を土台の縁に沿って円くして積み上げていきました。最後に,縄ひもを土器の表面に押し当てながら転がして縄文の模様をつけて仕上げました。最初は粘土をこねたり,ひねり出したりするのに悪戦苦闘していましたが,たくさんのボランティアスタッフの方々のサポートにより,つくりあげることができました。つくった土器は1ヶ月ほど乾燥させ,6月29日(土)・30日(日)の2回に分けて大安場史跡公園で野焼きをします。見学も可能ですので,ご都合がつく方はぜひ親子でお出かけください。