学校ホームページ研究会

先週末、学校ホームページに関連した研究会に参加しました。ある中学校のホームページのリニューアルと並行して学校ホームページの構成をどのようにすればいいのかということについて研究しようというものです。

今回は学校ホームページを、発信する側と訪問する側の2つの視点から眺めてみました。
学校ホームページの更新頻度が上がってくると、たまに訪問してもその流れについていけません。情報が多すぎてどこを見ていいかわからない状態になります。実際にその学校のホームページは内容が多いため、久しぶりに訪問すると見ようと思っていた記事が最新情報から消えてしまっていて、探すのに苦労することもよくあります。
発信する側からすれば、保護者にぜひ読んでもらいたい記事もあれば、それほどでもない記事もあります。毎日訪問してくれている方には発信する側の伝えたい情報は伝わりますが、たまにしか訪問しない方には他の情報に埋もれてしまって上手く伝わらないこともあります。
発信する側が読んでもらいたい記事を読んでもらえる、訪問する側が読みたいと思う記事がすぐにみつかる。そんな学校ホームページにすることが求められます。そのためには記事のカテゴリーやキーワードを工夫し、トップページを見せたい記事、見たい記事がわかりやすい構成にする必要があります。また、発信者がどのような情報を発信したいと考えるか、対象とする訪問者の属性をどう切り分けるか。これによっても、求められる学校ホームページの構成は変わってくると思います。

今後中学校のホームページのリニューアルを通じて、学校ホームページのテンプレートと言えるようなものをいくつか作ることができたらと考えています。テンプレートを選ぶ作業を通じて、自分たちがどのようなことを誰に伝えたいと思っているのかが明確になり、その結果、内容や方向性が明確で、学校と保護者や地域とのコミュニケーションが活性化する見やすいホームページが手軽に構築できる。そのようなものを目指したいと思っています。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31